自然の恵みを享受する住まい
閑静な住宅地に建つこの住まいは、自然素材と職人の技が随所に生かされた木の家である。南面に大きく空いたLDKは明るく開放的で、ベルギー製新ストーブを中心に家族が集う空間となった。LDKとつながる広い土間は、庭ともつながり、多様な使い方で暮らしを豊かにしている。外壁には九州産シラスによるノーメンテナンスの「そとん壁」を採用し、質感と風合いが自然に溶け込む。シンプルに統一された内装はシラス壁、無垢材を用い、障子からのやさしい光も相まって、美しく居心地が良い。木の格子や障子の設えも落ち着きと和の趣を添える。また隣接する公園の自然をうまく取り込み南北の風の通りを考慮した、自然の恵みを存分に享受する住まいだ。加えて、耐震等級3 や高気密高断熱性能を備え、災害への安心と省エネ性能を両立。快適さと安心を兼ね備えた木の住まいが実現した。
物件情報
| タイプ | 二階建て |
|---|---|
| 構造 | 木造 |
| 築年数 | 新築 |
| プランニング期間 | 6カ月 |
| 施工期間 | 5カ月 |
詳細情報
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床はオーク、天井は杉板張り、壁はシラス壁で仕上げた自然素材のLDK。
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障子や木の建具が調和する、明るく落ち着いた雰囲気のリビング。
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ウッドワン製のセパレートタイプを採用し、収納は造作で仕上げた、機能的で暮らしに寄り添うキッチン。
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木、ステンレス、タイル、シラス壁の異素材の調和が美しいキッチン空間。
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洗い出し仕上げの広い土間と木の格子が出迎える玄関。
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土間空間に設けた造作手洗い。下駄箱と一体で仕上げられ、帰宅後すぐに使え清潔な習慣を支える。
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そとん壁の柔らかな風合いと木の格子が調和する落ち着いた外観。
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北側に設けた落ち着いた寝室。障子越しの柔らかな光が心地よい。
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障子越しの光が差し込む明るい書斎。造作のカウンターと棚を備え、リモートワークにも対応する。4.5帖のゆとりある空間。
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木のカウンターと大きな角形ボウル。白タイルが清潔感を添える造作洗面台。
代表取締役 藤井 謙昌
隣接する公園の自然を満喫できる住まいをご希望でした。公園の借景をうまく取り込み、南北の風の通りを考慮したとても快適な住まいです。自然素材、新ストーブ、土間、障子などしつらえも美しく、豊かに暮らせる住まいになりました。