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ここから30年を住まう終の棲家、築45年の戸建てをフルリノベ

建築工房 和 -nagomi-

あちこちに不具合が出始めた築45年の住まい。「水回りなどを個別にやりなおすのか、家全体をリノベーションするのか、5年ほど前から検討していました」とお施主様。『建築工房 和』に家づくりを依頼することになった理由は、自然素材を使った家づくりを行っていること。加えて、断熱性や気密性といった性能部分のこだわりを兼ね備えている点も大きな決め手になったという。以前の家は、普段使わない南側の洋間にだけ光が差し込む、もったいない間取り。階段で分断された北側の居間や台所で家族が生活していたので、自然光がたっぷり入る家にしたいというのが大前提だった。使い勝手のいい家事動線や愛猫の居場所づくりなど、間取りにはさまざまなご要望が盛り込まれている。奥様のご要望で、通りに面している1階掃き出し窓には電動の通風シャッターを設置。開け閉めに時間がかからなくなり、窓を開けながらも、外からの視線を遮り、風は取り込める優れものだ。お引っ越しから1カ月。2月という一番寒い時期にも関わらず、エアコン1台での暮らしは想像以上に快適だという。これからの30年を快適に過ごすための工夫をたっぷり盛り込んだ住まいが完成した。

 

■写真:2人で立っても十分な広さがあるフラットタイプのキッチン。天井には見せ梁を施している。

物件情報

タイプ 二階建て
築年数 築45年
延床面積 85.03㎡(25.72坪)

詳細情報

  • 愛猫が窓から外を見られるように、3連窓の下枠を少し伸ばしている。猫の居場所づくりも細やかに配慮。

  • 南側からの採光を考え、窓は200cmの大きな間口高に。さらにカーテンレールを天井付けにすることで、視覚的な広がりが生まれた。

  • 本当は1階に和室をつくりたかったというお施主様。スペース的に難しかったので、小上がりの畳コーナーを設置。ここは今回のリノベで増築した部分だ。

  • 触れると心地よく、温かい十津川産の杉の無垢材をふんだんに使った住まい。

  • トイレ、洗面、ランドリー、浴室が1直線につながる水回りは、LDKとフラットにつながっている。床は掃除がしやすいクッションフロアを選んだ。

  • 階段下は愛猫のおトイレスペース。

  • 天井の勾配を生かし、以前からあった梁をそのまま残した2階の寝室は、実際の床面積以上に広く感じるという。ダウンライトは設置せず、間接照明だけで心地よい空間を演出している。

  • 左側にある小上がりの畳コーナーはお昼寝をしたり、洗濯を畳んだりするのに便利。下には収納を設けた。外せない柱を生かした右側の格子は、部屋を広く見せる効果も。

  • 北側の窓から光が差し込む階段。「日中は電気をつけなくても十分明るい。大きな窓にして大正解でした」とお施主様。

    天井を外してみたところ、状態が悪くない梁があることが分かり、塗装して勾配天井のアクセントに。

  • 屋根は耐久性に優れている平板瓦、外壁は漆喰塗り。ベランダだった部分に杉板を貼って印象的な外観に仕上げた。漆喰と無垢材のコラボは、同社の得意とするところ。漆喰の柔らかな色調と杉板のメリハリが美しい。

  • 十津川産の無垢材を使った同社の家具ブランド「753FURNITURE」。同邸宅では、抜けない柱の横に格子を設置してデザイン性を持たせたり、愛猫のためにリビング窓の窓下の板材を厚めにしたり、さまざまな造作を施している。

  • 『建築工房 和』は、さまざまな補助金を活用した家づくりを行っている。今回は、次世代省エネ建材を使った住宅リフォームを支援する事業から「外張り断熱工法」での改修を採択。家全体の断熱性能を向上し、窓の結露も解消した。

工務店からのコメント

代表取締役 松葉勇

これからの30年を踏まえて、お子さんが独立した後の家をフルリノベーションされたお施主様。1階も2階も階段も廊下も、十津川村の杉材と漆喰をふんだんに使用しています。リノベーションでも、自然素材をふんだんに使いつつ、高気密・高断熱を兼ね備えた住まいづくりは可能です。「無垢の杉と漆喰の家の居心地の良さ」を日々の暮らしの中で感じてください。

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