日本家屋のガレージ活用法、こだわりのビンテージ空間

まず、この物件がもともとどんな建物だったか想像できるだろうか?ここは、もと典型的な日本家屋のガレージ。それを若いお施主様ご夫婦のためにリフォームした二世帯住宅だ。ガレージゆえに高さのなかった空間の床高を上げ、梁も塗装してハード過ぎないアメリカンビンテージの空間に造り替えた。壁板は幅の違うものをいくつも組合せ、奥様の要望だったカフェのイメージに。また、カウンターキッチンもボトルランプの雰囲気に合わせて、カラフルなタイルをアクセント使い。ご主人好みの武骨なカッコ良さと、奥様好みのナチュラルな可愛らしさが融合したリフォーム。
■写真:つくり過ぎないナチュラル感と懐かしい「古めかしさ」が絶妙のバランスに。
物件情報
敷地面積 | 826.45平米(250.00坪) |
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延床面積 | 172.80平米(52.27坪) |
プランニング期間 | ― |
施工期間 | ― |
詳細情報
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I型キッチンの横の壁には、アクセントでカラフルなタイルを。一つ一つタイルを選び、配置場所を図で考えてから緻密に作業したそう。
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元の日本家屋を建ててくれた施工業者とは年代が違い過ぎたため、「もっと自分たちの考えをわかってくれるところで」とバルジを選んだお施主様。望み通り、日本家屋とは思えない、お施主様の個性が表れたリフォームが実現した。
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キッチンカウンターの向かった右奥には、パントリーも備えられ、オシャレに隠しながら機能的なキッチンが完成した。
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ピスタチオカラーの玄関。