奈良県の家づくり企業をさがす
?

あなたの”より具体的な”こだわりにマッチする企業を探してみてください

?

掲載中の企業様を特長から検索できます (例:自然素材、健康住宅など)

情緒ある奈良町の家

バルジ建築設計室(バルジ・オカダ)
築100 年超えの古民家を その趣を生かしつつも “ 夫婦二人の暮らし”に最適化   奈良町の景観を維持するため、 表通りからの採光は望めない旧家…。 その再生計画で注目したのは、 中庭の存在を最大限に生かすことだった。   代々受け継がれ、築100年を超えるというこちらの物件。現在は、シニア世代のU様ご夫婦 がお二人で暮らしている住まいだ。古くなった水回りの改修や、サッシの入れ替え等で〝暮らしやすさ〟を整えることに加え、ご夫婦が求めていたのは〝自然の光による明るさ〟をかなえること。その願いをカタチにすべく、『バルジ建築設計室』は中庭の存在に目を付けた。以前は外からの光がまったく届かなかった居間と、その隣に並ぶ台所の配置を逆にすることで、ひと続きになったLDKは自然光がしっかりと行き渡る空間に。 またリビングはご夫婦のライフスタイルに合わせ、掘りごたつも備わる畳敷きのリビングとした。さらに読書好きというお二人のため、リビング壁面には大きな本棚を設置。そして日々の暮らしに〝庭の風情〟を取り込めるよう廊下をなくしたことは、採光を得ることに加え空間の拡張とスムーズな生活動線の確保を実現している。また装いについては、もともと備わる〝古民家の趣〟を損なわないよう計画。壁・天井や床、また新しくなったキッチン設備も落ち着いたトーンで統一し、違和感のない空間に仕上げている。   ■物件詳細:築100年(一戸建て) ■リフォーム面積:60.00㎡( 18.15坪)   改修POINT! □ 古くなった水回り設備の一新 □ 彩光計画を見直して、リビングを明るく心地よい空間に □ LDKのレイアウト変更で、夫婦二人の暮らしを快適に □ サッシ等の入れ替えで、冬も暖かく
詳しく見る
楓工務店_リフォーム_小上がり和室

愛猫と夫婦が快適に暮らせる家 リフォームで住みやすさを追求

楓工務店
住んでいるからこそ分かる 数々の快適リフォームポイント   「家にいる時間を快適に過ごせるようにしたい」と考えていたときに、『楓工務店』のオープンハウスを見学したことから、同社へリフォームを依頼したO様。「こうしたい」という間取りや希望を伝え、家づくりの専門家としての視点で同社がアイデアをプラスするスタイルでリフォームがスタートした。 テーマは「愛猫と夫婦が快適に暮らせる家」。ロフトを撤去した天井部分には、キャットウォークを兼ねた見せ梁を配置し、3匹の猫が上下運動できるようにキャットドアやステップをあちこちに設けた。造作家具も含め、古道具屋さんのようなインテリアで統一し、ピクチャーレールに竹久夢二の版画を飾ってギャラリーをイメージするなど、まさに「好きなものに囲まれた暮らし」を実現。そして、安全に長く住まえるように、階段の傾斜を緩やかにし、寝室近くにトイレを設置、雨戸を電動シャッターにするなど、見た目だけではない“先”のことを考えたリフォームを行った。実は数回に渡ってリフォームを行っているO邸。「ここまで手を加えるなら、建て替えても良かったのでは? と言われることも。でも、住みやすさって住んでみないと分からないんです」。住まい手に合わせて変更できるリフォームの魅力とO様の暮らしへのこだわりが詰まっている。   ■物件詳細:築22年(一戸建て) ■リフォーム面積:約62㎡(18.75坪) ■写真:小上がりの和室は、奥様と愛猫たちの寝室でもあるスペース。高めの小上がりは、ファンヒーターを縦に入れられるほどの収納力があり、普段使っている布団もここに片付けている。天井や壁に断熱材を入れて、断熱性能もアップ。
詳しく見る
創造工舎_リフォーム_LDK

先代が建てた家をリスペクトし 手をかけ次世代に引き継ぐ住まい

創造工舎 Franc
古きを受け入れ、新しきを融合 暮らしになじむ空間へ増改築   若い世帯が住みやすいように、離れを増改築したいということで『創造工舎』へご相談があった今回の案件。おじい様が建てられた、入母屋の瓦屋根の立派な建物は、良い材料を使った思い入れがあるもの。「既存のものを受け入れ、新しいものをミックスし、今の暮らしになじませる」をテーマに、増改築がスタートした。この先、長く住まわれることを考え、温熱環境を整えて、耐震等級もアップ。和室の雰囲気を残すために、構造的な部分を残し、2間あった8畳の和室を6畳分だけ残し、東側にLDKを設けた。和室は、床の間や書院造り、欄間といった手を掛けたものはそのまま残し、建具の造作や和室の設えなどを今の暮らしになじませる工夫を施している。リビングの床は、空間に映えるフレンチヘリンボーンを採用。一見、和の雰囲気とは合わなさそうなテイストを組み合わせることによって、木が持つ本来の美しさを生かした空間となった。 おじい様の思いが込められた離れの増改築ということで、「何を残して、どんな間取りにするのか」など、家族全員で相談された上で、打ち合わせを何度も繰り返したという。おじい様にもきちんと確認しながら進めたことで、3世代が納得し、幸せに暮らせる住まいが完成した。   ■物件詳細:築30年(一戸建て) ■リフォーム面積:約106㎡(32.1坪) ■写真:同社では、奈良の古民家のリノベーションを数多く手掛けているという経験値があるので、企画段階から「梁も立派なものが入っているだろう。天井も十分な高さがあるだろう」と予測がついたという。天井を開ければ、より開放感を感じるLDKになることから、こういった間取りを提案するに至ったという。和室の両側にあった縁側は、リビングに自然光を取り込めるように部屋の一部に。縁側の天井部分は以前のものをそのまま残している。
詳しく見る
スペースマイン_リフォーム_その後M邸_ダイニングキッチン

好きなものだけを集めて 終の棲家を心地よい空間に

スペースマイン
もともとはハウスメーカーで新築の家を購入したM様。8年後、偶然『スペースマイン』のモデルハウス「暮らしギャラリー 四季の家」の前を通りがかり、「とてもきれいなモデルハウスで、中に入るとリフォームしたくなった」という。M邸のテーマは「好きなものに囲まれて過ごす終の棲家」。まず「四季の家」で一目ぼれした大きなアイランドカウンターがあるキッチンに入れ替えた。増築した玄関の壁のグラデーションがかったタイルも、「四季の家」で使われていたものだ。絵画がご趣味の奥様が優れた色彩感覚でセレクトしたものをどんどん取り入れていったそう。2006年に玄関やキッチンなど大規模な工事をして以降、10回に渡って徐々にリフォームを重ね、理想の住まいをつくり上げている。特にお気に入りなのが2012年に取り入れたサンルーム。「朝食は毎朝ここで」とご夫婦お二人の憩いの場に。また、季節の花に囲まれてお友達とのティータイムもこちらで。リフォームのたびに好きなものがどんどん増え、愛着が増している。   ■物件詳細:24年(一戸建て)
詳しく見る
スペースマイン_リフォーム_実例I邸_リビングダイニング

「本物の健康住宅」へと再生した 昔ながらの日本家屋

スペースマイン
抗酸化工法と厳選素材が 健康的な暮らしを生み出す   格調高い木造の日本家屋を、ご家族5人が健やかに過ごせる住まいへとリノベーションしたI邸。元は本宅にお母様、離れに息子家族4人で暮らしていたが、下のお子さんが中学生になったのを機に本宅へと住み替えることに。お子さんがアレルギーを持っていたため「健康的に過ごせる家にしたい」という思いが強くあったI様。住宅雑誌を見て“健康住宅”をうたう『スペースマイン』が気にはなっていたが、「奈良匠の会」に相談したところ、「それなら『スペースマイン』がいいですよ」と背中を押されたそう。 「相談の際はもちろん、施工のときも親身になって対応してくださって、こちらにお願いして本当によかったです」と奥様。日本家屋の趣を残しながら、バイオの力で空気中の有害化学物質を吸収・分解し続ける抗酸化工法を建材に施すことで、有害化学物質ゼロの空間へと変身した。健康機能を助ける自然由来の建材を積極的に取り入れ、玄関や階段は美しい桧を、リビングなどの床には足触りが温かい杉をと、奈良県産材を場所に合わせて使い分け。さらに、高性能断熱材を壁だけでなく床や天井にも使用したことで、家中が寒暖差のない快適な空間を保てるようになった。   耐震・創・蓄・省エネに配慮し 快適さと安全性が備わった住まい   「健康的な住まい」のほかにI様が強く望まれたのが建物の耐震性だ。当時の棟梁が丁寧に建てた日本家屋は実に素晴らしい造りだった。一方、日本家屋特有の重たい瓦屋根により、地震の心配が尽きなかったそう。その点はリノベーションの経験豊富な同社が緻密な耐震設計・計算で耐震等級2を実現。リビングには構造材である筋交いを新たに設けデザインとして取り入れ、おしゃれな空間と耐震性を両立させた。また、お母様の「応接室はそのままで」という希望をかなえるために、耐震補強のため取り外す予定だった壁を残し、反対側の廊下の壁から耐震補強を施した。思い出が詰まった“住まいに対する気持ち”をくみ取る対応も、地域密着型の同社ならでは。また、敷地内の蔵の屋根に太陽光発電を設置し、敷地内のすべての電気を賄える容量の蓄電池を追加したことで創エネ・蓄エネ・省エネ性を備えたスマートウェルネス住宅を実現。母屋と離れの電気回路を一つにして、太陽光発電と蓄電池で2棟の電気を賄っている。こちらの住まいは子育て世帯等による高い省エネ性能を有する家屋の改修などを対象とした「こどもみらい住宅支援事業」の補助を受けている。とことん追求された省エネ仕様で、快適さにあふれる住まいが、家族の安心と安全を守り続ける。   ■物件詳細:38年(一戸建て) ■リフォーム面積:180.00㎡(54.50坪) ■写真:キッチンと洋室の間の壁を取り払い、大空間のLDKに。床材には素足で歩くのが気持ちいい杉を使用。この住宅は奈良の木を使用した住宅への助成制度も利用している。
詳しく見る
平岡工務店_リフォーム_玄関

介護士と考える住まい

平岡工務店(Remix Design)
小さな改善を積み重ねたお家 築35年の軽量鉄骨造にお住まいのご夫婦は、お子様が独立し、定年退職を控えて、リフォームを検討されたそう。 これからの暮らしを考えて、「トイレや浴室の使い勝手を改善したい」 「2階へ上がるのが、いずれ大変になる。将来の暮らしが不安…」 「今は暖房をしても冬が寒いので、孫たちが快適に泊まれるようにしてあげたい…」 これまで生活をされてきた「悩み」やこれからの「暮らし」は、とても現実的な内容だったそう。 介護士としてのキャリアと主婦歴35年のお知恵を聞かせて頂きながら、大胆に間取りを変更する改装ではなく、現状の問題点を一つずつ整理し、改善できるようにマイナーチェンジするプランが提案された。
詳しく見る
マイ工務店_リフォーム_K邸_メイン

歴史ある趣は生かしつつ、住まい手の快適さをプラスした「インナーガレージの町屋」

マイ工務店
こちらは奥行きの深い敷地に建つ、築80年という〝町家造り〟の住まい。『マイ工務店』は今回、その建物のうち道路に面した部分の再生を手掛けた。この改修計画の一番の目的は、駐車場をつくること。敷地の奥にはご両親が普段使っている空間と、この実家を出たK様が仕事をしにやってくる工房があるという。 もともとは、通り土間と和室二間が置かれた間取りだったが、今回の改修では敷地奥へと続く通り土間を残し、和室の一間を駐車場に。建物を減築せずに〝インナーガレージ〟としたのは、歴史を重ねた建物の趣を住まいの個性として生かすためでもある。また、残した通り土間はタイルを敷くなどして装いを美しく整え直し、そこに以前からあった「おくどさん」も色を塗り直してインテリアに活用。さらに土間の吹き抜け上部には格子の建具を用い、暗さが気になっていた空間に明るさと一層の開放感を創出した。残した1階の和室も、畳から板の間に変更。その床材には無垢の桧を使い、窓も二重に設置して快適さや気密・断熱性を向上させている。2階は主に、壁と床を改修。現しになった構造材を、味わい深く生かした空間だ。駐車場に加え、それを含む建物を再生した今回のリノベーションには、同社ならではの提案力・施工力がしっかりと発揮されている。   ■物件詳細:80年(一戸建て) ■リフォーム面積:99.17㎡( 30.00坪)
詳しく見る
スペースマイン_リフォーム_ならまち杉邸_ダイニング横

ならまちの風情を今に残す 町家を明るく快適な住まいへと全面リフォーム

スペースマイン
ならまちの中にある築 100年を超える町家。増改築を繰り返した住まいは部分リフォームだけでは十分な耐震・断熱性能が得られないとわかったので、躯体だけを残しほぼ全面リフォームすることに。寒い・暗い・狭いといった日本家屋ならではの問題点を解消するため、一部の壁や天井は無くし、中庭の景観を活かしつつ部屋全体に陽の光が入るような間取りにすることで明るく気持ちの良い大空間を実現。また、隠れていた古い元の梁等を再利用し、町屋の趣は残しつつも、耐震・断熱性能ともに新築の最新基準同等まで上げた古民家リノベーションとなった。床にはひのきの無垢材を使用しているので、高齢者にも優しい造りになっている。木の扱いに長け、豊富な経験とノウハウを持つ同社だからこそ、趣と居心地が同居する住まいへと生まれ変らせることができた。 ■写真:中庭から光がたっぷりと降り注ぎ明るく気持ちの良いダイニング。
詳しく見る
創造工舎_リフォーム_小上がりのあるリビング

三世代家族が集う、ほどよい距離感。機能性と団らんの間取りを両立させ、生まれ変わった、安心で快適な住まい

創造工舎 Franc
これからも、家族みんなで心地よく暮らしていくために 三世代家族が互いを思いやる心に寄り添って。 大胆な改修依頼を見事に実現した古民家は、 優れたデザイン性と機能性を持つ多世帯住宅の理想の形に。 築80年のK邸は藤原京の畔にあり、耳成山を一望できる立地に三世代五人が暮らす。幾度も増改築を繰り返したことで設備の老朽化や段差の多さ、動線の複雑さ、昼なお暗いなど解決したい問題が山積みになっていた。「広いけれど使い勝手の良くない家を抜本的に見直して快適な住まいに」との依頼を受けて窓や断熱材などの省エネ改修を行い、K様の高齢のご両親が使用される空間はすべて段差を解消し、安心して長く暮らすために必要な安全性と快適性を実現した。特に動線が複雑な住まいだったので、「思いやり生活動線」を工夫し、増改築を繰り返している部分を構造的に整理した。 例えば浴室は同じ敷地内の「離れ」にしかなくヒートショックが心配だったので、母屋の作業場だった場所を改修して新設。洗面脱衣室も併設して快適性と利便性を向上させた。また中庭だった場所は、三世代が一緒にくつろげる「現代版縁側」をイメージした明るいLDKへと生まれ変わらせた。リモデル後は、食事のあとも家族がLDKへ自然と集まって一緒に過ごす時間が増えたという。この施工は優れたデザイン性と機能性を融合させたアイデアが高く評価され、2018年にリフォーム実例を競う「TDYリモデルスマイル作品コンテスト」で全国2位にあたる「総合リモデル賞」を受賞している。 ■物件詳細:築80年(一戸建て、母屋+離れ) ■リフォーム面積:80.36平米(24.309坪)
詳しく見る
大吉建設_リフォーム_リビング

薪ストーブ+断熱性の向上で、冬は暖かく夏は涼しい住まい

大吉建設
細かく区切られた部屋が 明るさに包まれる大空間に 明るく広々としたLDKは、いかにも快適そうな空間。これが、もとは小さな5つの部屋で構成されていたとは、今では少し想像しにくい。I様がこちらの住まいをリフォームしたのは、“寒さ”と“暗さ”と“段差”の解消を求めてのことだった。そして依頼を受けた『大吉建設』の答えが、現在のこの姿だ。 まず、寒さ解消のために断熱性を向上させ、薪ストーブも導入。また窓の性能を上げるのと同時に、位置・大きさも再検討し、空間の中央までしっかりと自然光が届くようにした。もちろん床は、LDKの全面をフラットに。和室だけ小上がりにしたのは、お母様が腰をおろせるようにするためだ。「リフォームしてからは冬も快適に過ごせています。でも一番喜んでいるのは母かもしれません」と笑顔のI様から、このリフォームの成功を知ることができる。 ■写真:自然光がたっぷりと入る、明るく広いLDK空間。室内で杖をついたり、車椅子を使うことを想定し、床材には強度・耐久性に優れた松を使用した。 ■物件詳細:築30年以上(一戸建て)
詳しく見る
バルジ建築設計室_リフォーム_LDK

新しいスタイルの古民家再生

バルジ建築設計室(バルジ・オカダ)
「古民家」=「和」。そんなイメージを持っている方は多いのではないだろうか?今回紹介するO様邸は、古民家ならではの良さを活かしつつ、そういったイメージを払拭するような明るいヴィンテージの空間。味のある古材と、白く塗り直した天井板がマッチし、「この家だからこそ可能」な唯一無二の古民家再生を実現している。 そして、古民家再生で重要なのは、「現代に合った住みやすさ」。O様邸では、高齢のお母様と同居するため、バリアフリーが絶対条件。家の真ん中を貫いていた土間の床を上げ、他部分を下げることで、フラットな空間と高い天井を造り上げた。さらに中庭に面した二間続きの和室を陽光が注ぐLDKに。屋外にあった浴室とトイレを、動線の良い玄関近くに配置した。 「実際に住んでみて、バルジさんが提案してくれた“住みやすさ”の意味を実感しました」というお施主様ご夫妻。バルジの真骨頂である“想像以上の家づくり”を体感されたようだ。 古民家をリフォームしたいけど「和」のイメージが強いのは苦手…。機能面も重視したい…。そんな方に勧めたい、新しいスタイルの古民家再生だ。 ■写真:心地良さと木の温もりを感じる玄関の奥には、畳敷きのLDKが広がる。キッチン側には造り付けの同社オリジナル家具があり、デザインだけでなく使いやすさも考え抜かれている。 ■物件詳細:築30年(一戸建て) ■リフォーム面積:152.37平米(46.09坪)
詳しく見る
創造工舎_リフォーム_LDK

それぞれのライフスタイルを尊重し、三世代がほどよい距離感で集う家

創造工舎 Franc
最も快適な部屋を 最も家族が集まる場所に 車椅子のお母様との二世帯同居を機に、リフォームを決意したY様。お母様が安心して暮らせ、また、スタイルの異なる三世代それぞれにとっても快適な家にしたいと、『株式会社 創造工舎』に依頼した。 伝統的な「田の字」型の家屋だったY様邸。冠婚葬祭を自宅で行っていた昔の日本では、明るく日当たりの良い南側に縁側や和室を設けるのが一般的だった。しかし、この間取りは現代の暮らしとは合わなくなり、「一番環境が良い部屋」は「一番使われない部屋」になっていた。 そこで同社は、南側にあった広縁と二間続きの和室を、三世代が集えるダイニングキッチンへと造り替えた。深い軒のある大きな開口部はそのまま生かすことで、コストを抑えながら、自然光豊かな、家族団らんを楽しめる明るい空間を実現した。収納力や回遊動線も確保し、機能性も抜群だ。 さらに今回のリフォームでは、家族がお互いに気を使うことなく、自由に過ごせるようにも配慮した。段差をなくし、扉はすべて引き戸に変えることで、車椅子のお母様が回遊できるようにし、また、介助が必要な場所はスペースを広くとって、家族にとっても使いやすい空間に生まれ変わった。「リフォームしてから家族が顔をあわせている時間が長くなった」とY様。快適に生まれ変わったわが家で、Y様家族は、にぎやかな毎日を送っている。 ■写真:縁側を取り込んだダイニングキッチンには、南に面した大きな掃き出し窓から柔らかな光が差し込む。既存の欄間を再利用し、隣接する和室にも光を届ける。 ■物件詳細:築28年(一戸建て) ■リフォーム面積:178.17平米(53.9坪)
詳しく見る

もっと見る

1〜12件/13件中