明日香の風景と暮らす理想の住まい

関東地方から明日香村への移住を決めたご夫妻。理想の住まいを求めて、同社施工の古民家再生物件であり、宿泊施設として使用されている「森羅塾」に何度も宿泊しながら土地探しを行い、同社に住宅の施工を依頼した。設計は奥様の要望を中心に進められ、玄関からすぐにリビングへと続く動線の短い間取りが特徴的。ホールを設けない設計は、コンパクトながらも開放感を感じられる工夫となっている。景観を楽しめる西側に向いた大開口には長い軒を設け、西日対策も万全。ご主人の希望で設けられたシアタールームにはワインセラーやミニキッチン、模型の展示スペースも配置。本好きな奥様のために、2階を中心に大容量の本棚も各所に設けられている。階段横や階段下など、細かな収納スペースも充実しており、ライフスタイルに合った設計が随所に光る。さらに、サウナや床暖房、ペレットストーブ、エコキュートなど、快適性と将来性を兼ね備えた設備も整え、長く快適に暮らせる仕様に。遠距離での打ち合わせにはZoomを活用し、工期は約6カ月。現在もご主人は東京での仕事のため行き来する生活だが、奥様はすでに明日香村での新生活を満喫している。
物件情報
タイプ | 二階建て |
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構造 | 木造 |
築年数 | 新築 |
施工期間 | 6カ月 |
現場監督 K
ご主人とは趣味の空間について、奥様とは間取りを中心に、じっくり打ち合わせしました。遠方からでも丁寧にやりとりできて嬉しかったです。