“明るさ”と“つながり”から 空間の広がりを感じられる ナチュラルモダンな住まい
建築工房 和 -nagomi-
ご両親から住み継ぐことになった築32年の家を、〝家族5人が心地よく暮らせる環境〟へとリノベーション。当初は「程よく高級感のあるホテルライクな装いに」と考えていたI様ご夫婦だが、ご両親が移った改修済みの母屋を見たことで、「子どもたちも小さいし、木の温かみを感じられる明るい住まいにしたい」との想いが強くなっていったという。そこでご夫婦は、母屋と同じく『建築工房 和 -nagomi- 』に今回の住まいづくりを依頼。改修後のI様邸は、明るい木目と白・グレーをコーディネートの基調とした、〝ナチュラルモダンな住まい〟に生まれ変わった。ご夫婦のお気に入りは、庭に新設したゆったりサイズのウッドデッキ。大きな窓でリビング
とつながるその場所は、家族みんなの憩いの場として大活躍しているという。また、洗面室とランドリースペースを独立させ、2ボウルの洗面台を採用したことも、〝毎日の暮らしやすさ〟につながった。さらに窓や断熱材の入れ替えなどで、暑さ・寒さ対策も万全。装いも性能も、「家族想いな家」にすることができた。
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断熱性能向上で安心して住めるバリアフリーの アンティーク家具が映えるセカンドハウス
スペースマイン
空き家になっていた築50年以上になるA様のご実家。「母が車椅子で過ごせるようにリフォームしよう」と思い立ち、たまたま訪れたのが『スペースマイン』のモデルハウスだったという。そこで見た無垢の木の家に一目ぼれし、同社に工事を依頼することとなった。抜いてもいい壁や柱はすべて取り払い、できるだけオープンな空間を確保。階段の場所を変更すると、2階の間取りも変更しなければならないため、LDKの中央に階段を配置したままでも圧迫感がないよう、スケルトン階段を選んだ。以前増築した木造部分に解体時、白蟻の被害がみられた為、防蟻工事を施し、柱・梁などの補強工事も実施した。LDKの壁には高断熱のグラスウールを入れ、樹脂サッシの交換、出窓だったところには内窓を設置するなど、寒かった住まいの断熱性能を大幅に改善した。リビングの隣にある洋室は断熱材を同社が施工し、ご主人が壁を貼る予定だという。細やかで柔軟な対応が強みの同社だから可能になった、お施主様が工事の一端を担う家づくり。A様の住まいづくりは、しばらく続きそうだ。
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風情ある日本建築の住まいを今の暮らしに合う間取りに改修
一級建築士事務所リビングデザイン
断熱性能を向上し、温熱環境を快適に
新旧を程よく融合したホテルライクな家
風情ある日本建築の住まいを今の暮らしに合う間取りに改修したいというご相談から始まったK様邸の案件。築年数およそ30年の家は、台所と居間が分かれており、さらに玄関横の応接室や納戸は使いづらく、ほとんど使用していなかったそう。また、「夏は暑く、冬は寒すぎる」という温熱環境の改善も大きな課題だった。「ホテルライクにデザインした空間づくり」を得意としている『リビングデザイン』代表の井上氏は、「外観に備わる和の佇まいはそのまま残しつつ、玄関部分は新旧をつなぐ空間として和モダンに、そしてLDKは別世界のような空間に」という改修コンセプトを提案。既製品のカップボードに間接照明を仕込むなど、灯りをうまく利用し、ホテルのような高級感を生み出した。改修部分の床や壁に断熱を施し窓を二重窓にしたことで、断熱性能も大幅に向上。旧家に新しい役割と価値を見出した今回のリノベーション。ホームシアターも兼ねたLDKは、自然と家族が集まる場所となっている。
■写真:台所と居間に分かれた日本家屋によくある間取りをワンフロアにつなげ、広々と開放的なLDKを実現。日本建築そのものといった外観からは想像できないシックな空間はまるで別世界だ。
■リフォーム面積:1F/175.79㎡ 2F/100.90㎡
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情緒ある奈良町の家
バルジ建築設計室(バルジ・オカダ)
築100 年超えの古民家を
その趣を生かしつつも
“ 夫婦二人の暮らし”に最適化
奈良町の景観を維持するため、
表通りからの採光は望めない旧家…。
その再生計画で注目したのは、
中庭の存在を最大限に生かすことだった。
代々受け継がれ、築100年を超えるというこちらの物件。現在は、シニア世代のU様ご夫婦
がお二人で暮らしている住まいだ。古くなった水回りの改修や、サッシの入れ替え等で〝暮らしやすさ〟を整えることに加え、ご夫婦が求めていたのは〝自然の光による明るさ〟をかなえること。その願いをカタチにすべく、『バルジ建築設計室』は中庭の存在に目を付けた。以前は外からの光がまったく届かなかった居間と、その隣に並ぶ台所の配置を逆にすることで、ひと続きになったLDKは自然光がしっかりと行き渡る空間に。
またリビングはご夫婦のライフスタイルに合わせ、掘りごたつも備わる畳敷きのリビングとした。さらに読書好きというお二人のため、リビング壁面には大きな本棚を設置。そして日々の暮らしに〝庭の風情〟を取り込めるよう廊下をなくしたことは、採光を得ることに加え空間の拡張とスムーズな生活動線の確保を実現している。また装いについては、もともと備わる〝古民家の趣〟を損なわないよう計画。壁・天井や床、また新しくなったキッチン設備も落ち着いたトーンで統一し、違和感のない空間に仕上げている。
■物件詳細:築100年(一戸建て)
■リフォーム面積:60.00㎡( 18.15坪)
改修POINT!
□ 古くなった水回り設備の一新
□ 彩光計画を見直して、リビングを明るく心地よい空間に
□ LDKのレイアウト変更で、夫婦二人の暮らしを快適に
□ サッシ等の入れ替えで、冬も暖かく
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庭を愛でる家
庭を愛でる家
自然を感じる贅沢さを、
暮らしの中に取り込んで……
魅力を引き出し、さらに高めた古民家再生
中庭に広がる美しい景色から
季節の移ろいを感じられる住まい
■写真:和室から見る、中庭に造られた枯山水。建物のリノベーションと併せ、これまで手入れができていなかった中庭も改めて美しく整えられた。こちらの住まいは、この風景を各空間から楽しめるよう計画されている。
□物件情報:築100年以上
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