リフォーム 施工事例一覧
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楓工務店
もとの間取りを最大限に生かし、限られた予算の中で愛猫との快適生活を手に入れる
平屋だった家を2階建てにリフォームしたのが約20年前。2階に駐車場やご実家への移動に便利な出入り口と外回りの通路を設置したのが8年前。そして今回は、ご夫婦2人と愛猫2匹の暮らしが快適になるよう、2階にキッチンを増築し、加えて住まう中で感じていた不満を解決することになった。 2階の出入り口、室内にあったトイレと手洗いなどは移動できないという間取りの制限があったので、キッチンとして使えるスペースは決まっていた。省スペースでいかに使い勝手が良くなるかを考え、奥様からはさまざまな提案があったという。コストダウンと便利さを考えて、引き出しのない収納棚を造作したキッチンは、大工さんの完全オリジナル。何をどこに収納するかも決めてつくった空間は無駄がなく、細かな工夫があふれている。また、猫がリビングと寝室を行き来する通路や、もともとあったトイレを広げて、猫用のトイレスペースを作るといったアイデアは飼い主ならではだろう。 「楓工務店さんは、価格がお手頃だったということもありますが、わがままな要望にも快く対応していただけるところが決め手でした」。わがままな変更やお願いにも「できますよ!」と嫌な顔ひとつせず、引き受けてくれた『楓工務店』には感謝の気持ちしかないと話す奥様。小さなこだわりは、そこに長年住んだお施主様にしか分からないもの。「住まう人にとって何がベストか?」を考え、不満を解決するだけに留まらない納得のリフォームとなった。 ■写真:増改築を複数回繰り返した築40年以上の家。今度のリノベはキッチンや洗面所を造作し、2階に暮らしの拠点を大移動。愛猫と夫婦が心地よく暮らすためのアイデアあふれる家が完成した。 ■物件詳細:築40年(一戸建て) ■リフォーム面積:115.70平米(35.00坪)
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創造工舎 Franc
家遊びを楽しむ家、家族みんなのリフレッシュ空間
映画鑑賞に楽器演奏 趣味の時間が充実する 男の遊び空間を実現 TDY主催のリモデルスマイル作品コンテスト2015の「自由空間 審査員奨励賞」に入賞のI様邸。傾斜地に立つ木造2階建ての基礎部分を家族が有効に使える場所としてリフォーム。 テーマは「家遊びを楽しむ家」。お施主様は音楽が大好きで、近隣に遠慮なく音楽を聴いたり、電子ドラムを練習したり。家族で映画鑑賞も楽しみたい。近所に住むお姉様はダンス講師、お母様は陶芸を趣味にする。家族が趣味の時間を快適に過ごせるゆとりある空間づくりを目指した。 数十年荷物置きになっていた地下2階は、電子ドラムや映画鑑賞を楽しめる空間に。室内の素材は、目に優しく、静電気の発生を防ぎ、くつろげる素材を意識し、床には厚さ3㎝の地元吉野杉を使用。天井には吸音パネルを採用し防音対策も施した。地下室ということもあり、通気、換気、除湿、結露対策も考慮。地下1階の車庫には、内外の間仕切り壁を設け、お母様の趣味の陶芸作品をオープン収納できるギャラリーに。1階への階段は手すりなど安全対策も配し、緩勾配の階段に架け替え高齢になった時のことも考え備えた。 県産材使用の助成金を取得したり、省エネ住宅ポイントの補助金を活用するなど経済的かつ機能性に優れたリフォームとなった。 今まで眠っていた場所を蘇らせることができ、20年前までは想像できなかった今の暮らしに最適な空間で、幸せな日々を送っているご家族である。 ■写真:地下2階。130インチの画面で映画鑑賞が楽しめ、照明もシーンごとにコントロールできる。電子ドラム用に防音にも配慮された趣味を満喫する空間。 ■リフォーム面積:48.00平米( 14.60坪) ■物件詳細:築27年(一戸建て)
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バルジ建築設計室(バルジ・オカダ)
残したいもの、生まれ変わるもの。2世代の想いを込めた家
「旧家のリフォーム」、特に二世帯住宅ともなれば、親世代・子世代、それぞれの想いを反映できる造り手が必要だ。 例えば、この長閑な山間に昔ながらの佇まいを残すI様邸。親世代の希望は「家のことをしっかりと理解した技術力があり、木を使った家づくりが得意な造り手がいい」。そして子世代の希望は「斬新なアイデアと提案力で、私たちの想いを実現してほしい」。世代間の全く異なる要望は、“旧家に強い”プロ集団によって実現された。 離れと母屋をつなげたこの二世帯住宅は、日本家屋の外観イメージを損なうことなく、離れのみをリフォーム。2間続きの和室と納戸は、広々としたLDKと水廻りに生まれ変わった。取り除くことのできない柱や梁などもデザインに組み込み、リビングの梁には束を加えて、ガラスブロックをプラス。シンプルながら個性的な空間へと変化した。明治時代から100年以上、奈良の建物と関わり続ける同社のノウハウと、最新のデザイン力の融合。その結果が、このI様邸と言えるだろう。 ■写真:昔ながらの2間続きの和室を広々としたLDKに。お施主様の手持ちの家具に合わせて、梁の色なども統一した。また、以前、奥様のご実家で新しいクロス材を貼ったところ、アレルギーが発症したこともあり、木材も塗り壁も本当に体に良い天然素材を厳選。
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創造工舎 Franc
大好きなモノに囲まれた快適空間、家族が集う、笑顔広がる憩いの場
明るく心地よいLDK 理想をカタチにした 笑顔あふれる暮らし 元は鉄骨造の店舗付住宅で、今では物置化していた店舗部分。親御さんとの同居を考えた際、部屋数を増やすためにこの場所を有効活用し、キッチンとリビングにリフォームしたY様邸。 ポイントは、アンティークカントリー雑貨好きの奥様が今まで集めてきた小物や家具が似合うレイアウトであること、そして、1日のうちで一番長く過ごすLDKだからこそ一番居心地のいい場所にすること。キッチンはリビングの中に箱をイメージ。インテリアを重視し冷蔵庫などの設備機器は目立たないように配慮。キッチン前には空間を引き締めるカウンターをオーダーメード。大容量の収納を2カ所、畳コーナーも設けた。見た目だけでなく、しっかりと断熱も施し、家族がくつろげる心地のよい空間に生まれ変わった。 外壁は、前面道路が角地で車の通行量も非常に多い。外部からの視線を遮るため、外付けブラインドで採光と日射、視線の調整を図るとともに、風と光を取り込んだ。 リフォームを考えた際に、「デザイン力が強そうだな」と依頼したお施主様。「担当が女性だということもあり、いろいろと想いを相談でき、融通を聞いてもらえた」と話す奥様は、理想の仕上がりに大満足のご様子。自然と家族が集いコミュニケーションも増えたという。快適空間だけでなく家族の笑顔も手に入れたリフォームとなった。 ■写真:チェスト、飾り棚、小物など、奥様のコレクションの品々の置き場を事前に計画し、キッチンを囲んでL字型にしたLDの間取り。写真手前はソファとTVコーナー。 ■物件詳細:築25年(一戸建て、鉄骨造) ■リフォーム面積:61.60平米(18.60坪)
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創造工舎 Franc
家族の笑顔と団らん、趣味のスペースが同居した憩いの空間
家族皆が自然と集う 居心地と機能性が 同居した快適な住まい 先代の建てた住まいの経年劣化に伴う水回りの老朽化と、使われていなかった和室をご主人の書斎にしたいとリフォームを検討されていたY様。リフォームにあたってまず着目したのは、空間が有効に活用出来ていなかった点。例えば、後から購入したシステムキッチンが間取りと合っておらず、収納にデッドスペースが生じてしまっていたり、家族の増加に伴い収納が不足し、キッチンや和室・リビングにも物が溢れて動線にも影響したりと、永年住むに伴い問題点が大きくなっていったという。 そこで上手に活用出来ていなかったキッチン収納を見直し、キッチン他水回りのレイアウトは使い勝手を考慮した位置に変更。物置代わりにしか使われなかった和室は、ご主人の作業場兼趣味のDVD鑑賞が出来る書斎に。また書斎の横には書庫を設け、二畳のスペースながら本やDVDを数百本は優に収納できる大容量の可動式棚を造作。永年悩まされてきた収納の問題は、家族の生活スタイルを考慮した上で適材適所に設置することで解決した。 「自然と物が片付ける習慣が付き、常に整理整頓出来るようになった」と奥様。またリビングには天然木や間接照明を使い、心安らぐ空間を演出。以前は物が多く切迫していたリビングが、今では家族が集う憩いの場になったという。期待以上のリフォームに「私たちの代ではこれ以上ないくらいのリフォームになりました」とY様も大満足の住まいへと生まれ変わった。 ■写真:地元産の杉を使った建具にウォールナットのフローリングで木の質感が心地よいリビング。玄関ホールとキッチン・通用口の動線も短く機能的な間取り。 ■物件詳細:築31年(一戸建て) ■リフォーム面積:92平米(27.83坪)