吉野材と全館空調の相乗効果で快適な住まい
木の家を望んだからこそ
出会えたご縁
E様と『家族の森』の出会いは、同社開催の家づくりセミナーに参加されたことがきっかけであった。お施主様は吉野郡出身で、以前より吉野の木を使って家を建てたいと考えていた。家づくりに対していろいろと考えていた時期に、家の知識を得たいと思ってはいたが、セミナーに参加した一番のポイントは、木の家に定評の高い同社開催のセミナーであったからだという。家づくりに関する知識を高められ、木の家の質の高さにほれ込み、同社へ家づくりをお願いすることに。
木の質感が映える
質の高い住空間
吉野の無垢材を使い、家を建てたことで木の質感の見栄えが良く、質の高い空間に仕上がったE様邸。特にポイントとして見てもらいたい箇所は、リビングダイニングキッチンである。吹き抜けの開放的な空間で、光の入りがよく明るい雰囲気に包まれている。そして、キッチンのカウンターテーブルには、木目の美しい希少な吉野のスギ材を使用しているので、上質な見栄えである。ここに希少な木材を使ったことには理由がある。それは、料理好きの奥様が将来料理教室を開くときに、この綺麗なカウンターに料理を並べ生徒の方々と一緒に楽しむためである。生活を彩るためにも吉野の木を使うことを考えたお施主様であった。また、テーブルも木の家に合わせるために『家族の森』にオーダーメードで発注した物である。
パッシブエアコン設置の
全館空調ゼロエネ住宅
E様邸は、“パッシブエアコン”を採用していることで住み心地の良さが格段にアップしている。“パッシブエアコン”とは、家全体の空調をエアコン装置1台で管理する方法で、建物自体が空調設備と化して、夏は涼しく、冬は暖かい環境を整える物である。装置は屋根裏に1台設置すれば大丈夫。従来のエアコンのように各部屋に一台付ける必要が無くなるので、家全体がスッキリするという利点もある。こちらの家は、国が推奨している長期優良住宅に当てはまるので、電気代などのランニングコストに負担が少ないといった嬉しいポイントも兼ね備えた住まいである。
木目のキレイな希少な木を使ったキッチンカウンター。
リビングダイニングキッチンの吹き抜けの上には、キャットウォークを設けている。
2階のスタディーコーナー。吉野の木の香りが漂う優しい空間。
トイレ前の目隠し壁。壁の隙間は、物を飾れるニッチとして活用できる。
和の雰囲気に馴染む造作の洗面。
同社にかかれば和室もお手のもの。
吉野の木をふんだんに使った自然素材に囲まれたリビングダイニングキッチン。大きな窓と吹き抜けより光が注ぐ空間である。木のテーブルは同社オリジナルで、木の家に合うように造作された。