心も身体も心地良い家
地産地消・パッシブ・木の温もりを感じられる深呼吸をしたくなる家がコンセプトのE様邸。この住まいの一番の特徴は、太陽や風など自然のエネルギーを活用し快適な空間をつくりだす“パッシブ設計”を取り入れている点にある。季節によって変化する太陽の高さや角度も考慮したうえで窓の配置や大きさを決めるといった緻密な採光計画に加え、大きな吹き抜けからは心地良い風が通り抜ける間取りとなっており、また同社が誇る高い気密性と断熱性が併さることで、冷暖房器具に頼らずとも冬は暖かく夏は涼しい快適な空間を作り出している。もう一つの特徴は自然素材をふんだんに使用していること。床だけでなく構造や建具にも吉野の桧や杉を贅沢に使用しており、見た目の美しさはさることながら防虫・殺菌・調湿効果にも優れており、住まいにさらなる快適さと心地良さをもたらしてくれる。地元奈良の吉野材にこだわり木の扱いに長けつつも、最新の建築技法や注目の建材なども積極的に取り入れて性能面もとことん追求。『家族の森』だからこそ実現できる理想の木の家が完成した。
求めていたのは木の香りと温かみに包まれた心地良さ。吉野の無垢材をふんだんに使いつつパッシブ設計も取り入れることで、快適で身体にも優しい木の家に。心身共にリラックスできる空間で家族との時間がより豊かなものに。
木の温もりを感じられる家をご希望でしたので、建具や階段の手すりなどにもふんだんに木を使いつつ、「和」に寄り過ぎない現代のテイストに合ったデザインを心掛けました。
壁には一般的なクロスではなく卵殻が原料のエッグウォールを、床材や構造材には吉野の無垢材を採用しました。自然素材なのでシックハウスの心配がないのはもちろん、調湿・消臭・防カビ効果も高いので、身体に優しく子どもでも安心なのがメリットです。
大きな吹き抜けと窓で空間に広がりを持たせるとともに、明るく木の美しさが映えるリビング。
効率よく太陽の光と熱を取り入れられる大きな吹き抜け窓や風の通り抜けを計算した間取りなど、自然のエネルギーを活用したパッシブ設計に基づいてプランニングしています。また、パッシブ設計の良さをより実感いただけるよう断熱性能にも万全を期しています。