重厚感のあるLDKを部分リノベ。居心地のいい統一感のある住まい
憧れのインテリア×使い勝手のいいキッチン
壁を取り払って、開放感あふれる空間が誕生
リノベーションのきっかけとして、「キッチン設備の不具合」というケースは多い。Y様の場合も同様で、「せっかく新しくするなら、希望を盛り込んだリノベーションにしたい」と、雑誌で見た施工事例にひかれ、楓工務店へ相談にいったという。住宅ローンを借り換えると、費用が想定していたより抑えられることが分かり、一気に計画が進んだY邸のリノベーション。キッチン、ランドリールーム、浴室、トイレ、洗面所、リビングの壁紙など、対象となった部分は多いが、基本的な間取りの変更は行わず、建具なども残せるもの、使えるものは以前のものをそのまま再利用している。「部分的なリノベーションの難しいところは、以前の建具や家具とテイストを合わせること」と同社担当の岸本氏。アイアンと木を使ったナチュラルな雰囲気のキッチンは、リビング側の壁紙をブルーにすることで、独立した雰囲気を演出。重厚感のあるLDKにリノベしたキッチンが自然となじみ、細かな要望をすべてかなえた大満足の住まいが完成した。
■写真:ナチュラルなキッチンと重厚感のあるLDKを違和感なく融合。リビング側の壁紙をブルーにすることで独立した空間として生まれ変わった。
■物件詳細:築20年(一戸建て)
■リフォーム面積:41.39平米(12.52坪)
天窓の光はLDKにも届くので「部屋全体が明るくなった」とY様。出窓下の収納の奥行を増やしたことで、以前より使い勝手が良くなった。
収納スペースを洗面所にチェンジ。扉は設けていないが、手洗いはリビングから見えない設計。
ランドリールームの一角はお嬢さんのメイクスペース。
吊り棚を取り除き、オープンな空間にすることで開放感あふれるキッチンに。リビングから冷蔵庫や家電を収納したパントリーを隠すために、調理カウンターが2本平行に並んでいる2型キッチンを採用した。