
土間と薪ストーブがある家

土間を取り込んだ大開口のリビング
さまざまな住宅会社をリストアップした中から、デザインや内装、そして耐震、断熱性能のバランスを検討した結果、『マイ工務店』が選び抜かれた。最初のご要望が「土間のある家」。イメージにあったのは、古い日本家屋の「通り土間」だったそうで、これは廊下を設けずに1階全体をできるだけ広く使えるようにする目的も果たしている。土間を中心とした動線には何度も検討が重ねられた。日当たりの良い土間の南側は、サンルームとしてグリーンを育てる場所に。また、ラグやソファを置くことで、リビングの延長やプレイルームとして活用されている。そして同邸宅のシンボルともなっている薪ストーブもここへ。高気密高断熱で床下エアコンも設置されていることから、薪ストーブの導入には悩まれていたそうだが、「やはりエアコンとは違う暖かさがあります。炎のゆらめきに心も安らぎます」とご満悦のご主人。
■写真:季節の移ろいと共に表情が変化していくよう、計算され植えられた庭木が邸宅を彩る。アプローチの踏み石は、奥様のご実家からお父様が持ってこられたもの。外構デザインとうまくなじみ、来訪者を迎えている。
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暮らしを豊かにする“なごみ”の住まい

こだわりの“自然素材”が、日々の暮らしを心地よく包む
漆喰塗りの白壁に、玄関部や軒に見える木目、そして屋根には三州瓦と、その外観はいかにも“日本の家”らしい佇まい。玄関扉を開いて真っ先に感じるのは、室内全体が清々しい木の香りに包まれていること。これは、板張りの床全面や、現しとなった柱や梁のすべて、また吹き抜け部の手すりや造り付けの棚といった造作材のほどんどに、“十津川村産の無垢の杉”が用いられているからだ。そして室内の壁は外部と同じ漆喰塗りで仕上げられ、その独特の淡くやわらかい白さが、杉ならではのはっきりとした木目と美しく調和している。LDKに入ると、そこは大きな吹き抜けがとにかく印象的な、ひと続きの大空間。さらにこのLDKは、隣接する和室とも大開口でつなげることができ、ただでさえ開放的な空間をより広々と使えるようになっている。
■写真:ひと続きになった大空間LDK と、その全面にわたる大きな吹き抜けが、“住まい”と“暮らし”に一体感をつくり出す。
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耐震性と心地良さを備え、静穏かつ品格に満ちた邸宅

個性をしっかり取り入れて
将来までもを見据えた設計
お子様たちをのびのびと育てていきたい、そういった思いから注文住宅を検討し始めたという。思い描いていた理想の家は、一言で表すと“ホテルのように上質で美しい生活空間”。加えて、掃除や洗濯のしやすさといった生活動線の設計も徹底したいというこだわりを持っていた。設計施工を請け負った『マイ工務店』では、お施主様の要望を整理しつつ、いかに機能面の“足し算・引き算をするか”がこの邸宅を設計するうえでのキーポイントとなったそう。出来上がった邸宅は、敷地面積を贅沢に生かした、高級感あふれる住まい。ダークグレーの左官仕上げによる外装の落ち着いた佇まいは、室内にも反映。ウォールナットの床材と漆喰の壁、黒のアイアンや石材などをバランスよく組み合わせ、シックに整えられている。家族が集うリビングとダイニングの空間は「SE構法」の特徴を生かして、柱を用いずに広々とデザインされ、吹き抜けの一面にも採光部を大きく設けたことで、重厚な住まいの中にも開放感を演出。高気密・高断熱の性能を備えているので一年を通して過ごしやすくなっている。
■写真:SE構法による耐震性と大空間パッシブ設計の心地良さを備え、静穏かつ品格に満ちた邸宅。
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日常を「満ち足りた1日」へと導く家

求め続けてかなえられた
予算内での“理想の実現”
思い描く“理想の住まい”をカタチにするため、数多くのハウスメーカーや工務店をまわったというご夫婦。しかし、予算をはじめさまざまな現実にぶつかり、「理想の実現は夢のまた夢」と半ば諦めかけていたそう。そんなとき、ある雑誌で見付けたのが『リビングデザイン』。その記事には、「ラグジュアリーな空間も、低コストで実現できる」という代表・井上氏の力強い言葉があった。そうして出会った同社との家づくりの中で、ご夫婦が一番こだわりを込めた部分は、リビングとダイニングで囲うようにレイアウトしたデッキスペース。近くの山が見える自然豊かな環境のなかで、心地よい風を感じられる場所だ。全面が屋根で守られ、屋外でありながら室内のように使える。LDKと並ぶこの“半屋外的デッキスペース”により、室内からの視線の抜けや採光も良好。また、通常の設計ではあまり行わないという2階の北西側に置いたバルコニーとその前に設けられた広いホール空間は、その場所から見える美しい夜景を楽しむためのもの。「リゾート感溢れる毎日」というご夫婦の夢を、見事にかなえた住まいとなった。
■写真:昼は自然の心地良さを感じ、夜は夜景と星空が楽しめる、日常を「満ち足りた1日」へと導く家。
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自然の光で暮らす、「半平屋」の住まい

吹き抜けからの自然光が
暮らしをやさしく包み込む
O様ご夫婦は、“子どもが巣立った後の暮らし”も見据えた上で『平岡工務店』との住まいづくりに取り組んだそう。だからこそO邸は、主寝室を含む“暮らしに必要な空間すべて”が1階部分に整い、2階部分には“子ども部屋のみ”が配置された「半平屋」の住まいとなった。
住宅が隣接する敷地であったため、採光への工夫が必要だったO邸の設計プラン。それを解決したのも「半平屋」という発想であり、それはご夫婦が望んでいた“理想的な住まいの在り方”と合致するもの。北に向いたファサードは総二階のようにも見えるが、建物南側には2階部分がない。仮にO邸の外観を真横から見ればダックスフントのような形状だ。そして2階南面にダイニング部とつながる吹き抜けを設け、その上部に大窓を設置することで“日中の自然光による明るさ”が確保されている。また、1階の西面に設けた窓は、強い西日を隣の建物で遮り、さらに庭の植栽を眺められる高さに計算された配置となっている。“暮らしやすさ”をかなえる動線計画は、ファミリークローゼット・洗面・ランドリールーム・バスルームを一直線に置いてスムーズな移動を可能に。玄関部にも、ホールからLDKへとつながる“普段使いの動線”と、シューズクロークを通ってパントリーからキッチンへと進める“家族専用の動線”が用意されている。
■写真:O邸のインテリアは、同社運営の『tecio』がコーディネート。「好みに差がある」というご夫婦だったが、それぞれが満足のいく装いにまとめ上げている。
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理想を超えた、大人のスタイリッシュモダン

綿密なコストセレクトが
上質なデザインを実現
数年前に完成見学会に参加してから、そのデザイン性の高さに惹かれ『リビングデザイン』に依頼することを決めていたというI様。ご夫婦はデザインや間取りに明確な要望があり、打ち合わせはご主人が作成された図面をもとにスタートしたそう。そこに一級建築士である同社代表の井上氏が、住宅としての使い勝手を付加させていく形で家づくりが進行した。
モダンな印象がありながらも、上質で落ち着いた雰囲気に仕上がったI邸。限られた予算内でこのクオリティーを実現する鍵となったのは、かけるべき部分に予算をかけるというコストセレクトのバランス。たとえば外壁は、玄関部分である北東方面は吹き付け塗装、マンションと隣接する南西方面はサイディングを採用。また外観や室内の随所に配された間接照明は、設計の工夫次第でコストパフォーマンス良く高級感を演出できる。
もちろんこだわりはデザインだけではない。たっぷり採られた収納や効率がよい生活動線を考慮した間取り、愛犬が毎日を楽しむための工夫など、機能性にも優れた住まいとなっている。外観デザインの一部である縦に並んだ三連窓は、階段踊り場でくつろぐ愛犬が外の景色を堪能できる位置に設置。ご夫婦のセンス溢れる空間の中で、愛犬も一緒にリラックスして暮らしを楽しめる邸宅が完成した。
■写真:奥様が選定された「グラフテクト」のキッチン。背面収納棚と壁の間に取り入れた間接照明が特別な高級感を演出。
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伝統技法を用いた 和モダンデザイン住宅

N邸が建つ場所は、建築物の意匠等に規制がある法隆寺風致地区。それゆえに、“和風の外観を備えた住まい”を計画する必要があった。この条件は、『サイエンスホーム 奈良店』での住まいづくりと相性が良い。なぜなら同社の代表・槌谷氏は長く大工棟梁をしてきた人物で、建築技術においてもデザインの計画においても、“和風の住まい”は得意としているからだ。
和瓦を葺いた切妻屋根に、ファサード全面にかかる下屋、その下には縁側を思わせるウッドデッキ……玄関ポーチ部の格子もアクセントに、和モダンな佇まいに仕上げられたN邸の外観。そして室内に広がる“真壁づくり”の空間も、この外観の印象と見事に調和している。LDKをひと続きにレイアウトしたのは、1 階のスペースをより広々と使えるようにするため。さらに縁側風のウッドデッキとつなげることで、“内と外が一体となった空間”を演出。また空間全体の装いは、白い壁とウォールナットカラーに塗装した木部で、“程よく落ち着いた雰囲気”をつくり出している。そして階段下にレコード用のスペースを設けたり、自転車や釣り道具も置けるゆったりとした玄関土間を用意したり、さらには2 階にお子様たちのフリースペースをレイアウトしたりと、“暮らしを楽しむ工夫”もたっぷりと詰まった住まいとなっている。
■写真:上部が吹き抜けになったリビングは、明るさも開放感も抜群の空間。
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大きな吹き抜けでつながる、心地よさ

吹き抜けを中心として
開放的に暮らしを楽しむ
息子2人が成長し、再び訪れた“夫婦だけの生活を楽しむための終の棲家を”と検討していたY様。たまたま目にした書籍で『マイ工務店』の施工事例を見かけ、「吹き抜けが開放的で豊かな木の質感がある、まさに理想とするデザインだった」そう。
漆喰や木材など厳選した自然素材で包まれたLDKに、吹き抜け部分からたっぷりと陽光が差し込み、心地よい穏やかな空気が流れるY邸。平屋のような暮らし方ができるよう、LDKに水回りや寝室を隣接させ、1階部分で生活が完結できるコンパクトな間取りを採用。吹き抜けを介してつながる2階にはフリースペースと小上がりの畳コーナー、個室を1室配置。普段はご主人の仕事場として使いながら、帰省した息子たちにも快適に過ごしてもらえるよう考慮した。
開放的な間取りの中心に位置する大空間LDKに、バランスよく配置されたペレットストーブやピアノ、そしてご夫婦の思い出が詰まったインテリアの数々。庭はご夫婦が共通の趣味である家庭菜園やガーデニングを嗜み、徐々に華やいでいくことで外構デザインが完成する計画だ。共に生活してきた歴史があるからこそ、無駄は徹底的にそぎ落とし、趣味趣向は自信をもって取り入れることができる。セカンドライフが楽しみになる、“これぞオーダーメード”の邸宅が完成した。
■写真:リビングを見下ろす2階書斎からの風景。吹き抜け上部の窓からは外の景色を楽しめる。
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薪ストーブが似合う “桧づくし”の住まい

Y 様ご夫婦が住まいづくりのテーマに掲げていたのは、「薪ストーブが似合う家」を実現すること。その希望をかなえるため、ご夫婦は複数の工務店に相談していたという。そして最終的に『サイエンスホーム 奈良店』を選んだのは、同社スタッフの丁寧で親身な対応に強く惹かれたからだ。
柱や梁といった構造材に桧を用い、それを室内の意匠として生かす“真壁づくり”で仕上げるのは、同社が手掛ける住まいならではの特長。そんな“木の温もりと香り”でいっぱいの空間に、Y 様がこだわったモダンデザインの薪ストーブがしっくりとなじんでいる。薪ストーブが設置された場所は、LDKとダイナミックにつながる広々とした玄関土間。ダイニングやリビングでくつろぎながら、薪ストーブの炎を感じることが、Y 様ご家族にとっての“冬の醍醐味”となっているそうだ。
玄関土間には、キャンプ道具が片付けられる大容量の土間収納も。さらに玄関部とリビングの間に設けられた“目隠し”を担うルーバーは、スポーツタイプの自転車をディスプレーするスペースとしても生かされた。間仕切りのないLDKや吹き抜けから“住まい全体のつながり”を感じられることも、Y 邸に備わる魅力。そしてリビングの一角に設けられた小上がりの和室や、2 階の吹き抜けに面して設けられたファミリースペースなど、“多目的に使える余白のスペース”もY 邸の特長となっている。
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暮らしやすさに配慮したホテルライクな家

視線の抜けや照明遣い
真似したいアイデア満載
『ビーライフ 一級建築士事務所』の代表である山下氏が提案する、日常の中に洗練されたインテリアと間接照明を取り入れたラグジュアリーな住まい。ホテルライクな暮らしが実現できると定評のある同社の住まいは、コストを抑える工夫やすっきりと暮らすためのアイデアが散りばめられている。
写真のK邸は、玄関からリビングに入るところにドアがない。上吊りの大きな引き戸で、まるで壁が動くようになっている。好みに合わせて空間を仕切ったり、開放したり、廊下やドアを排除した間取りは斬新だ。リビングとキッチンから直接出られるタイルデッキは、屋根が付いているのでとても使い勝手がいい。軒天に貼った米杉のパネルがアクセントになって、あたたかな雰囲気も。メンテナンスもしやすく、屋外用の家具を置けば、セカンドリビングとして利用できる。「オシャレでかっこいいだけの家はダメ。デザイン性のある家でありながら、必要な場所に“収納に見えない収納”を作るなど、住む人が暮らしやすい家を提案しています」と山下氏。K邸はZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の家。吹き抜けのある大空間でも天井埋め込み型エアコンなら、吹出し口が4方向にあるので1台で十分。「新築や大規模リフォームならぜひ太陽光を設置すべき。家で使うエネルギーを作り出せば、光熱費も抑えられます」。ぜひ補助金についても相談してみよう。
■写真:黒のアイランドキッチンと雰囲気がぴったりの背面収納を選定。既製品のカウンターの長さに合わせて壁を作っているので、寸法がぴったり。また、キッチンと同じ天板で納めることで統一感が出ている。
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家族もゲストも一つになれる 木の温もりが心地よい住まい

上のお子様が中学校へ進学するタイミングで、大阪から奈良へと転居することにされたU様ご夫婦。併せて一戸建ての新築を決め、幾つかのハウスメーカーを訪ねたそうだ。そして『サイエンスホーム 奈良店』のモデルハウスを見学した帰りの車中で、「あんな家に住みたい」と家族全員の意見が一致。ご家族が特に気に入ったのは〝木を生かしたデザイン〟や〝開放的な吹き抜けリビング〟で、さらに〝スタッフの人柄〟にも大きな魅力を感じたという。
1階には個室を設けず、その分ゆったりと広いLDKが備わったU邸。リビングの大きな吹き抜けが、空間をいっそう開放的に見せている。また、リビングとフラットにつながるタイルデッキも印象的。建物幅いっぱいで、奥行きも2メートルあるそのスペースは、ゲストを招いた際にも〝アウトドアリビング〟として活躍しているようだ。〝真壁づくり〟で現しになった桧材の柱や梁に対し、床に使われているのはアカシア材。色幅の広いその木目は装いのアクセントとなり、同社ならではの〝木の家〟をより表情豊かなものにした。そして2階には、主寝室とお子様たち念願の〝自分だけの部屋〟が。家族4人それぞれが、気持ちよく過ごせる住まいとなっている。
■写真:大きな吹き抜けが開放的な、U邸のLDK空間。「サイエンスホームの家」ならではのダイニングテーブル一体型キッチンを採用し、スペースを効率よく活用。
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「かわいい」と機能性 両方備えた夢の住まい

自然素材をふんだんに使ったデザイン性の高い家づくりを得意とする『株式会社ハウ・ツゥ・ライブ』。以前からカフェ風のオシャレで温かみのある住まいに憧れていたというH様も、インスタグラムで同社が手掛けた施工事例を見て一目ぼれし、同社に依頼したのだという。
生活の中心となるリビングダイニングは、床にレッドパインの無垢材、壁には漆喰を使用。また、見せ梁天井やアーチ壁でアクセントをつけることで、シンプルながらも飽きが来ず自然素材ならではの上質感や温かみが感じられる空間に仕上げている。デザイン面以外でも、できるだけ通路を少なくし、その分部屋を広くするなど限られたスペースを最大限活用したり、光と風の入る角度を計算し窓の大きさや位置を調整したりすることで、昼間は太陽光だけで充分明るく風の通りも良い快適な空間に。さらに、あえてキッチンを壁で仕切ることで、生活感の出やすい家電や調理用具を見えなくしてリビングをよりスッキリ感じさせつつ、子どもの見守りはしやすいよう間取りを工夫。洗濯・クローゼット・外の物干し場を一直線上に並べるなど、暮らしやすさの工夫も随所に。かわいいデザインと自然素材ならではの心地良さ、さらに暮らしやすさのための機能性も備えた理想の住まいに、子ども達も満足そうに毎日のおうち時間を過ごしているという。
■写真:シンプルながらも上質感漂う洗練されたデザイン。
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