丁寧な仕事でシンプルを追求、コーラルストーンと漆喰の家

家づくりを考え始めた当時、ハウスメーカーでの建築も視野に入れていたお施主様。なかなか話が進まず家探しに疲れ始めていたとき、「漆喰の壁」「シンプルなフォルム」など『吉川住研』の建てる家に魅せられたのだという。あまりにイメージどおりだったために、全面的に信頼を寄せる形で家づくりがスタート。何かを決めるときは、「好みに合わせて数種類まで絞り込んで提案してもらえたのがありがたかった」とお施主様。門扉、リビングの壁、キッチンには、珊瑚や貝殻が化石化してできた天然石コーラルストーンを使用。所々に同じ素材を使うことにより、家全体に統一感を持たせている。本物志向でありながら、すっきりした印象になるよう、細部の仕様にこだわり抜いた家は、どこを見回しても満足のいくものになった。
物件情報
タイプ | 二階建て |
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構造 | 木造在来工法 |
築年数 | 新築 |
敷地面積 | 200.03㎡(60.51坪) |
延床面積 | 127.29㎡(38.51坪) |
詳細情報
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カーテンレールが見えないように天井が一段低くなっている空間。逆にリビングの大半は天井が一段高くなっているため、広さを感じさせる。「家で過ごす時間が幸せで外食をする機会も少なくなった。住んでみてさらに良さを実感している。帰ってくるのが楽しみ」と話すお施主様ご夫妻。
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窓の大きさと高さ、配置まで緻密に計算されたシンメトリーな外観。家の側面の壁の高さは周囲の家と比べて低くなっている。これがフォルムの安定感につながるプロとしてのこだわり。絶妙なバランスの屋根勾配とケラバを薄く仕上げることでシャープな家が生まれる。
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奥様たっての希望でキッチンカウンターにも全面にコーラルストーンを使用している。
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持ち帰った仕事をするのにも便利なカウンター。カウンターの窓に取り付けた木製ブラインドやカーテンなど、インテリアについてもトータルで提案。
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キッチンの家具も大工による手作り。見えないところにもベニヤ板や接着剤などは一切使わない。シンク下は引き出しのない空洞タイプ。その部分に設置したゴミ箱は外からは見えないことに加え、調理スペースから一番近いためとても使い勝手がいい。
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「2階こそ遊び心のあるものにしたい」というのが『吉川住研』のモットー。2階ホールには、つくり付けの本棚と机を置いてファミリースペースを確保した。天井が高いので将来的には板を張ってロフトにすることも可能だ。
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リビングから和室まで南側全面にウッドデッキを設置。庭も十分な広さがあり、友人を招待してバーベキューをするのが楽しみだそう。ウッドデッキや庭のデザインは、すべて『吉川住研』にお任せしたという。
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十分な収納力を持つウォークインクローゼットのある、勾配天井の主寝室。
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玄関ホールには大容量の土間収納。手洗い部分に使っている玄昌石は、土間や屋根、キッチンの壁にも使用しているため、家全体に統一感が漂う。
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竹の網代を使ったモダンな建具の和室。高の原の『吉川住研』のモデルルームに使用されていたものを見てお施主様が気に入られたので採用されたそう。リビングとの一体感がみごと。
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「帰宅したとき、最初に目に入るところにお洒落なニッチが欲しいと思っていました」とお施主様。自慢のニッチを見るのが好きで、必要がなくても夜になると灯りをつけてしまうのだという。
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外から帰ってきてすぐに、コート類がかけられるので室内はいつもすっきり。
吉川晋一
家づくりは間取りに始まり、建具やドアノブのデザインに至るまで決めることが数多くあります。「どうしましょう?」と伺うだけでなく、お施主様の好みを十分に把握した上で、家を建てるプロとして自信を持ってご提案。「こんな雰囲気が好き」という小さな声も取りこぼすことなく、家の細部に渡ってご希望を丁寧に引き出していきます。
最初のご相談から家はもちろん、庭づくりに至るまで、また細かな材料の発注まで担当しています。どんな小さな想いや希望も伝えていただければ、実現できるよう最大限の努力を惜しみません。モットーは、体に優しい自然素材を使いながら、すっきりしたシャープなデザインの家をつくること。世界中どこに建っていても街並みに馴染む、違和感のない家が理想です。60年間住める家ではなく、「お施主様が愛着を持って60年間住みたいと思う家」をご提案します。