奈良すまい図鑑WEBは、編集部が厳選した施工例から、奈良で活躍している優良な工務店を探せるサイトです。
雑誌に載せきれない住まいに関する特集や家づくりに役立つ情報を発信しています。
case
工務店の施工事例
pick up
編集部厳選!住まいの特集
column
家づくりお役立ちコラム
-
2025/06/02
【住宅編集部が答える!】注文住宅で知りたいこと 12選!!
奈良すまい図鑑編集部が取材でよく聞くエピソードや、運営する『住宅会社紹介カウンター ナラタテ』でお受けする質問をピックアップしてお答えします。不安や疑問を解消して注文住宅がますます楽しみになりますように。 1.新築における防犯対策は、どんなことができますか? ヨシダデザイン工房 空き巣の侵入方法は、窓からが圧倒的に多く、次に玄関などのドアからのようです。空き巣の大半は侵入に5分以上かかると犯行をあきらめるといわれているので、開口部の対策を強化するといいでしょう。1階部分の窓には防犯ガラスやシャッターを設置することでたやすく侵入することを妨げます。玄関などのドアにはディンプルキーの導入がおすすめです。ディンプルキーは、通常のシリンダーキーよりピッキングが難しいため侵入を妨げます。センサーライトや防犯カメラの設置も有効です。また、敷地内が見えなくなるような高い塀や生け垣は、隠れやすく空き巣に好まれる条件が整ってしまいますので、オープン外構にするのもおすすめです。プライバシーの確保も両立するには、植栽やフェンスの建て方を工夫するのもいいでしょう。 2.造作家具ってよく聞くけど、どんなものですか? スペースマイン 「造作家具」とは、間取りやスペースの広さ、収納したいもの・置きたいものに合わせて、工務店や設計事務所が一から設計・製作・施工を行う家具のことです。完全オーダーメードで、基本的に床・壁・天井などに固定します。造作家具の最大の魅力は、自由度の高さです。既存の家具や設備を置くのではなく、空間やテイストに合わせてリビングの一角にテレビボードを備え付けたり、大きなものになれば、キッチンや洗面スペースに生活スタイルに合わせた棚を作ったり、統一感がある使い勝手のいい空間を作ることができます。 3.家事をしながら子どもを見守れるキッチンにしたい。 一級建築士事務所 リビングデザイン 子どもたちが遊ぶことのできる空間をリビングやダイニングに設けてはいかがでしょうか。遊び場や勉強スペースがLDKにあると、家事をしながら子どもの様子を見ることができます。キッチンで作業している親に対して、話しかけにくいと子どもは感じる場合もあるため、オープンタイプのキッチンにするだけでコミュニケーションのハードルを下げることができます。対面や回遊性のあるカウンターキッチンを設け、料理をしながら子どもと話をしたり、子どもが大きくなってくれば手伝ってもらったりしすいレイアウトもおすすめです。LDKの中心の家事動線をコンパクトにすることで、子どもを見守りながらもゆったり、家族でくつろげる空間になるよう考え るのがポイントです。 4.子どもがまだ小さいので、先に子ども部屋を作るか悩んでいます。いい方法はありますか? 建築工房 和-nagomi- 今すぐ必要だと感じなければ変動性のある間取りを考えてみてはいかがでしょうか。子ども用のフリースペースや間仕切りのない小上がりを作り、子育て中はキッズスペースとして、成長したら客間にするなど別の用途に転用できます。個室を作るのであれば、あとから壁を設ける工事は難しくないので、まずは大きな部屋を設けておき、子どもの成長にあわせて仕切って使えるように可変性のある間取 りにするのもおすすめです。子どもが小さいうちは家族の寝室として使うこともできます。 5.家事をしやすい間取りにしたいけど、どうしたらいいかわかりません。 北条工務店 料理や洗濯、掃除など、家事のために移動する経路を「家事動線」といいます。家事をしやすくするには、この「家事動線」をコンパクトにまとめるといいでしょう。特に水回りの動線を集約し、効率的にすることで家事ストレスが軽減されます。洗面所からキッチン、リビングへの移動が一方通行ではなく、ぐるぐると回ることができる「回遊動線」にすることで行き止まりなく家事を行うことができます。また、アイロンや掃除機など、それぞれ使う場所に収納するのもひとつです。生活スタイルを考えてみて、家族の動きなどを把握することで、何がどこに必要なのかが見えてきます。 6.ハウスメーカーと工務店、設計事務所の違いを知りたいです。 ハウスメーカーって? ハウスメーカーには明確な定義があるわけではありませんが、あえて工務店や設計事務所と区別するとすれば、自社工場を持ち、規格化された一定の品質の建材や設備を大量生産することでコストを抑え、全国規模に住宅の提供を展開している会社と言えます。 仕様が統一されているので、商品の供給も安定しており、ハウスメーカーが価格やテイスト・仕様別に基本プランを作成し、その中から選ぶことができます。規格外の要望があれば、特注としてオーダーもできます。ただ特注扱いなので、コストは高くなる傾向にあります。 工務店って? 工務店の多くは地域に密着しており、土地に精通していることが多いため、建てたい土地の特長を生かした建築を得意とします。設計から施工まで建物工事の全部を請け負い、自由度の高い設計を手掛けることが大きな特長です。規格に沿ったプランを提供するハウスメーカーでは対応できない狭小地や変形地の建築にも対応できます。 工務店によって得意とする設計やデザイン、特色がありますので自分のイメージに合った工務店を探すことでオリジナリティーのある家づくりが可能になります。 設計事務所って? 設計事務所は、その名前の通りお客様の望む間取りや内観、外観をヒアリングで丁寧に拾い上げ、細部にわたり一から「理想の住まい」を設計し作り上げる会社です。設計士が在籍しており、敷地の形状や周囲の環境も踏まえ、独自性の高い唯一無二の設計プランの実現が可能となります。 主な仕事は、工務とは独立してかなえたいデザインを形にする設計です。工務店と提携している設計事務所であれば、設計完成後にそのまま設計事務所から信頼する工務店に工事依頼してくれますので、設計から完成までワンストップで行えます。 土地の形状や地盤、希望している要望に即して構造体を選ぶことができるのも魅力のひとつです。 家づくりで最も重要なことは「家づくりのパートナーをどこに決めるか」です。どんな家に住みたいか、生活スタイルなどを考え住まいのイメージを一緒にかなえてくれる住宅会社を選んでください。 7.信頼できる会社かどうかは、どう判断したらいいですか? 住宅会社紹介カウンター ナラタテ 一番いいのは、実際に工務店や住宅会社へ行って、これまでどんな家を建ててきたのか、どんなスタッフが働いているのか、よく見聞きし雰囲気を知ることです。 でも、「いきなり行くのはちょっと」という場合はそれぞれの会社が行っているイベントや見学会、注文住宅を建てた方の住まいを見ることができるOB訪問などをきっかけに、実際の施工例を巡りながら、いろんな会社と接点を持つことをおすすめします。予算も土地もなにも決まっていないし、漠然としたイメージだけしか今はないという方でもイベントなら、気軽に参加OKな雰囲気です。 それでも住宅会社に迷っていたり、家づくりに対する不安が募ったりしたときは、住宅相談窓口を利用するのもおすすめです!第三者の立場からお客様の要望を整理し、家づくりのステップを進めるための相談ができます。 8.収納力のある玄関にしたいけど、すっきりも見せたい。 マイ工務店 来客用と普段家族が使う玄関を分けたファミリー玄関というスタイルがあります。散らかりやすい玄関を分けることで、来客時に慌てることがなくなります。 扉付きのシューズクロークを設置すると、収納が丸見えになることなくすっきりとした空間を保つことができます。その扉に鏡をつけることで、身だしなみのチェックができる+空間が広く見えるという効果も! 土間収納を設けると、アウトドア用品やスーツケース、三輪車など外からそのまま収納することができます。それぞれ収納量・レイアウト・動線などが大きく異なるため、玄関の間取りや生活スタイルを考え住宅会社と相談し選ぶことが大切です。 9.毎日使うキッチンの手入れを楽にしたい!おすすめの設備はありますか? キッチンを選ぶときは、メーカーとグレードをチェックしましょう。多くのメーカーは、だいたい3種類のグレードを展開していて、それぞれデザインや対応しているオプションが違います。本当に必要な設備をしっかり想定して自分に合ったキッチンを選ぶことが大切です。今回編集部がご紹介するのはLIXILの「リシェル」です。LIXILのキッチンは、使いやすさとデザインの良さが調和しており、価格も手頃でバランスの取れたキッチンとして定評があります。「リシェル」の魅力は多種多彩。ワークトップ(天板)は、熱や傷に強く、デザイン性も高いセラミックで作られ、熱いままのフライパンを置いても変色・変形しません。また、吸水性がないため、汚れが染み込むことなく簡単に拭きとることができて、お手入れ楽々です。 汚れがスムーズに流れる「スキットシンク」は、シンク奥に段差が設けられていて、素早く水が流れていくよう設計されています。それにより汚れの広がりが抑えられ洗い物あとのシンク掃除が簡単に! 2段のレーンを活用してさざまな作業が手際よく行える「Wサポートシンク」はシンク内にレールがあり、スライド式のプレートを引き出せて、ワークトップを汚しやすい揚げ物の下ごしらえや肉・魚のカットなどをシンク内で行うことが可能。また洗い物の水切りなど作業に応じてシンク内のスペースを活用できて、調理も片付けもWでサポートしてくれます。 株式会社 LIXIL LIXILのキッチンは収納力も魅力のひとつ。「リシェル」ではテコの原理で、引き出しを開ける力を約30%軽減したという「らくパッ収納」でさらに使いやすさがアップ!立体構造で無駄なく収納スペースが活用できるようになっています。 10.毎日子どもと一緒に入るバスタイムの充実と、機能性もデザイン性も欲張りたい! お風呂は一日の疲れを癒したり、家族とのコミュニケーションを育む場であったり、大切な空間です。ご自身のライフスタイルに 合ったお風呂を設置することで、満足度の高いバスタイムを毎日過ごすことができます。 編集部がご紹介するパナソニックの「オフローラ」は、「シンプルって、自由」がコンセプトのシステムバス。当たり前にあったカウンターや棚をなくすことですっきりとしたデザインと、お手入れのしやすさが実現されています。洗い場のスペースが広々と使えて、子ども達とのびのびお風呂タイムが過ごせます。 Panasonic 天井に埋め込まれ凸凹のない「フラットライン照明」、表面が硬くなめらかで拭くだけで綺麗な状態を保つことができる「スゴピカ浴槽」、水垢が付きにくい新素材で作られた「スゴピカ水栓」、床はスミが少し立ち上がってコーナー部に目地がなく、スミまでラクに拭くことができる「スゴピカフロア」が標準仕様の「オフローラ」は、浴室まるごとお手入れしやすくなっています。壁パネルも選べる幅が広く、デザイン性も高い空間を演出できます。そこに自分好みのアイテムをプラスすることで、ご自身のライフスタイルに合わせてお風呂を組み立てていくことができるのも大きな魅力。 オプションでつけられる「酸素美泡湯」は、酵素を含んだミクロ泡がお湯を白く柔らかくし、湯冷めしにくく体を芯から温めてくれます。モイスチャー効果もあり、肌のうるおいが保たれしっとり感が長続き。バスタイムをどう過ごしたいかを考えて、選ぶのは楽しいですね。 11.雑誌で室内窓をみて、素敵だったので作ってみたいです!室内窓にはどんな効果がありますか? 𠮷川住研 室内窓は、見た目がおしゃれなだけではなく、立地条件や間取りによって、窓の取れない部屋や奥まった部屋であっても、室内窓で日当たりのいい部屋とつなげて明るさを採り、風の抜けも確保できます。 また、室内窓を設けることで空間のつながりが緩やかになり、別々の場所にいながら家族を近くに感じることができます。 12.大きなダイニングテーブルを置いて、リビングを作らない間取りは可能ですか? 輪和建設株式会社 もちろんできます!最近ではダイニングとリビングが一体化した、リビングを設けない間取りを選ぶ人も増えているようです。 リビングを作らないことで、空間に余裕をもってダイニングを作るということもできますし、間取りの選択肢も増えます。ダイニン グを中心に家族と過ごす空間を考え、食事をしたりくつろいだり、家族団らんの場として大きなダイニングテーブルを配置するのは素 敵ですね!キッチンカウンターとダイニングテーブルをつなげて配置すると、配膳や後片付けなどの家事動線も楽になります。 まとめ>> いかがでしたでしょうか? 家づくりで大切なことは、「思い描いている暮らしのイメージや、かなえたい生活スタイルを作り手に伝えること」。 人生を過ごす住まいについて、家族や住宅会社、相談カウンターなどで思う存分話してください!そして、マイホーム実現への過程を楽しむことも重要です! 「奈良すまい図鑑WEB」では、県内の優良住宅会社が掲載されています。是非、ご自身のこだわりを見つけて、どの住宅会社が自分に合っているか検索してみてください!
-
2025/06/02
2025年版、奈良の工務店モデルハウスへ行こう
県内各所にある住宅会社のモデルハウスや展示場。 家づくりを考えている人なら、必ず行って欲しい場所です。 そこで、編集部がよくある不安や疑問を解決します! 絶対予約が必要なの?? 突然モデルハウスに訪問しても、担当者が工事現場や打ち合わせに行って不在の場合があります。また住宅会社によっては、営業事務所からモデルハウスの場所が離れているため、随時人が居ないという場合も。予約の要・不要は会社により異なりますので、必ず事前に確認しましょう。 家を買わないといけないの?? 一度訪問したその場で契約をする人は、ほぼいてません !! 契約をする人は、すでに心に決めていた人です。会社担当者の人たちも、モデルハウスに来てくれた人へ強引に売りつけるようなことはしません。まずはお客さん側も企業側も、お互いを知ることがメインになります。 一度行ったら、しつこく営業されない?? 毎日電話がかかってきたり、時には家まで訪ねて来られたり、それはとっても困りますよね。その経験はもしかすると、ご自身の返答に問題があったのかも?電話を不在着信のまま置いておいたり、「考えますね」と言ったまま返答をしていなかったりしませんか?しっかり断る、もしくは「必要時はこちらからかけます」と、きっちり答えを伝えましょう。 モデルハウスで、ずっとピッタリ付いてこられるのはプレッシャーなんだけど? これは、安全の確保や小さな疑問にも答えられるようにという担当者の気配りです。初めて訪問するモデルハウスの中では、気になる素材や素敵な空間に見とれてしまうことも。そして気が付かない段差があってビックリ!!ということも多々あります。担当者の人とお話しながら見て回るのがベストです。 実際、何を見たら良いの??? まずは、実物を見て雰囲気を感じること。天井高や大空間、家事動線など言葉ではよく聞くけれど、スケールや動線は実際に体感してこそわかるもの。また窓や照明の位置には、どういった工夫がされているのか。経年により素材はどのように変化しているのか。そして、その会社にはどんな人が働いているのか、一緒に家づくりができそうかどうかも。しっかり確認してみましょう。おおよその価格帯の確認もお忘れなく。 【行ってみよう!】奈良県内優良企業のモデルハウス7選 各企業がどういった家を手掛けるのか、雰囲気や心地よさなどがよくわかるモデルハウスが県内各所にあります。 【マルマインハウス 株式会社マルヤマ】奈良市:富雄北の家 【吉川住研】奈良市:ならやまモデルハウス 【スペースマイン】大和郡山市:四季の家 【マイ工務店】天理市:HYGGE STYLE(ヒュッゲ スタイル) 【リビングデザイン】天理市:リビングデザイン モデルハウス 【サイエンスホーム 奈良店 株式会社カーペンターズハウス】斑鳩町:ナチュラルカントリーの家 【奈良規松緑化】生駒市:エクステリアパークコンパス生駒店
-
2025/06/02
【キッチンの基本2】生活に合ったキッチンを見つける
毎日使うキッチンは、調理中も片付け中も、ストレスなく使いやすい場所が求められます。 だからこそ、キッチン選びの基本は、生活に合ったキッチンを見つけることです。 そのためには、ご家族の生活に合ったキッチンのスタイルをセレクトすることが必要になります。 【1】キッチンの向き、対面or非対面 敷地の大きさや間取りによって可能不可能はありますが、キッチンをどのように配置するかは、まずダイニングやリビングと向き合わせて配置され、お料理中も家族の様子が確認できる「対面」か、向き合わず調理に集中できる「非対面」の2パターンに分かれます。さらに、それぞれキッチンが壁に沿っているかどうかで、また2つに分かれます。 a、対面:アイランド(孤島) b、対面:ペニンシュラ(半島) c、非対面:壁付 d、非対面:独立(個室) それぞれメリットがありますので、詳しく見ていきましょう! a、対面:アイランド(孤島) アイランドキッチンは「孤島」のようにキッチンが配置され、左右どちらからでも入れるようになっています。 そのため、ある程度ゆったりとした面積が確保できないと、配置できないキッチンでもあります。 回遊動線がもてるので、複数人で一緒に料理がしやすいのが特長。 b、対面:ペニンシュラ(半島) 注文住宅・リフォーム問わずに、取材をしていて一番多いのがこちらのキッチンパターン。 キッチンの左右どちらかが壁にくっついて設置されています。 「ペニンシュラ」とは半島を意味しており、壁からニョキッと半島のように突き出た形からこの名前が付けられているそう。 例えば、火の近くにお子さまやペットを近づけたくないといったご家庭や、コンロの周りには壁を設けて清掃性を高めたいといった要望にバッチリ応えてくれる。 c、非対面:壁付 キッチン全てを壁沿いに配置するのが、壁付キッチン。 限られたLDKのスペースを有効に利用したいといった場合や、調理に集中したい!という方に人気。 d、非対面:独立(個室) ダイニングやリビングから離して、キッチンのみの部屋を設けるパターン。 料理の匂いが部屋に広がるのが嫌、キッチンを人に見られたくない、調理家電が見えることで部屋の雰囲気を壊したくない!といった方に人気。 【2】キッチンの種類、手元を見せるor見せない 対面キッチンの場合、キッチンからダイニングやリビングを見渡せるのが特長ですが、反対に逆側からもキッチンが丸見えということ。そこで、カウンターや吊戸棚を設置することで、利便性を高めながら見える範囲も調整することが可能です。 a、フルフラット b、セミフラット c、セミオープン a、フルフラット キッチンのCM広告やモデルハウスで見かけるのは、ほぼこのフルフラットキッチン。 無駄に遮るものがなく、LDK全体を一つの部屋としてすっきりと見せてくれる。 ■フルフラットのペニンシュラキッチン施工例 パーシモンホーム by株式会社日都建設「鉄骨階段でつなぐ集いの場と自分時間のある家」 b、セミフラット キッチンの前面に腰壁やカウンター収納を付けて、手元が隠せる。立ち上がり部分にニッチを設けて調味料置き場にしたり、コンセントを増やしたりすれば、作業効率を高めることも可能。 旦那さんやお子さんが、シンクを使った後の「あら?こちらで水浴びでもされましたか?」といった水の飛び散りも防いでくれる。 ■セミフラットのII型ペニンシュラキッチン施工例 吉川住研「日常の中で感じる非日常、こころの豊かさを追求した住まい」 c、セミオープン コンロの前に壁を設けて油の飛び散りを防いだり、対面キッチンの上部に吊戸棚などを設けて収納力を高めたり、視線を防ぐと共に利便性をUPできる。 ■セミオープンのペニンシュラキッチン施工例 ビーライフ 一級建築士事務所 まとめ これなら使いやすそう、自分の家族にはこっちかなといった、理想的なキッチンはイメージできましたか?自分以外のご家族のキッチン使用頻度や来客の頻度も、キッチン選びの一要因に加えて、使い勝手が良く、部屋の雰囲気にピッタリと合って、家事ストレスフリーのキッチンを手に入れてくださいね! 関連コラム:【キッチンの基本1】シンクとコンロの配列 加筆:2025年6月2日 初回投稿日:2023年1月23日
-
2025/06/02
【キッチンの基本1】シンクとコンロの配列
朝・昼・晩と毎日使う場所だから、そこに立つことが楽しくて、ストレスなく使えるキッチンが理想的。さらに収納力があって、お掃除が手間なくできて、おしゃれだったら文句なし。そこでまずは、キッチン別にメリット・デメリットをご紹介します。そして、奈良の工務店が実際に施工した写真と一緒に魅力を整理していきましょう。 『一級建築士事務所リビングデザイン』モデルルームのキッチン こちらのキッチンは、フルフラットのI型キッチンをペニンシュラ施工。 今の時点で、「ふるふらっと?」「I型?なんて読むの?」「ぺぺぺにんしゅら?」と、何がなんだかわからない方も、この記事を読むと、まずは「I型キッチン」が理解できるようになります! キッチンの配列 キッチンの配列は、大きく分けて次の4パターンが挙げられます。 【1】I型キッチン 【2】II型キッチン 【3】L型キッチン 【4】U型キッチン 【1】I型キッチン まずは、I型キッチン(あいがた)。シンク・調理天板・コンロが1直線に並んでいます。上から見るとその形がアルファベットの「I(アイ)」の形と似ているから、I型キッチンと呼ばれる由来になっているとか。キッチンの中でも一番オーソドックスな配列で、昭和のアパートは、ほぼこちらの形です。 ちなみに、昭和50年代後半築の大手ハウスメーカーの戸建て建売だった実家もこのカタチ。 昔住んでいたギリギリ平成生まれの4F建て鉄筋コンクリート造の賃貸マンションもこちらのカタチです。 キッチンを壁付にするか、リビングに向けるか(対面キッチン)で、使い勝手も雰囲気もグッと変わります。 ○メリット ×デメリット キッチンの面積がコンパクトにまとめられるため、狭小住宅でも採用しやすい。 調理スペースを広げすぎると、シンクからコンロまでの移動距離が遠くなって不便。 シンクとコンロの間の調理スペースを広げることで、作業効率を上げられる。 調理中は平行移動しかできないため動線が混み合い、複数人だと使いにくい。 I型キッチン施工実例 ↓ 『なかむら工務店』新築で採用、「新しくて古い」 を異素材で表現した省エネ住宅>>> 『シバ・サンホーム』新築で採用、風合いを楽しめる白い塗り壁の家>>> 【2】II型キッチン こちらもキッチンを上から見たときに、「I」が並んで「II」の形に見えることからII型(2型・にがた)もしくはセパレート型キッチンと呼ばれています。 シンクとコンロを別の「I」列に配置することで、例えば、シンクはリビングに向けて家族の様子がすぐわかるように、コンロはお掃除の利便性を考えて壁付にといった設置が可能です。小さなお子様がいるご家庭では、火は子供の手が届かないなるべく離れたところに。。。といった安全性にも応えられます。 ○メリット ×デメリット シンク・コンロ・冷蔵庫の配置を三角することで、作業効率がUP。「ワークトライアングル」と呼ばれています。 シンクで洗った野菜をそのままフライパンに!湯切りしたお鍋をコンロにもどす!といったときに、水が落ちて床が濡れがち。 調理に使う作業スペースを広くとりやすい。 コンロで調理中は、リビングの様子が見えない。 火や熱い鍋などを生活スペースから、できるだけ離すことができる。 II型キッチン施工実例 ↓ 『マイ工務店』新築で採用、色とりどりの植物と調和する住まい>>> 【3】L型キッチン こちらも見たまま、コンロとシンクがLの字につながっているキッチンを、L型(エルがた)キッチンと呼びます。全てを壁沿いに設置することも、L型の一部のみを壁沿いに設置することも、どちらでも可能。 ○メリット ×デメリット コンロとシンクの行き来がしやすい。 L字の角になった部分は奥行きがあるため、デッドスペースになりがち。 作業スペースの広さが確保しやすい。 I型と比べると高額になる場合がある。 L型キッチン施工実例 ↓ 『岡田工務店 岡田一級建築士事務所』新築で採用、住まい手になじむ、和モダンの「優しい家」>>> 『大吉建設』リノベーションで採用、きれいな空気に包まれた、笑顔も溢れる健康住宅を実現>>> 【4】U型キッチン シンクからコンロ、調理スペースまでが「U」の字につながって並んでいるキッチンがU型(ユーがた)キッチン。まるでDJブースのような、キッチンステージのような堂々たる存在感を放ちます。調理スペースがとても広く使えて便利なキッチンです。しかし、なかなか広いスペースが必要となるため、あまり日本の一般家庭では見かけないかもしれません。 ○メリット ×デメリット 広々とした調理スペースが実現可能。 施工に広いスペースが必要。 まとめ シンクとコンロの位置関係によって、4パターンに分けられるキッチンの配列。 今のお住まいのキッチンはどのような形でしたか? キッチンに使える広さや使い勝手に合わせて選択してくださいね。 関連コラム:【キッチンの基本2】生活に合ったキッチンを見つける 加筆:2025年6月2日 初回投稿:2022年4月21日
-
2025/06/02
知っておきたい!工務店で建てる注文住宅8つのステップ
オーダーメード住宅づくりのステップ “何から始めればいいのかわからない“。多くの方が、家づくりを始めるにあたり最初にそう考えます。注文住宅は、自分たちの希望や思いをカタチにできる反面、決断や選択をする場面が多く、その道のりは決して短くはありません。今回は、工務店での注文住宅づくりのステップと、気をつけたいポイントやヒントを考察していきます。 1 【1】「家を建てたい」と決めたら家族全員でイメージプランニング 家を建てようと決めた瞬間から家づくりは始まります。「家を建てる=人生をデザインすること」。まずは、家族全員で「どんな暮らしがしたくて、どんな家に住みたいのか」を一緒に考えましょう。将来の生活様式や、家族構成の変化など考慮しながら、理想の部屋のイメージや、暮らしやすい動線を想像してみましょう。 SNSや住宅雑誌、展示場などでイメージを膨らませながら具体化する。 POINT1 SNSのPinterestなどで“理想の家”ボードを作っておくと便利です。 POINT2 『奈良すまい図鑑』などの住宅雑誌を見たり、モデルハウスを見学したりして、理想の住まいのイメージを広げましょう。 POINT3 完成見学会に参加する。(等身大の暮らし、最新設備、性能がわかる) 【2】必要に応じて、土地探しをスタート 「家を建てる」ことは人生でも大きな決断の一つですが、その第一歩となる「土地選び」は、住まいの快適さや生活の質に直結する重要なポイントです。なぜかというと、土地の形状や方角、広さが建物の設計に密接に影響するからです。 土地と建物を同時に考えることが、理想の家づくりのコツ。 POINT1 土地探しについても工務店に相談すれば、親身に対応してくれることがあります。地元の情報に詳しい工務店なら、非公開物件を案内してくれることも。 POINT2 土地選びの際は、その地域の特性に加えて、通勤・通学のアクセスの良さや日当たり、周囲の騒音リスク、地盤の安全性など、トータルで検討することが大切です。 【3】工務店を選ぼう(土地探しも対応してくれる工務店の場合は②と同時進行できます) 土地が決まったら、いよいよ、家づくり成功のカギとなる工務店選びです。 地域密着型工務店といえば、自由度の高さと、お施主様目線の対応力が最大の魅力です。 その工務店がどんな家を建ててきたのか、得意とするデザインや雰囲気をチェック。 POINT1 「構造見学会」や「完成見学会」に足を運び、建物の構造や工務店の技術力を実際に見て、体感してみましょう。実際の建物を見ることで、自分たちの暮らしをよりリアルに想像しやすくなります。また担当者との相性チェックも、家づくりにはとても重要です。 【4】ヒアリングとプラン提案 工務店が決まると、理想の暮らしや希望する間取り、デザイン、設備などについて、詳しいヒアリングが行われます。その内容をもとに、間取りプランや概算見積もりが提案されます。 具体的なイメージを伝えたいときは、写真を見せながら話すと効果的。 POINT1 すべての要望をかなえようとすると、どうしても予算を超えてしまいがちです。 打ち合わせを円滑に進めるために、「絶対譲れないポイント」と「可能であれば叶えたいポイント」を事前にまとめて、優先順位を決めておくことをおすすめします。 【5】契約・仕様決定 提案プランと見積もりに納得できたら、工事請負契約を締結します。その後、設備や内装・外装の仕様をひとつひとつ決定し、それが実際の建物のかたちとなります。 POINT1 後からの仕様変更は追加費用がかかる可能性が高いので、できるだけこのタイミングで決定しておきましょう。 POINT2 モデルハウスで実物を見れば、サイズ感や質感のイメージがつかみやすくなります。 【6】着工・建築スタート 地鎮祭を経て、いよいよ工事着工となります。基礎工事で土台を作り、次に上棟で骨組みを完成させ、その後内装工事に移ります。工事中もこまめに現場に足を運び、進捗状況を把握しておくと安心です。 気になる点はその場でどんどん質問。 POINT1 現場監督とのやり取りがスムーズな進行のポイントです。 【7】竣工・引き渡し 完成後は工務店と一緒に内覧をして、不具合がないかしっかり確認します。問題なければ鍵を受け取り、新生活スタート。 POINT1 住宅設備の使い方やメンテナンス方法は、しっかりと説明を受けておきましょう。また、保証内容やアフターサポートの範囲もこのタイミングで確認しておきます。 【8】アフターフォロー 家は建てた後の暮らしが何よりも大切です。むしろ、暮らし始めてからがスタートとも言えます。 困ったときにすぐ連絡できる関係を築いておくことが理想的。 POINT1 定期点検やトラブル時の対応がきちんとしている工務店なら、安心して長く暮らせるでしょう。 わからないことは、住宅会社相談カウンター「ナラタテ」に相談! 奈良で注文住宅を建てるなら、住宅会社相談カウンター『ナラタテ』の活用がおすすめです。土地探しから工務店選びまで、経験豊富なアドバイザーが丁寧にサポートし、お客様に最適な住宅会社をご紹介します。理想の家づくりを、まずは楽しくイメージするところから始めてみませんか?お気軽に『ナラタテ』へご相談ください。 まとめ:家づくりで最も重要なのは、“信頼関係”です。 注文住宅は、一生に一度のかけがえのないプロジェクトです。 簡単な道のりではありませんが、信頼できる工務店と一歩ずつ丁寧に進めることで、理想の住まいを形にすることができます。「こんな暮らしがしたい」という思いを言葉にし、それを真摯に受け止めてくれる信頼できるパートナーと出会うことが何より大切です。それが、理想の家づくりを叶えるための最も重要なポイントです。 ライター:内藤美由紀
-
2025/06/02
「理想の家」を建てる5つのポイント
一生に一度になるかもしれない、マイホームづくり。 決して安い買い物ではないからこそ、後悔や失敗はしたくない。居心地が良く、いつでも安心できて、帰るのが楽しみになる家を手に入れたいですね。そのために、「理想の家」の実現に向けて知っておきたい5つのポイントをお伝えします。 ─ 目次 ─ 【1】情報収集 【2】理想を家族で共有する 【3】信頼できる会社・プランナーと家づくりを進める 【4】プランナーとの擦り合わせを怠らない 【5】コストバランスを考える まとめ 【1】情報収集 Johnny_pxによるPixabayからの画像 まずは、「理想の家」に関する情報の引き出しを増やしましょう。そして、理想とする家や、好きな部屋の雰囲気をしっかりと自分で認識し、周りに伝えられるように準備が必要です。 その第一歩としては、書店に行ったり、インターネットを開いたり、ご自身の都合と使える時間に合わせて利用しましょう。 書店で暮らしの情報誌や住まい情報誌を開く、旅の本から美しいホテルの雰囲気をチェックする。海外の雑誌を開いて、日本とは違う角度から情報収集をするのもオススメです。 MarieによるPixabayからの画像 また、Instagram・ピンタレスト・憧れの人のSNSなどから、好きな雰囲気の画像や動画を集めておく。 YouTubeでも家づくりそのものに関する情報や、暮らし方といった情報まで、ハード面もソフト面もいろいろと発信されています。もちろん全てに目を通す必要はありませんが、興味のあることが知れて、信憑性も合わせて確認する機会が持てるのは良いことです。 【2】理想を家族で共有する HamsterfreundによるPixabayからの画像 「理想の家」はどなたとお住まいになりますか? 両親・夫婦・子供、それぞれが居心地良く過ごせる家となるように意見を出し合い、誰も置いてきぼりにならない、みんなの理想が詰まった家が良いですね。 玄関に手洗い場が必要or必要ない、風呂場に窓が必要or必要ないといったことから、南向きであたたかい日差しが差し込むリビングが良いという人もいれば、北向きのやわらかな光に包まれるリビングが落ち着くという人も。 小さなことから、間取りに関わる大きなことまで決めなければいけないことはたくさんあり、それは個人の好みだけではなく、実際の生活パターンによっても異なります。 どうしても意見がまとまらない!という場合は、住宅会社のプランナーに相談して解決策を探ってもらうのも一つの方法です。 【3】信頼できる会社・プランナーと家づくりを進める PexelsによるPixabayからの画像 ハウスメーカーが良いのか、工務店が良いのか、どこの住宅会社が良いのかわからない。という方もたくさんいらっしゃると思います。百聞は一見にしかず、ぜひ無料相談会や構造見学会・完成見学会に足を運んでみましょう。 どういった特長がある家を建てる会社なのか、働いている人たちや会社はどんな雰囲気なのか。そういった中で「各社の担当者(プランナー・営業担当者)を信頼できるか、話していて楽しいか」といった視点で、見極めるのもひとつの方法です。 家づくりが始まると細かい打ち合わせが多く、「この人ならわかってくれる」という安心感や、うまくコミュニケーションが取れるかどうかは大切なこと。少人数で営まれている工務店では、窓口担当者を変更したいと思っても、他にスタッフがいないという場合もあります。壁紙ひとつ決める場合でも、膨大なカタログの中から選ぶのは一苦労。自分の好みを分かってくれる、信頼できる担当者と出会えていれば、そういった選択もストレスなく決めていけます。 【4】プランナーとの擦り合わせを怠らない StockSnapによるPixabayからの画像 理想の家を実現させるためには、建築を依頼するプランナーへ思いを伝える時間は最重要項目です。 たとえば「落ち着きのある色合い」と言っても千差万別。土をイメージする茶色が落ち着くのか、それとも海を彷彿させる青色なのか。ファッションモデルのアンミカさんが、バラエティー番組で発言された「白って200色あるねん」と同じように、色には細かな違いがあり、捉え方にも個人差があります。 同じように「おしゃれ」と言っても、どんな家が「おしゃれ」なのか、大きな個人差があります。どういう色・形状・雰囲気が「おしゃれ」なのかをしっかりプランナーと擦り合わせましょう。 その際のアイテムとして、情報収集の際に集めた画像や雑誌の切り抜きなどがあれば、口ではなかなか伝えられない細かなニュアンスも、視覚を通して相違なく伝えられます。 【5】コストバランスを考える Nattanan KanchanapratによるPixabayからの画像 理想の追求には、どうしてもお金がかさんでしまうもの。どこにどうお金を使うのかは、しっかりと見極めが必要です。 家が建った後、目に見える部分は全て、後からリフォームをすることができます。トイレやキッチンなどの設備は、毎年と言っても良いほど新しい機能や便利な機能が増えていきますし、壁紙や床材などは比較的安価かつ短期間で変更できます。どうしても気に入らない部分は、建築後にいくらでも変更できます。しかし、目に見えない家の基礎となる部分や安全性などは、最初の投資が必要不可欠です。 また後回しになりがちな、駐車場やお庭といった「家の見た目」に関わる部分にかける予算配分も大事です。家づくりのプロであるプランナーに相談しながら、限りある予算をフル活用できるような設計プランを出してもらいましょう。 まとめ まずはマイホームの実現に向けて、住まう人みんなの理想を整理して夢を膨らませていきましょう。信憑性のない情報に惑わされないよう、気になったことは各社の無料相談会などに参加して、プロに意見を聞いてみるのも良いと思います。 しっかりと自分たちの話を聞いて、気持ちに寄り添ってくれる住宅会社に出会い、住まう人みんなの「理想の家」をぜひ実現させてください。 加筆:2025年6月2日 初回投稿:2023年4月21日
-
2025/05/30
子育て中でもスマートに暮らしているママは、実は取捨選択上手だった
子育て中でもスマートで洗練されたお洒落な部屋で暮らしたい。憧れるのは、無駄がなく、インテリアや動線にもこだわり、上質で整った暮らし。今日こそ絶対断捨離しよう。いつもそう思っているのに、現実は程遠く、家事、育児、洗濯、宿題、次々とくるプリントの山に追われる毎日。それなのに、SNSの世界には、子育てを楽しみながら、すっきりとしたおしゃれな部屋でスマートに暮らすママが一定数存在しますよね。一体あの人たちは何者なのでしょうか?心底うらやましいけれど、どうやったらそうなれるのか見当もつきません。だけど彼女たちは、実は「整理収納アドバイザー」でも「家事が得意なプロ」というわけでもなさそうです。今回は、憧れの「丁寧な暮らし」に近づくために、まずは見直すべき「動線」と「仕組み」を考察していこうと思います。 家の中の“流れ”を無理なく作ることで、動線を味方につけた「片付けがはかどる家」にする モノが「自然と元に戻る」仕組みを作ることは、最大の時短&ストレス軽減につながります。特に子どもがスポーツをしている家庭では、道具や洗濯物が多く、片付けのハードルが俄然アップしてしまうため、仕組みづくりは最重要課題です。 1.玄関を「帰宅」→「片付け」→「明日の準備」が完結できるゾーンに 最初に手を付けたのは玄関です。ただいまの声と共にせっかく片づけたリビングが一気に散乱するのを防止するため、玄関を「片づけ」「翌日の準備」が子供にもわかりやすくできる工夫をしてみました。 具体的には 壁にフックを取り付けて、カバンやキャップは“かける収納”にする 洗濯するタオルや使用したユニフォームを投げ込める通気性のいいかごを設置する。 ハンカチ、ティッシュ、給食セット、体操服など翌日の持ち物をセットしておける小さな棚を作る。 この効果は絶大で、リビングの荒れ具合が一気に下がり、明日の準備を促す必要もなくなります。さらに、フックやカゴをナチュラルなものやアイアン素材など好きなテイストでまとめることで、玄関から生活感を排除したおしゃれな空間づくりが可能です。 2.暮らしをスムーズにする「洗濯動線」 もうひとつの大きな課題が「洗濯動線」です。部活や外遊びでどんどん増える洗濯物を、毎日何度も「洗う・干す・たたむ・しまう」のは、想像以上に重労働。これを少しでもラクにするためにたどり着いたのが、“移動しなくていい仕組み”をつくることです。理想は、洗濯機のすぐそばに室内干しスペースと簡易たたみ台を設置すること。洗い終わったらその場で干し、たたみ、家族ごとのかごに分けて各部屋へ。移動距離を最小限にした洗濯動線は、確実に生活にゆとりをもたらし、洗濯を“苦行”から“ルーティン”へと導いてくれるでしょう。ウッドシェルフやおしゃれなかごを使えば、実用性とデザイン性を兼ねたランドリールームも実現できます。 3.洗濯室とファミリークローゼットを連結した間取りがおすすめ これから家づくりをするなら、スペースにゆとりがあれば洗濯室とファミリークローゼットを連結した間取りが断然おすすめ。洗濯からたたみ、収納までの動線が短くなり、家事の負担が大幅に軽減できます。また、ファミリークローゼットを隣接させることで、着替えや服の管理がしやすくなり、朝の準備もスムーズに。暮らしやすい住まいを目指すなら、ぜひ検討すべき間取りです。 4.子どもが「自分でする」仕組みづくり 片付けがうまくいかない最大の理由は、ママが“全部する”構造になっていること。大切なのは、子どもが“自分で戻せる”環境をつくること。収納は目線の高さ、ラベルやイラストでわかりやすく。「出す」より「戻す」が簡単になるだけで、子どもは驚くほど自分で動けるようになります。 具体例 自分の荷物ボックスを玄関近くに置く ラベルやイラストで「ここに戻す」を視覚的にわかりやすく 汚れものは自分で分ける(通常着、泥付き、タオルなど) 家事シェアというと“お手伝い”の延長に聞こえるかもしれませんが、これは自立の一歩であり、ママの心と暮らしにも余白を生み出してくれます。 5.習慣化のコツは「美しさ」より「戻しやすさ」 片付けの理想を追いすぎて、収納を複雑にすることは、子どもには扱いづらくて逆効果。 何より「戻しやすいこと」を最優先とし、引き出しよりもかご収納、フタはナシ、出しっぱなしでも見栄えがいい素材や色味を選ぶ。これだけで、生活感を隠しながら、家全体のリズムも整います。 まとめ:「整っているママ」は、“選んでいるママ” 泥や汗も成長の証。シューズ洗いは子どもの担当にするなど、家事はみんなで回すと暮らしがラクになります。おしゃれでスマートに暮らすママは、特別なことをしているわけではなく、「何を大切にして、何を手放すか」を上手に選んでいます。理想の暮らしは、まず1つの場所を整えることから。玄関、洗濯スペース、収納棚——どこからでもOK。少しずつ流れをつくっていき、“片付く習慣”が自然と育ち、自分らしく心地よく過ごせる毎日になりますように。 ライター 内藤 美由紀
-
2025/05/01
県外出身の私が考える、奈良で子育てするための土地探しポイント
〜住み心地ランキング2024と教育環境から考える〜 私は福岡県出身で、結婚後に夫の転勤に伴い大阪・金沢と住み、奈良市に越してきてまもなく10年を迎えます。奈良に引っ越した当初、カルチャーショックを受けたのは、「県庁所在地=大都市」という自分の常識が、奈良には該当しなかったことです。 JR奈良駅前は駅前とは思えないくらい穏やかで繁華街がほとんどなく、その周辺には鹿と触れ合える広大な奈良公園と古刹が点在し、観光客や、国宝級の寺院や彫刻、世界遺産にあふれている、どちらかというと“The観光地”という印象。一方で、いわゆる駅ビルのようなショッピング施設があり交通の要として利便性に優れているのは、近鉄奈良駅から2駅先の大和西大寺駅周辺。しかしそこも“都会”とは言えない——そんな私が、まる10年住んでみて感じたのは、奈良県は、歴史ある街並みと自然の豊かさを併せ持つ魅力あふれる素敵な地域で、「暮らしやすさ」という点では他のどんな都市にも負けない魅力がある、ということでした。 大阪にも京都にも交通の利便性が良く、また、子育て支援が充実しているため、住まいづくりに最適な場所として人気があります。この記事では、奈良県内の住宅地として人気の高い町や行政の補助制度についてさらに深掘りしていきます。 奈良県住み心地ランキング2024とその背景 2024年に発表された奈良県内の「いい部屋ネット住み心地ランキング2024」では、以下の地域がランクインしていました。 北葛城郡王寺町 北葛城郡広陵町 香芝市 生駒市 奈良市 これらの自治体はいずれも、他府県への交通アクセス・自然環境・生活インフラのバランスがよく、さらに教育環境と防災意識の高さも住み心地ランキングに大きく関与しているようです。 参考:いい部屋ネット住み心地ランキング2024 教育水準が支える「住み心地」の良さ 私自身、13歳の子どもがいて自宅近くの公立中学校に通わせているのですが、子育てを通して奈良の教育環境の良さを肌で感じています。駅によっては、飲食店よりも学習塾の数の方が多いのではないか!?と思う場所も。各自治体単位でも、学力向上と教育支援に力を入れており、実際にランキング上位の地域では次のような特徴があります。 北葛城郡王寺町 義務教育学校(小中一貫)の導入による、9年間を通した計画的な学習支援。図書館や学習支援施設も整備されており、地域と連携した環境教育の取り組み。【支援制度】就学援助、ICT教育の導入、小・中学生対象の無料学習支援塾など。 北葛城郡広陵町 少人数学級と担任以外のサポート教員を手厚く配置、きめ細やかな学習指導。地元企業との連携教育や体験型学習を重視。【支援制度】学用品費・修学旅行費などの就学援助、放課後子ども教室など。幼児教育・保育の無償化。 香芝市 市内には高評価の公立学校が多数。高校・大学進学率も奈良県内で高い水準を誇る。教育インフラのアップデート中につき新設校や校舎の改築が続々。【支援制度】特別支援教育の充実、早期教育支援(未就学児童対象プログラム)等。 生駒市 小中一貫教育モデルを導入し、国際理解教育や探究学習を重視。奈良県内有数の進学校が近隣にあり、受験対応の地域サポートも活発。【支援制度】英語教育プログラム、奨学金制度、家庭学習サポートアプリの導入。 奈良市 学力レベルが高く、全国模試で上位に入る市立中学もある。奈良高校や一条高校など進学実績に優れた国公私立の進学校が多数。【支援制度】子どもの貧困対策(スクールソーシャルワーカーの配置)、不登校児童生徒への学習支援など。 ハザードマップと土地選び:安心して暮らせる場所とは? 奈良は海がなく盆地という地形上、津波や高波の心配はないものの、一部地域では台風時の内水氾濫や土砂災害のリスクの懸念があり、土地探しの際にはハザードマップの確認が必須です。豪雨被害や土砂崩れなど、自然の脅威を感じるニュースが年々増えています。被害にあわれた方が「数十年ここに住んでいるが、こんなことは初めて」といった内容のことを話されていることも。安全に住める場所の見極めは難しいかもしれませんが、できること・わかることは調べて、納得してから土地を選ぶという過程が必要だと思います。また、各市町村では、特性に合わせた防災計画が進み、住民向けの防災訓練も定期的に実施されています。 ・奈良県 総務部知事公室 各市町村のハザードマップ一覧 ・奈良県「防災・危機管理」調査結果・ハザードマップ等 ・国土交通省 ハザードマップポータルサイト 子育て支援制度も家づくりを後押し 子育て支援が充実している点も、奈良に住みたいと思った大きな理由の一つです。気軽に育児相談ができる子育て広場や無料で利用できる遊び場など、自治体ごとにさまざまな取り組みや支援があります。 医療費助成(18歳を迎えた3月31日まで) ※市町村により助成内容は異なります、子ども医療費助成事業の「市町村別一部負担金一覧」は、県のサイトに載っています。 奈良県 子ども医療費助成事業 出産祝金、乳児健診支援、保育料軽減 公立保育園・幼稚園の拡充と待機児童ゼロを目指した取り組み 各自治体独自の子育てポータルサイトを設け、引越し・転入時のサポート体制を強化。 奈良県への移住者の年齢層と傾向 2022年のデータによると、奈良市は年少人口(0〜14歳)の転入超過数が関西で1位、全国で12位となっており、奈良県への移住者は、主に30〜40代の子育て世帯が中心。特に奈良市では、教育環境や全公立園においておむつ定額サービスにより手ぶら登園を可能にする取り組みなど、子育て支援の充実が好評を得ています。移住を考える場合、各自治体の支援制度や生活環境を比較し参考にしながら、自身の生活様式に合ったエリアを選ぶことがとても重要です。 参考:総務省住民基本台帳人口移動報告 令和4年結果 まとめ:おだやかで深い「暮らしの質」がここにある 奈良は確かに「都会」ではありません。一方で「安心して子育てができる環境」「地域がサポートする教育体制」「防災に対する意識の高さ」があります。華やかさはないけれど、穏やかな毎日と地に足がついた「住み心地」が手に入ります。 10年ここで暮らして、家づくりができて本当に良かったと思っています。 ライター:内藤 美由紀
-
2025/04/25
『土地探し』実は工務店とのタッグが最強!?
今は土地探しの方法もイロイロ。 昔は不動産会社に行って、直接相談するスタイルが多かったものですが、 今は土地探しの手段はいろいろ。 インターネット検索で住みたい地域や上限価格と広さなどの条件を入力すれば、 たくさんの情報を入手することも可能です。 でも、みなさんの土地探しの方法の選択肢に、 ‘工務店と一緒に探す’というカテゴリーは入ってないのではないでしょうか? 断然おススメなのは工務店で土地を一緒に探す! 「家を建てる段階じゃないと工務店の出番がないのでは?」と思っていませんか? 実はそうではないんです!! 建てたい家のイメージがあっても購入した土地で立地や建ぺい率、環境などの関係でそのイメージ通りに建てられないというケースもあります。 工務店との土地探しはどんなことがメリット? 工務店は注文住宅を建てることが目的です。 お客様の建てたい家のイメージに合った土地を、 トータルの予算の中から探すことも家づくりの一環なのです。 また、土地勘のある工務店は自治体が発行しているハザードマップの活用に長けているので、よりイメージにマッチした後悔のない、もしかしたら掘り出し物の土地に出会える!なんてこともあるかもしれません。 こちらは生駒市の総合防災マップ。ハザードマップとして活用できます。生駒市のホームページからダウンロードも可能。もちろん市役所で入手できます。 工務店と一緒に土地を探すメリットについて、「ナラタテ」でもご紹介できる工務店さんに聞いてみました! 建築工房 和-nagomi-(株式会社 和) 代表取締役 松葉 勇さん 奈良の土地や風土に精通した情報網と、私の出身地・十津川の無垢材を利用した住まいづくり、 家具づくりで暮らしがぐっと変わります。 不動産にも強い建築会社にも物件相談すべきです。 私たちのような建築会社が土地や物件を探すときは校区や街並み、駅からの距離など日常生活に関わる条件は押さえた上で、建築条件に関わる立地条件を徹底的に見ています。 弊社の場合は30年以上お付き合いをしている不動産業者と二人三脚で行います。建築会社に実績のある不動産会社がサポートしているかどうかで、その後の流れが変わります。 土地が持つ条件であきらめるには早い! 「南向きの物件」を希望される方が多いですが、予算やその他の条件がそろえば北向きの土地をおすすめすることもあります。 条件だけみれば希望にかなっていないことになりますが、それを解決するのが建物です。 例えば、吹き抜け等で室内を明るくする計画を必須にし、物件自体のデメリットを意匠でカバーした家づくりができます。 物件探しとリノベーションを同じ会社に依頼する 「不動産屋さんで中古物件を購入してから、工務店にリフォームを依頼する」。 間違っていないように思いますが、この方法はおすすめできません。物件探しからリノベーションの設計施工まで1社で行っていれば、「お客様がリノベーションでかなえたいこと」を前提とした中古物件探しが可能になります。ほかにも無駄な費用を抑えて、ローンを1本化できるなど、メリットは計り知れません。 まとめ いかがでしたか?工務店との土地探しという新たな選択肢ができたでしょうか? もっと詳しく知りたくなった!という方は、家づくりのトータルサポートをしてくれる工務店をご紹介している住宅会社相談カウンター『ナラタテ』へご相談ください!
-
2025/04/07
土地探しの際に注意したい11のポイント
日照、利便性、周辺環境を確認 マイホームを建てよう!と思ったときの第一関門となるのが、土地の問題。奈良すまい図鑑WEBの編集部が運営している家づくり相談カウンター「ナラタテ」でも、新築を検討されている半数以上の方が、土地探しから家づくりを始められます。土地選びで一番大切なのは「理想の家を建てることができる土地か」、「家族に適した周辺環境であるか」ということ。価格も大切ですが、家族が一生過ごす環境には特に注意を払う必要があります。そこで今回は、土地探しの際に注意したいポイントをご紹介します。 【Check 1 】前面道路が4m以上あるかないか! 一般的に前面道路が4m以上あれば、イメージした家を建てられる。そうではない場合、敷地の一部であっても道路とみなされ宅地にできない。敷地の形状、大きさ、方位なども記入。道路への接し方、道路の幅、周辺の家の状況も図に落とし込むと間取りのイメージがつかみやすい。格段に安い土地には、理由があることを忘れずに。 【Check 2 】現地に行って目で確認 チラシやインターネット上の情報収集は欠かせないが、紹介されている図面と実際の土地では印象が違うことも。まずは、現地視察へ行くことが肝心。真上からの販売図面だけだとフラットな土地に見えていても…。実際は台形型になっていることも。その場合、建築できる面積がぐっと減ったり、駐車場を設ける工事が高額になったりするので要注意。 【Check 3 】「建築条件付き売り土地」とは 建築条件付き売り土地とは「一定期間内に特定の施工業者と建築請負契約を結ぶこと」が条件となっている土地のこと。設計プランがある程度決まっていることが多い。また「建築条件」を外すときは、土地価格がアップすることも知っておく。大型分譲地はこの条件が多い。 【Check 4 】法律的に家を建てることができる土地なのか 敷地が市街化調整区域ではないか、調整区域の場合は特別な場合をのぞいて原則的に住宅が建てられない。用途地域(住居優先・商業優先・工場優先・用途地域の指定のない地域)、建ぺい率(敷地面積による建築面積)、容積率(敷地面積に対する建物の延べ床面積)、斜線制限(建物の高さの制限)もチェック。 【Check 5 】土地の利権関係 土地の売り手と持ち主が同じか、複数名義になっていないか、銀行の抵当に入っていないかなど、契約がスムーズに進むかを含め確認。 【Check 6 】土地の安全性 地盤が悪いと改良に費用がかかるので要注意。軟弱地盤、周辺が崖、すぐ裏手に山がある、大きな川が近くを流れている場合は災害時の安全性を確認。「洪水」「内水」「高潮」「津波」「土砂災害」「火山」「地震」などの防災には、各自治体で公開されているハザードマップがあるので、事前に確認しておくと良い。 【参考サイト】外部リンク ・奈良県 総務部知事公室 各市町村のハザードマップ一覧 ・奈良県「防災・危機管理」 調査結果・ハザードマップ等 ・国土交通省 ハザードマップポータルサイト 【Check 7 】敷地の形状・面積 チラシやインターネットで表示されている真上からの図面通り、建築可能な面積があるか、角地の場合は隅切り(見通し確保のために角を切り取って道路にする)の必要がないかを確認。 【Check 8 】隣地との関係 トラブルの原因となる隣地との境界線がはっきりしているか、公図と地籍図とが一致しているかをチェック。隣地との関係で、窓をとる大きさ、高さに注意を払う必要がある場合は、間取りに影響してくる。 【Check 9 】周辺環境 周辺の騒音や臭気、治安、交通状態はもちろん、子どもが小さいうちに遊ぶことができる公園があるかなども合わせて確認。いくつか希望の土地の候補を見つけたら、実際に自分の足で歩いてみること。時間帯や曜日を変えて何度か訪れ、近隣の方から情報を得ることもおすすめ。前面道路が実は抜け道になっていて、意外と交通量が多い。近くの畑でよく野焼きをしているため、においが気になって窓が開けられない。など、複数回訪れたからこそわかる情報もある。 田畑が多い地域だと、晴れた日に野焼きが行われている場合があるかも。 公園に花が植えられている、草が刈られているなど管理されていると利用しやすい。 【Check 10 】通勤通学・近隣施設 駅・バス停、交通渋滞の有無、予想される交通費も、家族の暮らし方に影響を与える。もちろん教育施設、スーパー、飲食店、病院・銀行・郵便局など利便性も確認。ただし、スーパーが閉店して全く違う施設になったり、近くを走っていたバスが路線廃止になってしまいバス停が無くなったり、という可能性もある。 【Check 11 】諸設備 電気・電話の引き込みができているか。ガスはプロパンか都市ガスか、上下水道の工事は必要ないかを確認。 工務店と一緒に土地を探せばメリット多し マイホームを建築してもらう工務店に相談しながら、土地を探す方法もおすすめ。建築のプロの視点で、「地盤改良が必要」「ここは風致地区だから細かい制限がある」などアドバイスがもらえる。たくさんの建築現場を見てきた建築士が、土地のデメリットをメリットに変えてくれる間取りプランを提案してくれた!という好事例もある。 まとめ 良い土地は早い者勝ちとなるので、早々に決断を迫られるとは思いますが、焦りは禁物。この先何十年と住むことになる場所なので、注意したいポイントをしっかりと確認して、メリットデメリットを理解したうえで購入契約を進めましょう。 加筆:2025年4月7日 初回投稿日:2021年12月21日

来て・見て・わかる!
奈良の工務店で建てるなら『ナラタテ』へ

新築・リフォームのきほん 家づくり相談所
奈良の住宅会社紹介カウンター ナラタテでは、奈良県で新築・建て替え・リフォーム&リノベーションを検討されている方に、ご希望に沿う工務店をご紹介しています。
地元奈良でタウン誌・住宅専門誌を発行し、年間100邸以上を取材している「住まいのプロ」がアドバイザーとなって、ご家族のマイホームづくりをお手伝い。
家づくりを何から始めればいいのかわからない方、たくさん調べすぎて情報を整理したい方もお気軽にご相談ください。