リフォーム 気密・断熱性向上 施工事例一覧
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スペースマイン
三世帯が快適に暮らす家を追求、全室エアコンレスの健康住宅
両親の想いを汲み上げ、全員が心地良く暮らす 健康住宅へのこだわり お施主様のご両親の家を、奥様のお母様を含めた6人で住む家に全面リフォームしたい。「大手ハウスメーカーのモデルハウスを見学したとき、匂いが気になって、だんだん息苦しくなった」と話す奥様。雑誌の施工事例を見て気に入っていた『スペースマイン』のショールーム「四季の家」では、体調の変化を感じることはなく、有害化学物質ゼロの健康住宅の良さを体感。子どもや年配の両親とともに暮らす家には、「安心・安全で健康な住まい」をという思いが強くなり、同社に任せることに決めたのだそう。全員が無理せず、気持ち良く生活するために大切にしたのは、もともとお住まいだった両親の想いを汲み上げること。「リフォームを決めた以上は若夫婦の思い通りに」と遠慮する両親の要望に耳を傾け、以前から使っていた場所にスペースを確保することを最優先に考えた。図面では想像できなかった6人が集まる25帖近いリビングダイニングや、ご両親がギリギリまで悩まれていたという畳の寝室、対面キッチンにも、今では大満足とのこと。「何でも気になることは聞いてください」という同社の言葉どおり、打ち合わせの回数は数えきれないほど。断熱・耐震という基本性能を高めることはもちろん、携帯電話やルンバを充電・収納する場所に至るまで、住んでからのことを考えた行き届いた配慮に感謝の気持ちしかないとお施主様。住む人の想いをあきらめることなく形にしたリフォームは、三世帯にとって理想の家となった。
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建築工房 和 -nagomi-
ここから30年を住まう終の棲家、築45年の戸建てをフルリノベ
あちこちに不具合が出始めた築45年の住まい。「水回りなどを個別にやりなおすのか、家全体をリノベーションするのか、5年ほど前から検討していました」とお施主様。『建築工房 和』に家づくりを依頼することになった理由は、自然素材を使った家づくりを行っていること。加えて、断熱性や気密性といった性能部分のこだわりを兼ね備えている点も大きな決め手になったという。以前の家は、普段使わない南側の洋間にだけ光が差し込む、もったいない間取り。階段で分断された北側の居間や台所で家族が生活していたので、自然光がたっぷり入る家にしたいというのが大前提だった。使い勝手のいい家事動線や愛猫の居場所づくりなど、間取りにはさまざまなご要望が盛り込まれている。奥様のご要望で、通りに面している1階掃き出し窓には電動の通風シャッターを設置。開け閉めに時間がかからなくなり、窓を開けながらも、外からの視線を遮り、風は取り込める優れものだ。お引っ越しから1カ月。2月という一番寒い時期にも関わらず、エアコン1台での暮らしは想像以上に快適だという。これからの30年を快適に過ごすための工夫をたっぷり盛り込んだ住まいが完成した。 ■写真:2人で立っても十分な広さがあるフラットタイプのキッチン。天井には見せ梁を施している。
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スペースマイン
リノベーションで魅せた「庭を愛でる家」
築百年の古民家を減築 無駄のない快適な空間へ 築100年以上の蔵も備えた同邸宅。お施主様は、手入れが届かなかった枯山水の中庭と共に住まいを再生し、住み継ぎ歩むことを決めた。外観は、白い壁を黒い格子と腰壁が飾る〝モダンな町屋スタイル"。次世代へと守りつないでいくための耐震補強を施し、五間続きだった和室を二間に減築することで、駐車スペースを確保した。減築してもなお、枯山水の中庭に視線の抜けが広がる設計により、家全体が開放感に満ち溢れている。間仕切りをなくし一続きになったLDKは、自然光溢れる心地よい空間に。また、トイレや洗面・バスルームをLDKと直結させ、廊下をなくすことでも住空間を広げ、断熱性能をあげることで温度差も解消された。ゲストのエリアと、家族のエリア、ご両親の部屋がLDKを軸として程よい距離感で分かれているのも同邸宅の魅力。もともと蔵だった建物は修繕し、ご夫婦の寝室としてリノベーション、コンパクトなくつろぎスペースも設けた。経年変化と共に隠れていた古民家の魅力を引き出すことで、暮らしの中に自然がある快適な空間に生まれ変わった。
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一級建築士事務所リビングデザイン
百楽園の家
そこかしこに見えるホテルのような空間の美しさが日常を特別な一日へ 広い敷地に建つ中古物件を購入し、「デザイン性と機能性を併せ持つ、最上級のホテルライクな住まい」を実現するために、リノベーションを検討されていたお施主様。しかし信頼できる建築事務所になかなか出会えず探していたとき、小誌「奈良すまい図鑑」に掲載されていた『リビングデザイン』の施工例が目に留まったそう。「掲載写真のようなラグジュアリーなイメージでお願いします」とリノベ依頼を受けた同社は、お施主様にOB様の住まいをご見学いただき、イメージを再確認。同社ならではのホテル設計の経験を生かし、住宅ではなくホテルを設計する視点で今回の住まいづくりに取り組んだそう。タイルや石材といった上質な素材を室内外に使用し、高級感のあるデザイン性に加え、機能性の向上も踏まえたリノベーションが行われた。建物は当初、建築当時のまま赤御影石が使われた外観だった。その見た目をどうにかしたいというご要望から、重厚な印象を持っていた石をすべて削ぎ落として左官仕上げで施工。玄関ドアには黒色の鏡面扉を。その周りの壁面には高級感のあるタイルを取り入れ、扉を開けた先に広がる真っ白な大理石のエントランスホールへと誘っている。 元は1階から2階へ空気が流れ込み、冬場はとても寒いという難点があったそう。そこで悪い気流を止め、断熱性能を高めることで住み心地を改善。LDKのほぼ中央にあるコンクリート製の階段はもともとあったものだが、色と素材のセレクトでデザイン性を高め、以前のナチュラルな雰囲気を排除。キッチンとリビングを視覚的に分けながらも、一続きの大フロアのアクセントとなっている。同邸宅のこだわりは、バスルームにも。ジャグジーと2つの洗い場、2種のシャワーコーナーがある広い浴室は、ラグジュアリーなホテルをイメージ。空調設備も完備され、冬の寒さ夏の暑さ対策も万全になっている。照明を落としてジャグジーに入ると、ここはもう別世界。建築材料に金属やガラス・石材・タイルを効果的に使用し、間接照明の取り付け場所・角度などを緻密に計算して合わせることで、お施主様が思い描いていた通りのホテルライクでラグジュアリー感のある住まいに生まれ変わった。お引き渡し時、お施主様は想像以上のクオリティーにとても喜ばれたそう。同社の経験値と設計力・技術力がなければ、この邸宅は完成しなかっただろう。 ■写真:ご夫婦が望まれた広々としたLDKは、綿密な収納計画と同社の施工技術により実現した。白でまとめられたリビングと落ち着いた色合いのダイニングキッチン、色の対比が広い室内にメリハリを生んでいる。
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一級建築士事務所リビングデザイン
大泉の家
〝伝統的〟と〝現代的〟を美しく融合させた住まい 室内に広がるのは、何ともきらびやかな世界観。天然大理石の床はしっとりとした光沢をたたえ、置かれた家具は重厚な雰囲気を醸し出す。しかし、この空間に抱く印象は単に〝豪華絢爛〟というわけではなく、必要な要素だけを見極めた上で余計なものを削ぎ落とした、紛れもない〝品の良さ〟を感じ取ることができる。そんな『大泉の家』は、お施主様ご家族が長年暮らしてきた築30年・鉄骨造4階建ての住まいを、間取りも性能面も大幅にリノベーションした物件だ。サロンを経営されているというこちらの奥様は、以前から自邸にゲストを招いてお茶会や食事会などを開く機会が多く、それだけに「訪ねて来られたお客様には〝非日常〟を感じてもらいたい」との想いがあったそう。だからこそ、奥様がこのリノベーションで求めていたのは〝ヨーロピアンクラシック〟を表現した空間をつくり上げること。しかし、その一方でご主人の好みは、〝スタイリッシュモダン〟な住空間だったという。つまり、ご夫婦が抱いていた新しい住まいの姿は、それぞれで大きく異なっていた。この「〝伝統的〟と〝現代的〟を融合させる」という難題に取り組んだのは、『一級建築士事務所リビングデザイン』の代表・井上氏。同氏は高級マンションや高級ホテルの設計も手掛けてきた人物であり、さまざまな素材の特徴や質感を生かして空間をコーディネートするすべや、その空間の魅力を一層引き出す照明計画にも長けている。この〝同氏ならではの知識と経験〟があってこそ、リノベーション後の『大泉の家』には〝上品な豪華さ〟が備わったのだろう。もともと車庫だった1階を15帖の大きな玄関ホールにしたり、また2階のワンフロアを40帖のLDKにしたりと、その間取りは以前に比べて大胆に変更されているが、特に2階に見られる〝間仕切りも柱もない大空間〟は、鉄骨造である強みを最大限に生かした結果である。そして、インテリアで特に目を引くのはやはり、床全面に使われた白地の大理石と、階段部に用いられている海外製ロートアイアンの手すり、そして奥様お気に入りのシステムキッチンだろう。凝った装飾が施されているキッチンは、国内メーカーでは最高級と言える品。『大泉の家』の装いは、奥様がどうしても使いたかったというこのキッチンを軸に、間接照明等の計算された光の演出でモダンデザインの要素が加えられている。リビングをはじめ、折り上げ天井が多く採用されているのも特長的だ。これにより、広々とした空間にさらなる奥行きと高級感が生まれている。当然ながら、家事動線や収納の計画、また断熱性の大幅な向上など、暮らしやすさの面にも抜かりはない。ご夫婦それぞれの希望にしっかりと応えた住まいとなっている。 ■写真:リノベーションにより、2階のワンフロアは約40帖の大空間LDKへと生まれ変わった。“ヨーロピアンクラシック”と“スタイリッシュモダン”を融合させた空間は、インテリアのすべてに思わず見とれてしまう。
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スペースマイン
長年の不満を徹底的に解消!愛犬も快適に過ごせる住まいに
自然素材だけじゃない お施主様の価値観に しっかり合わせた家を 収納が少ない。段差が多い。昼間でも暗く、冬は寒い。部屋数は多いが、普段使わない部屋もある……。長く暮らしてきた我が家とはいえ、何かにつけて“暮らし難さ”を感じていたお施主様は、自分たちがイメージする通りの住まいを叶えてくれる住宅会社を探していたそう。そして『スペースマイン』が開催するイベント「リフォーム祭」を訪れ、自身の住まいのリフォームを同社に任せると決めたそうだ。お施主様が今回のリフォームに求めていたのは、1階のLDKを“暮らしの中心”にすること。そして、家族の一員である愛犬たちにとっても、快適に暮らせる住まいにすることだった。 大空間のLDKは、一部の部屋の壁を取り払うことで実現。床は、愛犬のために、滑らずキズの付きにくいフロア材を採用した。空間の見た目の印象を左右する建具は、桧を使ったオリジナルデザインのもので統一。和の雰囲気にアジアンテイストを取り入れた仕上がりは、お施主様ご家族が「最初にイメージしていた通りになった」という。適材適所に用意した収納スペースは、それぞれに十分な容量を確保。人の動きを意識し、無駄になっていた部屋や廊下を省いた間取りは、同時に屋内全体の気温差も解消している。これは、現在の新築省エネ基準を超える高断熱リフォームだからこそ可能な事である。お施主様の期待に応えつつ、健康とエコを両立した「理想の家」となった。 ■写真:空間を遮る壁を取り払って格段に広く明るくなったLDKは、愛犬2匹も自由に動き回ることが出来る。
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輪和建設
景観に溶け込む美しい佇まい、新旧の調和に心癒される住まい
大自然の中に佇む美しい隠れ家 ここはお施主様が普段暮らす大阪某所から、車でおよそ2時間の場所。春の桜並木が有名な芳野川流域にあって、深い緑に包まれた集落の一角だ。前々から「自然豊かな環境に、古民家の別荘を持てたら」と、関西圏で物件を探していたお施主様とお母様は、数年越しで理想にかなうこの古民家との出会いを果たした。そして「海外で暮らす姉の子どもたちにも、日本の原風景的なこの地域での暮らしを体験してもらいたくて…… 」と話すお施主様は、改修を終えたこの別荘に親子それぞれ週2日ほどのペースで通われているそう。またお姉様ご家族も、帰国するたびにここで過ごす時間を楽しまれているという。もともとの屋根が藁葺きであったことから、築100年以上は経っているであろうこちらの物件。その改修は、「古民家再生」の経験豊富な『輪和建設』が手掛けることに。同社のリノベーションといえば本来、耐震・断熱などの安全性や快適性を何より優先してプランニングする。しかし今回は、別荘として使用することやお施主様からの要望もあり、住宅としての性能面の改修に加えて、「古民家の趣を最大限に生かしたプラン」が組み立てられた。 「古き良き趣を残すこと」が前提となった、こちらの改修計画。それ故に間取りの変更は極力せず、建具などの再利用は積極的に行われた。加えて『輪和建設』が保管していた古建具も、建物の雰囲気になじむものが厳選の上で流用されている。一方で完全に新しくなったのは、無垢の杉板を張った床や耐震のために新設した漆喰塗りの壁など。さらに新しく入れた室内の建具は既存のものを模して製作され、建物外周の窓も温熱環境を向上させるべくほとんどが入れ替えられている。また、キッチンやトイレなどの水回りも一新。特に洗面・浴室は、「海外からの友人たちを迎えやすく」というお施主様の希望に応えた「ホテルライクな装い」となっている。大きな木製テーブルが印象的なダイニングには、造作のミニキッチンを用意。リビングには薪ストーブを設置し、造作の本棚があるワークスペースも整えられた。そして居間の囲炉裏は、「古民家ならではの存在」かつ「住まいのシンボル」として既存のまま生かされたもの。「古民家の趣を残し、海外的な要素も取り入れたい」という住まい手の想いは、余すことなくかなえられているようだ。 ■写真:築100年を超える古民家を、都会の喧騒から離れて過ごす別荘としてリノベーション。広大な敷地の中でも高い位置に建つこちらは、縁側からも庭からも開けた景色を望むことができる。
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輪和建設
旧家の趣が息づく家
自然素材によってなお生きる、 古民家ならではの魅力… セカンドライフを快適にする住まい 仕事の引退を機に関東から地元へと戻り、代々続くご実家を引き継ぐことにされたお施主様。しかし、建てられてから150年以上もの年月が経ち、またしばらく空き家になっていたこちらは、「このまま暮らすのは無理がある」と感じてしまうほどの状態になっていたそう。そこでお施主様は「古民家の改修に強い工務店」を探すことにし、ついに出会ったのが『輪和建設』だった。「重機が入れない場所にあった蔵も、手作業で解体してくれました。それに何かにつけて対応が早く、一つ一つの作業も丁寧。任せて安心でしたね(笑)」。 「旧家の趣を生かしつつ、小洒落た雰囲気に… 」と計画された今回の古民家再生。間仕切りのないLDKは開放的で、自然の光も隅々まで行き渡る。増築によってできたリビング北側のスペースは、お施主様自作のスピーカーを設置する場所だ。「勾配天井になっているので、音がきれいに響くんです」。また奥様がこだわったのは、キッチン設備とそのレイアウト。「対面キッチンにするために、輪和さんにはいろいろな提案と工夫をしていただきました」と奥様。ご夫婦にとって心地よさが続く、魅力に溢れた住まいとなっている。
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輪和建設
自然素材に包まれた家
装いはやわらかく、建物は頑丈に…… 年代による構造の特性も見極めて 期待以上の「快適さ」と「安心」を創造 「以前は天井や出入り口が低く、暗さや狭さも気になる「いかにも昔ながらの造り」という家でした」とお施主様。生まれ変わった現在の姿からは、まるで想像できない話だ。自然素材を生かした温かみある装いや、広がりを感じられる各空間のレイアウト、また気密・断熱性や耐震性といった快適・安全な性能もしっかりと備わった同邸宅。その改修プランを計画し、設計・施工を行ったのは『輪和建設』である。ご夫婦が思い描いていた「理想の暮らし方」は、「平屋感覚でゆったりとした毎日を過ごしたい」というもの。そこで主寝室は1階に置き、生活のほとんどをワンフロアで完結するよう計画。また新設したパントリーや洗面スペースをLDKとオープンにつなげることで、家族みんなが使う空間に「ゆとり」をつくり出した。さらに二間続きだった和室と洋室を一つにまとめることで、十分な容量の収納スペースも用意。そして壁には漆喰、床や天井部の化粧材にも無垢の吉野材を用いるなど、自然素材もふんだんに取り入れている。2階は、お子様が将来使う個室一部屋と、広々としたホールに変更。サッシの総入れ替えや外断熱の施工で「快適な温熱環境」も実現し、同社が最も重要視している「構造補強」も、基礎からきっちりと見直した上で万全な対策を講じている。
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輪和建設
家業の歴史も刻まれた、未来に届けたい住まい
建物を生かしたリノベーションでつくる理想の暮らし ひと続きになったLDKは、「無垢の木の家」ならではの清々しい香りに包まれた空間。ウッドデッキにつながる大きな窓は室内の奥まで自然光の明るさをもたらし、外部に向かって高くなる勾配天井は心地よい開放感をつくり出している。そして主寝室も個室も1階にレイアウトされた「平屋感覚の間取り」は、家族のコミュニケーションと家事動線をよりスムーズなものにしてくれるだろう。こちらの住まいには、ご夫婦にとっての「理想の暮らし方」が見事なまでに具現化されている。お施主様は、代々お茶農家を営んできたお家柄。およそ築45年というこの建物もお茶の加工場として建築されたものだが、数年前にその務めを全うし、ここしばらくは倉庫として使われていたという。新居を構えるにあたり、「敷地のどこかに新しく建てるか、もしくはこの建物を建て替えようかと考えていたんです」と、もともとは新築での住まいづくりを検討していたお施主様。しかし相談した工務店のうちの複数から、「しっかりした造りだから、この建物を生かした方がいい」との提案を受けたことで、リノベーションでの住まいづくりに舵を切り直したという。 室内で現しになっている梁や桁といった構造材のほとんどは、もともと使われていた木を生かしたもの。その見た目からは、こちらの建物の立派さが容易に想像でき、それらを装いの一部としてうまく調和させているのも『輪和建設』らしい住まいづくりだ。伝統的な建築法で建てられた古民家・旧家のリノベーションを数多く手掛けていた同社の経験値と施工力、そして理想の暮らしをかなえる設計力に、ご夫婦も「お願いして本当に良かった」と満足そう。ダイニング横のスタディースペースや、2階部分に設けられた書斎と趣味のスペース、そして要所要所で計画的に整えられた収納の提案も、快適で充実した毎日をかなえてくれる存在となっている。なお今回の改修では、林業も手掛けていたというお施主様所有の桧や松といった木材が、床や柱、また造作のキッチンカウンターやテレビボードに生かされているという。「大工さんに、用意していた材木ごとの適材適所を判断してもらいました。こんなお願いができたのも、輪和さんならではですね(笑)」。家業の歴史も各所に刻み込んだ、価値ある住まいづくりとなったようだ。