「奈良の木」へのこだわり、光と風にあふれた心地よい空間

同邸宅の使用材木は見えるところ、見えないところすべて、十津川村産を中心とした奈良県産材だ。同社の「地産地消」の精神を形にした、まさに“奈良の木の家”。手触りの良さ、足に触れる柔らかさ、木の香り、自然の空気に包まれる気持ちのいい家だ。光と風を取り入れるための工夫が随所にある。たとえば2階ホールの床にガラスをはめ込むことで、2階から入る光を柔らかく通してダイニングを優しく包む。また、子どもたちが下を覗き込んで大はしゃぎ。遊び場としても使え、機能性プラス遊び心が面白い。心地よさの秘訣は、化学物質0(ゼロ)の空間「抗酸化工法」を施した自然素材や、太陽や風などの自然エネルギーを活用する「エアパス工法」、超省エネのふく射熱冷暖房「クール暖」にもある。後者2つにより光熱費を抑えられ、さらに、電気の使用量や発電量の状況がPC画面で見られる「HEMS(ヘムス)」を採用し、スマートハウス化している。身体にも、環境にもおサイフにも優しいゼロエネルギー住宅なのだ。
■写真:「エアパス工法」とふく射熱冷暖房「クール暖」を兼ね備えたリビング。クール暖は、無音・無臭・無風で、一年中快適に過ごせる。
物件情報
タイプ | 二階建て |
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築年数 | 新築 |
敷地面積 | 181.85㎡(55.00坪) |
延床面積 | 136.43㎡(42.25坪) |
詳細情報
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ダイニングで目を引くのは、一枚板のテーブル。使うごとに味わいを深める自然素材は、キズや汚れも家族の思い出となり、使うほどに味が出る。また、キッチンの床はコルクなので柔らかく、素足でも冷たくない。
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階段吹き抜けに設けられた暖炉。木材とはまたひと味違う雰囲気。
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吹き抜けがあり、風が通る玄関ホール。間接照明に照らされた坪庭が幻想的。
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段差なくリビングからすぐ行けるウッドデッキ。見えない箇所もすべて奈良県産材を使用。
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2階ホールは、床にはめ込んだガラスから下を覗くの遊び場としても、勉強スペースとしても、使い方は自由自在。
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ダイニングの横には小上がりの和室。小さな格子窓が可愛らしく通りからも目隠しになっている。コーナーの坪庭に観葉植物という、新しい和室の楽しみ方を提案。
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赤ちゃんからお年寄りまで安心の健康の家。
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あたたかい灯りが漏れる外観。外壁もすべて奈良の木。
代表取締役社長 矢島一
奈良の木にこだわり、自然素材をふんだんに使った心地良い家です。暖炉を設け、木の温もりに包まれた中でもまた違った雰囲気を出しました。暮らしやすさとデザイン性を兼ね備えた家です。