ナチュラルな木の質感を組み合わせた家
「自然の優しさを感じるような温かみのある空間」というコンセプトで始まった家づくり。高台という利点を生かし、空間のつながりを考慮した設計で、自然を取り入れつつ明るく広がりのある家に仕上がった。もちろんプライバシーはしっかり確保。家全体が統一されたデザインで、生活感を必要最小限に抑えている。
驚くべきはこの開放的なデザイン性を持ちながらも、省エネ住宅であること。基礎断熱工法による高断熱・高気密化、床下エアコン等エネルギー効率の良い省エネ型機器の導入、そして日射取得を考慮した採光設計。季節を問わず、エアコン一台で家中どこにいても快適な空間が実現した。
■写真:ダークカラー×レッドシダーを組み合わせたスタイリッシュな外観。外壁材にはメンテナンス性にも優れたKMEW製の光セラを採用。
ダークカラーの外壁にレッドシダーの温かみをプラスした玄関。ポーチはタイルを施工し、デザインだけでなく耐久性も確保。
オープン階段と吹き抜けを組み合わせて、広々とした明るく開放感のあるLDKに。
敷地が道路より高くなっているという眺望の良い点を利用し、プライバシーを保ちながらも、視線の抜けを意識し、採光を確保。
オープン階段と吹き抜けを組み合わせ、家全体がつながるような設計に。省エネルギーな床下冷暖房システムで、どの空間にいても快適な空間だ。
コーディネートする上で、造作棚や収納の色合いがリビングやダイニングからどのように見えるかを考え、統一感を持たせた空間に。
キッチンからパントリー、洗面室へと回遊できる間取り設計を行い、日頃の家事を楽に。キッチン横のスタディースペースはお子様の勉強やちょっとした作業に大活躍。
オープン階段と吹き抜けを組み合わせ、開放感のある空間にデザイン。ご主人の書斎とのつながりも大切にされている。
階段・リビングとつながる壁には室内窓を採用。空間に広がりを持たせ、薄暗くなりがちな玄関に光を取り込んでいる。
隠れ家のような雰囲気を希望されたご主人のために、収納室の奥に書斎を配置。完全な個室にならないように吹き抜け部分に開口を設けた。
既製品ではなく、オリジナルの洗面台を作成。正面の壁には防水性とデザイン性を考えタイルが用いられている。
トイレの床はヘリンボーン柄に仕上げた。日々使う場所だからこそ、シンプルなデザインに。