“好き”を詰め込んだ 自分らしく過ごす場所
散歩中に偶然見かけた『ハウ・ツゥ・ライブ』のショールーム。雑貨やモデルルームの雰囲気にほれ込み、同社での家づくりを決めたO様。「コロナ禍で好きだった旅行に出かけられなくなってしまった。それなら趣味を楽しめる場所を作って、自由に友人たちに集まってもらいたい」と思ったことが、セカンドハウス建築のきっかけだという。
手描きの図面を担当の壷坂氏に見せて、こだわりややりたいことを伝え、家づくりがスタート。各所に設けられたニッチなども、すべて希望を反映したものだそう。ご主人は、「レンジフードが見えないように周囲へ木を貼ってほしいと言い出したのも私です。よく細かな希望に付き合っていただきました」と同社に対して感謝しかないと話す。「玄関ドアに本物の木を使いたい」という希望に対しても、同社はメンテナンスなどを考慮し、木のような素材感があるアルミ製を提案。「雨に強く、反りもないのでプロの意見を聞いて良かった」とご主人も満足そうだ。
室内には、天神さんや弘法さんなどの骨董市で購入した家具や、旅先で見つけた雑貨、気に入ったものが見つかるまでお店をたずね歩いた照明器具など、思い出やストーリーのあるインテリアがあふれている。「冬は薪ストーブを焚くので、ここで過ごす時間が増えそう」とO様。セカンドハウスでの時間は、暮らしだけでなく、人生を豊かにしてくれる。
■写真:レコード、お酒やコーヒーなど、好きなものを楽しむ空間が広がる。2人で生地を選び、奥様が縫ったカーテンは雰囲気もぴったり。
レンガを敷き詰めたアプローチは、家が完成した後にご主人が作ったもの。「家に手をかけていく工程も楽しい」とO様ご夫婦は語る。
リビングの一角には、コレクションされたレコードやニッチに飾られたレトロな雑貨など、ご夫婦の好きが詰まっている。
薪ストーブの上部は吹き抜けに。
リビングからレンジフードを見えなくするなど、お客様のために、ご夫婦のおもてなしの気持ちが表れたアイデアがいっぱい。