リフォーム こだわりのデザイン 施工事例一覧
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庭を愛でる家
自然を感じる贅沢さを、 暮らしの中に取り込んで…… 魅力を引き出し、さらに高めた古民家再生 中庭に広がる美しい景色から 季節の移ろいを感じられる住まい ■写真:和室から見る、中庭に造られた枯山水。建物のリノベーションと併せ、これまで手入れができていなかった中庭も改めて美しく整えられた。こちらの住まいは、この風景を各空間から楽しめるよう計画されている。 □物件情報:築100年以上
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楓工務店
愛猫と夫婦が快適に暮らせる家 リフォームで住みやすさを追求
住んでいるからこそ分かる 数々の快適リフォームポイント 「家にいる時間を快適に過ごせるようにしたい」と考えていたときに、『楓工務店』のオープンハウスを見学したことから、同社へリフォームを依頼したO様。「こうしたい」という間取りや希望を伝え、家づくりの専門家としての視点で同社がアイデアをプラスするスタイルでリフォームがスタートした。 テーマは「愛猫と夫婦が快適に暮らせる家」。ロフトを撤去した天井部分には、キャットウォークを兼ねた見せ梁を配置し、3匹の猫が上下運動できるようにキャットドアやステップをあちこちに設けた。造作家具も含め、古道具屋さんのようなインテリアで統一し、ピクチャーレールに竹久夢二の版画を飾ってギャラリーをイメージするなど、まさに「好きなものに囲まれた暮らし」を実現。そして、安全に長く住まえるように、階段の傾斜を緩やかにし、寝室近くにトイレを設置、雨戸を電動シャッターにするなど、見た目だけではない“先”のことを考えたリフォームを行った。実は数回に渡ってリフォームを行っているO邸。「ここまで手を加えるなら、建て替えても良かったのでは? と言われることも。でも、住みやすさって住んでみないと分からないんです」。住まい手に合わせて変更できるリフォームの魅力とO様の暮らしへのこだわりが詰まっている。 ■物件詳細:築22年(一戸建て) ■リフォーム面積:約62㎡(18.75坪) ■写真:小上がりの和室は、奥様と愛猫たちの寝室でもあるスペース。高めの小上がりは、ファンヒーターを縦に入れられるほどの収納力があり、普段使っている布団もここに片付けている。天井や壁に断熱材を入れて、断熱性能もアップ。
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楓工務店
心地よく開放的な空間で 理想の子育て環境を実現
ラクしてキレイが続く 収納上手がかなう住まい 『楓工務店』が手掛ける家のテイストが好みだったN様ご夫妻は、奥様の地元で見つけた物件のリフォームを同社へ依頼することに。1階のLDKを大きく広げて、小上がりの和室ともつなげることで、お二人が望んだ通り「開放的で落ち着く住まい」が出来上がった。琉球畳が採用された和室は「子どものお世話やお昼寝などに大活躍。予想以上にここでゆっくり過ごしています」と奥様も大満足。また、家族の様子が見渡せるようにアイランドキッチンを新調、冬でもお子様が裸足で遊べるようリビングには床暖房が採用されている。 2階のウォークインクローゼットには、使い勝手を考慮しハンガーパイプをL字型に配置。あえて何もない壁面を残すことで、棚を置くなど自由に使えるスペースも作られている。そして、日々の片付けには極力手間がかからないよう、キッチン台の背面や壁面の造作棚、パントリーなど収納スペースをたっぷりと確保。「楓工務店さんのご提案で取り入れて良かったと思ったのは、テレビ裏の収納です」とN様。一見するとアクセントクロスを貼ったスタイリッシュな壁面と磨りガラスだが、扉を開ければ収納空間が現れる。随所で快適さを追求し、子育て真っ最中のN様にとって最高の住まいになった。 ■物件詳細:築36年(一戸建て) ■リフォーム面積:137.00㎡(41.44坪) ■写真:ダイニングと横並びにしたキッチンを中心に、正面はリビングへ、写真奥は小上がりの畳の部屋へとつながる広々としたLDK。元はLDKと和室、南向きの2部屋だった場所で、このリフォームによりLDK全体が南向きの明るい空間となった。
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創造工舎
先代が建てた家をリスペクトし 手をかけ次世代に引き継ぐ住まい
古きを受け入れ、新しきを融合 暮らしになじむ空間へ増改築 若い世帯が住みやすいように、離れを増改築したいということで『創造工舎』へご相談があった今回の案件。おじい様が建てられた、入母屋の瓦屋根の立派な建物は、良い材料を使った思い入れがあるもの。「既存のものを受け入れ、新しいものをミックスし、今の暮らしになじませる」をテーマに、増改築がスタートした。この先、長く住まわれることを考え、温熱環境を整えて、耐震等級もアップ。和室の雰囲気を残すために、構造的な部分を残し、2間あった8畳の和室を6畳分だけ残し、東側にLDKを設けた。和室は、床の間や書院造り、欄間といった手を掛けたものはそのまま残し、建具の造作や和室の設えなどを今の暮らしになじませる工夫を施している。リビングの床は、空間に映えるフレンチヘリンボーンを採用。一見、和の雰囲気とは合わなさそうなテイストを組み合わせることによって、木が持つ本来の美しさを生かした空間となった。 おじい様の思いが込められた離れの増改築ということで、「何を残して、どんな間取りにするのか」など、家族全員で相談された上で、打ち合わせを何度も繰り返したという。おじい様にもきちんと確認しながら進めたことで、3世代が納得し、幸せに暮らせる住まいが完成した。 ■物件詳細:築30年(一戸建て) ■リフォーム面積:約106㎡(32.1坪) ■写真:同社では、奈良の古民家のリノベーションを数多く手掛けているという経験値があるので、企画段階から「梁も立派なものが入っているだろう。天井も十分な高さがあるだろう」と予測がついたという。天井を開ければ、より開放感を感じるLDKになることから、こういった間取りを提案するに至ったという。和室の両側にあった縁側は、リビングに自然光を取り込めるように部屋の一部に。縁側の天井部分は以前のものをそのまま残している。
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マイ工務店
ホテルのように美しく 上質でシックな住まい
主寝室の間取りを見直して 快適な暮らしを追求 築15年の建売住宅を「ホテルライクな住まい」にリフォームしたK邸。LDKの中心となるキッチンにはそのコンセプトが色濃く反映されており、奥様のリクエストでスタイリッシュな「Acca(アッカ)」のキッチンをペニンシュラ型に備え付けた。グレーを基調にしたキッチンには、奥行きとカフェのような雰囲気を演出してくれるルーバー天井を採用。その中にスピーカー付きのダウンライトを配し、料理をしながら空間全体で音楽を楽しめるようにした。洗面ボウルを左に寄せてパウダースペースを広くとった洗面ルームもホテルライクな雰囲気がよく感じられる。 また、コロナ禍で働き方が変わったこともリフォームに影響を与えた。奥様の在宅勤務が増え、ワークスペースを確保するために主寝室を2つに分割。奥様の部屋にはフローリングの小上がりを作ってベッドを置き、オンオフで過ごす空間を区切った。このように自由度の高い間取りを実現できるのは『マイ工務店』ならではだ。また、奥様の部屋の壁の一部とキッチンの壁にはポーターズペイントを施した。印影のある自然な風合いを醸すペイントはおしゃれで、施主自らが手 掛けることもあり、マイホームのいい思い出の1ページを刻むことができる。暮らしと好みに合わせた住まいが完成した。 ■物件詳細:築15年(一戸建て) ■リフォーム面積:103.92㎡(31.43坪) ■写真:ダイニングテーブルと横並びにしたキッチンの隣には、冷蔵庫を置ける広いパントリーを用意。
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マイ工務店
歴史ある趣は生かしつつ、住まい手の快適さをプラスした「インナーガレージの町屋」
こちらは奥行きの深い敷地に建つ、築80年という〝町家造り〟の住まい。『マイ工務店』は今回、その建物のうち道路に面した部分の再生を手掛けた。この改修計画の一番の目的は、駐車場をつくること。敷地の奥にはご両親が普段使っている空間と、この実家を出たK様が仕事をしにやってくる工房があるという。 もともとは、通り土間と和室二間が置かれた間取りだったが、今回の改修では敷地奥へと続く通り土間を残し、和室の一間を駐車場に。建物を減築せずに〝インナーガレージ〟としたのは、歴史を重ねた建物の趣を住まいの個性として生かすためでもある。また、残した通り土間はタイルを敷くなどして装いを美しく整え直し、そこに以前からあった「おくどさん」も色を塗り直してインテリアに活用。さらに土間の吹き抜け上部には格子の建具を用い、暗さが気になっていた空間に明るさと一層の開放感を創出した。残した1階の和室も、畳から板の間に変更。その床材には無垢の桧を使い、窓も二重に設置して快適さや気密・断熱性を向上させている。2階は主に、壁と床を改修。現しになった構造材を、味わい深く生かした空間だ。駐車場に加え、それを含む建物を再生した今回のリノベーションには、同社ならではの提案力・施工力がしっかりと発揮されている。 ■物件詳細:80年(一戸建て) ■リフォーム面積:99.17㎡( 30.00坪)
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岡田工務店 岡田一級建築士事務所
家族も猫も快適に過ごせる「優しい家」
知識と技術と思いやりでかなえた 想像以上・期待以上のリノベーション 『岡田工務店』の家づくりは、家族・家計・環境に「やさしい家」を目指すもの。リノベーションを手掛ける際にも、そのコンセプトは変わらない。こちらは、25年前に建てた家の不便な点や老朽化した箇所を徹底して見直し、快適かつ地震にも強い住まいへとフルリノベーションしたT邸。プランニングには半年以上もかけ、さらに施工中の変更希望にも可能な限り対応することで、“住まい手の期待以上”をカタチにしている。以前は暑さ・寒さに不満を感じていた室内の温熱環境も、断熱材の入れ替えやサッシ・窓の変更などで一年を通して心地よく。また的確な構造補強を行うことで、耐震等級3の建物に仕上げた。各空間のレイアウトは、“家族それぞれの暮らし方”を深く検討した上で計画。さらに保護猫活動のための部屋「NEKOLAND」も、T邸ならではの個性となった。
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創造工舎
明るく開放感のある生活空間へ、離れ一階は家族で過ごす大LDK!
壁紙・ニッチなど細部にもこだわった 好きなモノに囲まれた“豊かな暮らし” 多世帯で利用していた離れを、家族構成の変化に伴い暮らしやすくリフォームしたM邸。自然と家族が集まる、明るく広々としたLDKを中心に、こだわりのレイアウト&意匠に囲まれた“豊かな暮らし”を実現させた。 簡易的なキッチンしかなかった水回りは大きく2つに再計画。玄関空間にある階段下には洗面コーナーを、物入部分にはトイレを増設。閉塞感があったキッチン部分は壁を取り払い、LDKの主役となる対面式のオープンキッチンへ生まれ変わった。デザイン性だけでなく、回遊式の家事動線など、機能性も考え抜かれている。また、構造上外せない梁や柱は飾り棚や天井のデザインとし、開放的な中にもメリハリの利いた空間をつくり出した。 さらにご一家の価値観や暮らし方を体現するよう、音声操作や調湿タイルなどの機能面、美しい陰影を生み出すモザイクタイルや壁紙、ニッチなどのデザイン面など、細部の要望にもしっかりと応えた。一つひとつの空間が上質で、丁寧な印象を与える住まいへと生まれ変わった。 ■写真:明るく開放的なLDK。また1 階はぐるっと回遊できる間取りになっていて、家事のしやすさにも配慮がなされている。 ■物件詳細:築35年(一戸建て) ■リフォーム面積:66.30平米(20.06坪)
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バルジ建築設計室(バルジ・オカダ)
広さの中に団らんと空間のゆとりを織りまぜ、家事動線も文句なし!バルジが生み出す現代の旧家の形
ご結婚を機に住まいのリフォームを決意したO様。リフォームにあたり、築110年の旧家の趣は出来るだけ残しつつ、段差や家事動線の不便さといった昔ながらのつくりを解消したいと、『バルジ建築設計室』に施工を依頼することに。O様邸のポイントを同社に伺うと「部屋が細かく仕切られていて段差が多く圧迫感があったので、ご家族が集うLDKは壁や天井を抜いて一つの大きな空間にしました。そのおかげで以前は孤立しがちだったキッチンから、家族を見渡せるキッチンへと生まれ変わり、家族の団らんをおこなえる空間になっています。ただ広いだけでなく、例えるのであれば、平屋感覚でマンション暮らしのようなコミュニケーションをとれる良いとこどりの住まいだと言えます。また、お施主様一番のご要望だった畳敷きで掘りごたつの床座リビングを採用しつつ、現在ではなかなかお目にかかれない立派な柱や梁が状態良く残っていたので、それらはあえて残しています。」と語ってくれた。旧家に多い男性主導のつくりに、キッチンや水回りの配置など、うまく女性目線の間取りをミックスした案件となった。「家事がしやすくなった」と奥様も大満足。 古民家や旧家の特長を熟知する強みに、女性目線の間取りをしっかり取り込む設計担当。さらに、耐震・断熱の知識を熟知した技術者のスキルを織りまぜたことで、バルジの持ち合わせるカラーが結集された今回の事例。O様が快適に住まわれていることは言うまでもない。 ■写真:ご両親から譲り受けた築110年の旧家。古民家を知り尽くすバルジ建築設計室が、旧家の趣はそのままに暮らしやすさを追求した住まいに。 ■物件詳細:築110年(一戸建て) ■リフォーム面積:107.88平米(32.62坪)
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楓工務店
重厚感のあるLDKを部分リノベ。居心地のいい統一感のある住まい
憧れのインテリア×使い勝手のいいキッチン 壁を取り払って、開放感あふれる空間が誕生 リノベーションのきっかけとして、「キッチン設備の不具合」というケースは多い。Y様の場合も同様で、「せっかく新しくするなら、希望を盛り込んだリノベーションにしたい」と、雑誌で見た施工事例にひかれ、楓工務店へ相談にいったという。住宅ローンを借り換えると、費用が想定していたより抑えられることが分かり、一気に計画が進んだY邸のリノベーション。キッチン、ランドリールーム、浴室、トイレ、洗面所、リビングの壁紙など、対象となった部分は多いが、基本的な間取りの変更は行わず、建具なども残せるもの、使えるものは以前のものをそのまま再利用している。「部分的なリノベーションの難しいところは、以前の建具や家具とテイストを合わせること」と同社担当の岸本氏。アイアンと木を使ったナチュラルな雰囲気のキッチンは、リビング側の壁紙をブルーにすることで、独立した雰囲気を演出。重厚感のあるLDKにリノベしたキッチンが自然となじみ、細かな要望をすべてかなえた大満足の住まいが完成した。 ■写真:ナチュラルなキッチンと重厚感のあるLDKを違和感なく融合。リビング側の壁紙をブルーにすることで独立した空間として生まれ変わった。 ■物件詳細:築20年(一戸建て) ■リフォーム面積:41.39平米(12.52坪)