性能を保証し、十津川村産の木が主役の家
納得するまで話し合った
後悔がひとつもない家
家づくりで失敗しないために、情報収集をかなり丁寧に行ったE様は、「高気密」「高断熱」「長期優良住宅」「耐震等級3」といった家の性能に関わる部分について、かなり勉強したそう。性能面を重視し、信頼ができる家づくりを行っている地元の工務店を探したところ、『建築工房和』に目が留まった。実は工務店に話を聞くのは同社が1社目で、結果的にほかの工務店には行くこともしなかったという。「最初に許容応力度計算や気密測定などについて質問し、それがクリアできたこと、何より最初に話をしたのが一級建築士の熊谷さんだったことが大きかったです」とE様。設計士と直接話ができる点や、女性の設計士の提案、奈良の木を使った家などにも魅力を感じ、お子様の小学校校区内での土地探しから、同社との家づくりが始まった。
奥様のお気に入りは部屋干しスペース。「夜でも干せますし、雨が降っても慌てて取り込まなくていいので、今では部屋干し派になりました」。洗濯動線が短くなったので、家事もぐんと楽になったそう。洗面スペースとの間にもロールスクリーンを設置しているので、お客様が来たときは、すべて隠せる配慮もうれしい。窓や壁、ドアなど不要なものは排除し、必要だと考える省エネ・性能面にはとことんこだわる。隅から隅まで考え抜いた、1点の後悔もない家。同社の家づくりは、お施主様にとって理想的な家づくりのカタチだ。
■写真:南側に窓は配置せず、吹き抜けの2階窓から光を取り込むようにしている。
高い位置の窓は掃除が大変なので、吹き抜け部分にキャットウォークを設けた。子どもたちの遊び場や布団を日に当てるのにも重宝しているそう。
海外製の大きな食洗機を入れたいというご希望があり、キッチンは背面収納も含めて全て自社工房で造作。収納するものに合わせた食器棚やカウンターなど、家のテイストに合った家具が統一感を生み出している。
スタディーカウンターの格子扉の中にエアコンを設置。床下エアコンと24時間熱交換型換気システム「澄家」を組み合わせて全館空調を導入。吹き出し口を家中に設置し、温度差の少ない快適な暮らしを実現。
キッチンの裏側に「ファミリークローゼット」兼「部屋干しスペース」を確保。
シューズクロークは「壁をできるだけ作りたくない」というご主人のご要望から、玄関も広さを生かし、開放感のあるものに。隠す必要があるときは、ロールスクリーンを引けばOK。玄関のタイルは、外の階段部分と同じものを選んでいる。