リフォーム こだわりのデザイン 施工事例一覧
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ビーライフ 一級建築士事務所
ラグジュアリーなマンションリノベ
低コストで新築と同等の住まいづくりができると近年人気のマンションリノベーション。しかし、構造上つくり変えることができない箇所もあり間取り変更には限界があるといったデメリットも。しかし、『ビーライフ一級建築士事務所』が手掛ける物件はそうしたデメリットを感じさせない空間づくりを実現。今回一番のポイントとなるのがキッチンの配置変更。もともとキッチンは今のパントリーの場所にあり、さらに構造上抜けない壁もあったため大幅な移動は難しいと思われたが、パントリー部分を一段高くして配管を延ばすことでキッチンを現在の位置に移動し、リビングと一体化した開放感あるキッチンを実現。さらに、抜けない壁はそのまま活かしてキッチンとパントリーを区分けすることで、空間にメリハリをつけるとともに収納の目隠しにもなっている。また、デザイン面も石材パネルや木板・デザインクロスをアクセントにダークグレー調で統一したシックな印象に、緻密にプランニングされた照明計画で更なる上質感をプラス。ごくありふれた間取りのマンションが極上のラグジュアリー空間に生まれ変わった。
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建築工房 和 -nagomi-
懐かしい家を今に合ったカタチへ
暮らしの問題とお施主様がやりたいことに耳を傾け、 お施主様の想像を超えたベストな解決策を提案。 複雑な生活動線による日々のストレスを解消し、 年齢を重ねても、愛犬と共に快適に過ごせる住まいへ。 お母様が離れでの暮らしを望まれたタイミングで住まいの大規模改修を決意されたお施主様。ご主人が、『建築工房 和』の前をいつも車で通っていたことから相談に訪れたのがきっかけとなり、レトロ住宅再生がスタートした。改修のポイントは、思い出の建具を各所に残しながら、コンパクトな動線と間取りを再プランニングすることだ。お亡くなりになったお父様がよく座っていたという窓辺の地袋天板。全部取り払って、ダイニングを広く使おうかという話も出たが、同社の伴野氏から「再生して残しましょう」という提案があったという。地袋と障子に新たな命が吹き込まれ、かつての温もりをそのままに新たな空間と調和している。また、駐車場から近い勝手口の利用が多かったことから、土間とシューズクロークを設置。土間から直接パントリーに行けるので、買物帰りの動線も短くなり、より暮らしやすくなった。「以前のものを上手に生かしてもらえたことに大満足。子どもたちが帰ってきたらびっくりすると思う」と嬉しそうなお施主様ご夫妻。同社の行き届いた提案力、細やかな感性が見事に古民家再生へ生かされている。 ■写真:「梁を見せたい」というご要望があり、天井板を外してからどのようにするか決定。状況によってどんな改修を行うかを判断し、ベストな提案ができるのは、設計と大工が高いレベルで緊密な連携がとれているからこそ。庭に面した窓は、4枚から大きな2枚の窓にチェンジ。
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マイ工務店
家族と愛犬が一緒に楽しく過ごす 三輪山を一望できるLDKのある家
「最初は換気扇を変えようか」という話からスタートしたK様邸のリフォーム計画。「お風呂も寒いし、ランドリーも狭くて使いにくい」と範囲が広がり、「そのうちに、ライフプランを考えるようになった」と話すK様。夫婦の今後の人生を考えたときに、少しずつ手を加えるのではなく、残りの人生をどう暮らしたいかを踏まえて、リフォームするほうがいいのではという考えに至ったという。『マイ工務店』の施工事例を気に入った奥様が同社に相談。決め手は、家づくりに向き合う姿勢で、「こちらの話に耳を傾け、やりたいことにじっくり向き合ってもらえたことがうれしかった」という。愛犬の居場所をどこにするかという点についても、「LDKの雰囲気と一体化したものを」というご要望に対し、テレビ下をドッグスペースにすることを提案。愛犬もこの場所がお気に入りのようで、「安心してお留守番させることができる」と奥様もお喜びだ。「すべてにおいて想像の上をいく提案力で、本当にマイさんにお願いして良かった」という、ご夫婦と愛犬も大満足の住まいが完成した。
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スペースマイン
断熱性能向上で安心して住めるバリアフリーのセカンドハウス
生家のリノベで二拠点生活を実現 外せる壁や柱をすべて取り払った アンティーク家具が映える住まい 空き家になっていた築50年以上になるお施主様のご実家。「母が車椅子で過ごせるようにリフォームしよう」と思い立ち、たまたま訪れたのが『スペースマイン』のモデルハウスだったという。そこで見た無垢の木の家に一目ぼれし、同社に工事を依頼することとなった。抜いてもいい壁や柱はすべて取り払い、できるだけオープンな空間を確保。階段の場所を変更すると、2階の間取りも変更しなければならないため、LDKの中央に階段を配置したままでも圧迫感がないよう、スケルトン階段を選んだ。以前増築した木造部分に解体時、白蟻の被害がみられた為、防蟻工事を施し、柱・梁などの補強工事も実施した。LDKの壁には高断熱のグラスウールを入れ、樹脂サッシの交換、出窓だったところには内窓を設置するなど、寒かった住まいの断熱性能を大幅に改善した。リビングの隣にある洋室は断熱材を同社が施工し、ご主人が壁を貼る予定だという。細やかで柔軟な対応が強みの同社だから可能になった、お施主様が工事の一端を担う家づくり。お施主様の住まいづくりは、しばらく続きそうだ。
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楓工務店
マンションでも妥協しない子育て世代がこだわり抜いた「欲しい」をすべて盛り込んだ家
新築も含めて『楓工務店』に相談をしていたというO様ご夫妻。最終的に選ばれたのは「中古マンション購入×リノベーション」。新築・リフォーム・不動産の各部門を持つ同社だからこそスムーズに進んだという。リノベ計画を進める中で、収納スペースの不足を解消すること、ピアノ練習用の防音室・ご主人の書斎を作りたい、リビングに畳の雰囲気を残したいなど、さまざまなご要望があったという。もともと和室だった部分の半分を小上がりの畳スペースにし、下部には大容量の引き出しを設けた。残りの半分をランドリーに近いファミリークローゼットにすることで家事動線も最短に。防音室はユニットタイプで価格を抑え、ご主人の書斎は寝室の奥に設けるなど、「この手があったか」というアイデアがふんだんに盛り込まれている。創意工夫で理想の暮らしを生み出すことのできる中古マンションのリノベなら、ぜひ同社に相談してほしい。リノベーションだからこそできた、こちらの住まいは、楓工務店YOUTUBE「ルームツアー」動画で公開中!
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ヨシダデザイン工房
住み継ぐ築150年の家
本家や離れ、馬小屋、蔵のある築150年以上になる昔ながらの古民家に少しずつ手を加えるリノベーションを手掛けている『ヨシダデザイン工房』。「お施主様とは、20 年前にトイレのリフォームを行って以来のお付き合い。仕事ぶりを信頼して、毎年何かしらの工事を依頼してくださっています」。2年前に子ども部屋を作った際、断熱性能が格段にアップしたことから、昨年は板間と土間の床を上げてリビングにする工事を行った。「あまり和風っぽくしたくない」というご要望から、床は節の入ったナラ材を使用。天井裏に敷いた土の落下を防止するため、既存の天井の下に奈良県産の杉板を張っている。ひねった丸太梁の型を取り、隙間なく仕上げるのは、大工の技術力が求められる大変な作業だったという。昔の趣を残しつつ、家族構成や生活スタイルに合わせた古民家再生という考え方。「残せるものは残しながら、何年にも渡って少しずつ手を加え、今風の要素も取り入れて大切に住まう」という、お施主様の思いがあればこそ、こういった住まいを後世に残していくことができる。
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スペースマイン
ユニバーサルデザインと木質化リノベにより、誰もが快適に過ごせる軽量鉄骨の家
築3 0 年超の軽量鉄骨造の住まいを大規模リフォーム 自然素材に包まれ、永く暮らせる家へ 大手ハウスメーカーで建てた軽量鉄骨造の家を、将来の介護やシックハウスの問題から「からだにやさしい」をテーマに全面リフォーム。使わなくなった部屋は、吹き抜けにしたり、水回りを広くとるために使ったりと有効に活用。子どもからお年寄りまで、すべての年代に優しいユニバーサルデザイン、かつ奈良県産の木材をふんだんに活用し、シックハウスの心配がない「木の家」へと変貌を遂げた。また、床・壁・天井などの断熱性能は長期優良住宅以上のレベルまで引き上げ、太陽光発電を取り入れることで、ゼロエネ住宅が実現。いつまでも快適に暮らせるよう、デザインだけでなく、機能性も向上させた。この住まいは「奈良の木の家コンテスト」リフォーム部門での受賞歴があり、『スペースマイン』が誇る技術の裏付けといえるだろう。家全体から木の香りが漂う「やさしい」住まいが、家族の安心・安全を末永く守り続ける。
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建築工房 和 -nagomi-
一本松の家
子どもの頃の想い出が朽ちる前に 住まいを子世代につないだ安堵感 自前の木で、価値ある古民家再生 安政3年に手に入れたと記録が残る160年以上前の家。 とにかく、子どもや孫世代にこの住まいを残したい。 祖父が植えた樹齢50年の木を使って改修するには 木に精通した工務店の存在が必要だった。 160年以上の年月を積み重ね、お施主様の父の代まで住み続けてきた住まいは、手を入れずに放置していたため、もはや廃屋寸前だった。家の横にあった蔵がすでに朽ちてしまったこともあり、とにかく残したいという想いが強かったとお施主様は話す。子どもの頃から折に触れ、祖父母との時間を過ごした住まいを何とか残したい。さらに改修には、ご先祖様が植えた杉の木を伐採して使いたいという要望もあった。これらの想いをかなえられる工務店は少なく、十津川村の木を使った家づくりや、古民家再生を数多く手掛けていた『建築工房和』に白羽の矢が立った。 家の裏側の部分は朽ちている部分も多かったので、思い切って減築を提案。建具や家具は、経年の風合いを生かして再利用し、伐採した杉は外壁や床材だけでなく、家具の造作にも活用している。そして、かまどのあった場所は土間を広げて、大きな梁が映える大空間に生まれ変わった。「伐採から家づくりまでお願いできる和さんだから、かなった古民家再生。子どもたちの時代に残すことができてほっとしている」と話すお施主様ご夫妻。現在は月に数回訪れ、ゆったりとした時間を過ごしているという。
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バルジ建築設計室(バルジ・オカダ)
情緒ある奈良町の家
築100 年超えの古民家を その趣を生かしつつも “ 夫婦二人の暮らし”に最適化 奈良町の景観を維持するため、 表通りからの採光は望めない旧家…。 その再生計画で注目したのは、 中庭の存在を最大限に生かすことだった。 代々受け継がれ、築100年を超えるというこちらの物件。現在は、シニア世代のU様ご夫婦 がお二人で暮らしている住まいだ。古くなった水回りの改修や、サッシの入れ替え等で〝暮らしやすさ〟を整えることに加え、ご夫婦が求めていたのは〝自然の光による明るさ〟をかなえること。その願いをカタチにすべく、『バルジ建築設計室』は中庭の存在に目を付けた。以前は外からの光がまったく届かなかった居間と、その隣に並ぶ台所の配置を逆にすることで、ひと続きになったLDKは自然光がしっかりと行き渡る空間に。 またリビングはご夫婦のライフスタイルに合わせ、掘りごたつも備わる畳敷きのリビングとした。さらに読書好きというお二人のため、リビング壁面には大きな本棚を設置。そして日々の暮らしに〝庭の風情〟を取り込めるよう廊下をなくしたことは、採光を得ることに加え空間の拡張とスムーズな生活動線の確保を実現している。また装いについては、もともと備わる〝古民家の趣〟を損なわないよう計画。壁・天井や床、また新しくなったキッチン設備も落ち着いたトーンで統一し、違和感のない空間に仕上げている。 ■物件詳細:築100年(一戸建て) ■リフォーム面積:60.00㎡( 18.15坪) 改修POINT! □ 古くなった水回り設備の一新 □ 彩光計画を見直して、リビングを明るく心地よい空間に □ LDKのレイアウト変更で、夫婦二人の暮らしを快適に □ サッシ等の入れ替えで、冬も暖かく
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楓工務店
思い出と快適が 両立する家
この先も残したい大切な我が家 昔の趣と快適さを兼ね備えた 守り育てる古民家 父から受け継いだ築54年の日本家屋をできることなら大切に残していきたい。 その想いを大切に、柱や鴨居で古民家の趣そのままに 大胆な間取り変更で現代にフィットした暮らしを実現。 周囲を豊かな自然に囲まれた里山に佇む築54 年の住まい。元々すぐ隣に建てた離れに暮らしていたN様一家だが、両親から母屋を引き継ぐことになりリフォームを決意。 N様からの要望は「機能的な間取り」と「できるだけ元の家の趣を残す」こと。以前の住まいは古い日本家屋によくみられる部屋数の多い間取りであったが、生活の中心となるLDKは部屋を仕切る壁を取り払い、開放的で広々とした空間に。その他にも浴室・洗面脱衣所・ランドリールームを一直線上に配し、洗う→干す→取り込む→収納までの一連の動作が効率良く行えるようにしたり、キッチンには機能的かつ使い勝手の良い向かい合わせの収納棚を設置してキッチン周りの 動線を短くしたりなど、至るところに暮らしやすさへの配慮が施されている。さらに、今ではあまり見られなくなった差鴨居や昭和レトロ感満載のデザインガラスはあえてそのままに。新築では出せない重厚感や個性はリフォームならでは。数年後には子ども部屋を作るべく2階部分のリフォームも予定しており、良いものは残しつつ時代やライフスタイルに合わせてこれからも変化 を続ける「守り育てる古民家」となった。 ■物件詳細:築54年(一戸建て) ■リフォーム面積:81.47㎡ (24.6 坪) 改修POINT! □ 壁を抜き、広々と開放感のあるLDKを実現 □ 水回りの位置と回遊動線で家事がしやすく機能的な間取り □ 抜けない柱を活かした造作家具 □ 鴨居はあえて残すことで旧家の良さも活かした空間演出