子どもたちと一緒に成長していく桧の家
元気なお子様たちとのびのび暮らしていける住まいを求め、I様ご夫婦はいくつもの工務店やモデルハウスを訪問したそう。そのなかで最も気に入ったのが、『サイエンスホーム奈良店』の手掛ける“桧づくしの家”だった。「モデルハウスで知った“木のぬくもりを感じる内装”と、“吹き抜けのある広々としたリビング”がとても気に入ったんです」と奥様は言う。
同社と一緒に土地を探していた半年間を含め、間取りを決めるまでにたっぷりの時間を掛けたI様ご夫婦の住まいづくり。お二人が特に悩んだのは、“LDKとつながる和室”をどこに置くかだ。結果的にその和室は、玄関ホールに一番近い場所へ配置。二方向に引き違い戸を備えているので、普段はLDKの延長として開放的に使え、必要があれば個室にもできる、柔軟性に富んだ部屋となっている。ご主人がこだわりを込めたのは、アイアンウッドを用いたデッキスペース。ここもLDKとフラットにつながり、家族や友人とBBQも楽しめる“アウトドアリビング”として大活躍しているそう。
「今のリビングは、家族みんなが自然と集まる、楽しくて居心地のいい空間です。でも子どもたちがもっと成長したら、リビングに植物を置いて育てたり、大きなスクリーンで映画を鑑賞したりと、どんどん変化させていこうと思ってます(笑)」と奥様。I邸は、時間の流れと共に違った表情を見せてくれる住まいのようだ。
シルクグレーの外観は、落ち着いた佇まい。大きな屋根に大容量の太陽光パネルをのせた、“エコな家”となっている。また建物の形状がシンプルなだけに、室内空間も無駄なく使うことができた。
玄関土間に壁を設け、“奥は隠せて出入りはスムーズ”なシューズクロークに。またその壁にはかわいいステンドグラスをあしらって、視線は遮りつつも内側まで光が届くようにしている。
キッチンの背面にある幅3mのカップボードは、同社によって造作されたもの。収納するコップのサイズまで測った綿密な設計で、「片付けが本当に楽で、とても気に入ってます」と奥様も大満足だ。
こちらは2階に設けられた個室の1つ。今は2部屋分の空間が間仕切りなくつながっているが、家族が増えたときには1〜2日程度の簡単な工事で2部屋に分けられるよう設計されている。