上北山村の大自然と清流が家族の原風景、光が差し込む明るくて風通しの良い家
3Dパースで空間イメージを共有
施工前にお客様の不安を解消
お施主様K様となかむら工務店の中村氏は高校の同級生。家を建てるなら以前から『なかむら工務店』に依頼しようと決めていたそう。上北山村は人口600人弱という小さな村。「若い人がどんどん村を出て行く中で、自分たち家族が上北山村にいる意味」をずっと考えていたとご主人は話す。奥様も自然に囲まれた場所で子育てすることに大賛成だったことから、この地で家を建て替えることになった。
以前は1階にリビングがあり、日中でも暗かったことから、2階リビングを希望。「冬が寒い地域なので、子どもたちがおうち時間を楽しめて、暖かく過ごせる家に」といった想いを伝えたところ、最初からほぼ今の間取りを提案されたという。
1面1面デザインや素材にこだわった窓が大空間のアクセントとなったリビング。2.2mの大きなダイニングテーブルは同社が造作した。また、1階に浴室、洗面、トイレなどの水回り、そして、寝室と大容量のウォークスルークローゼットを設けたことで、子どもたちは朝起きたら、顔を洗って着替えてから2階に上がってくることが習慣になった。
「子どもは宝」という上北山村の人々にとっても、K様邸の新築は大きな関心事だったよう。次々と知り合いが訪れ「まるで毎日が完成見学会のようだった」と笑うご主人。人の集う大満足の住まいとなった。
■写真:料理をしながら家族の様子が見える対面キッチン。カウンター部分が高くなっていることから手元が見えない点は奥様のこだわり。
ベランダから1階、横を流れる川に下りられる階段。
天井高を生かして遊び心のあるアイアンのレールを設置。レールのある場所なら、照明はどこにでも移動可能。
キッチン横にある家族兼用のスタディースペース。壁はあえて外壁に利用する構造材を使用。DIYで棚をつけることもできる。
モザイク柄に見えるアカシアの床が美しいリビングは、家族のお気に入り。テレビボードの裏側に大容量の収納スペースがあるので、いつもすっきり片付いている。
「天井を高くしたい」というご主人のご要望で、一部天井を高くし、見せ梁を設置。2枚並んだネイビーハイドアと室内窓がリビングのアクセントに。
川の対岸から見た木目×ネイビーが映える外観。大屋根は雪が積もったときのことも考慮。