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狭小の注文住宅を新築するより 中古住宅+リノベーションを選択

施工企業建築工房 和 -nagomi-
建築工房なごみ_リフォーム_リビング

新築以外のマイホームの選択肢
まるで新築のようなフルリノベ

 

「そろそろ一軒家を」という話が出たとき、最初は新築住宅を建てようと思っていたと話すH様。希望予算では想像以上に小さな家しか建てられないことが分かり、「中古住宅をリフォームする」というスタイルも検討し始めたそう。最初に中古物件を見たときは、傷んでいる箇所も多かったことから、「家中どこも古さを感じない、まるで新築に見えるリフォームが可能なら」と、少々無謀に聞こえるようなご要望から、今回のリフォームは始まった。
一番のこだわりは、室内の壁をすべて漆喰にすること。漆喰は、梅雨時期でもカビやダニの発生を防ぎ、年中快適な湿度に調節できる効果があることから、これからお子さんを育てていく住まいとして強く希望された部分。テレビボードのある壁や背面収納のあるキッチン、トイレなどにはアクセントクロスを施し、それ以外はすべて漆喰を採用。また、各居室にケージを設置し、愛犬が家中を自由に動けるよう想定しているので、キズがつきにくい床材を選んだ。ほかにも「上吊りの引き戸」や「内窓と2重サッシ」など、こだわりは盛りだくさん。「漆喰の壁はもちろん、このクオリティーでフルリノベーションを実現できたのは、和さんのおかげです」と大満足の仕上がりとなった。

 

■物件詳細:築29年(一戸建て)

■リフォーム面積:124.53㎡(37.67坪)

■写真:玄関からリビングに入るドアをはじめ、可能な部分は「上吊り引き戸」に変更。床にレールがないので掃除がしやすく、視覚的な広さの確保にも成功している。また、テレビのある壁面だけは雰囲気がある石積みの壁紙を採用し、その他は漆喰塗りに。

キッチンとダイニングを仕切っていた壁を撤去し、壁付きだったキッチンを対面に変更。ダイニング側にも収納を設置することで、リビング共に収納力をプラス。日常的に使うものや文具、書類などをすべて収納できるので、リビングはいつもすっきり。床材は、ショールームで見て一目ぼれしたチェリーを採用している。また、キッチンとランドリールームは隣接しているので、家事動線が短い。今回のリフォームでは間取りには手を加えていないが、ながら家事ができる間取りは、古さを感じさせない。

外壁はツートンカラーに。「本当は黄色が良かったんですが、全員に反対されたので、深いグリーンを選びました」と奥様。

限られた予算の中で「できること」「できないこと」「譲れること」「譲れないこと」のバランスを考えた今回のリフォーム。本来はもっと使用したかったという杉の無垢材も、主寝室の壁と天井だけはぜいたくに使用している。調湿・消臭効果のある漆喰と空気を浄化する効果がある天然の杉板は、寝室にお勧めだ。「ロッジに来たような気分になる」とH様もお気に入り。

3面とも違う壁紙を使用するなど、遊び心のあるトイレ。

「1部屋は和室が欲しい」というH様のご要望から、6畳の和室はそのまま残した。「和室っぽくない和室」にするため、縁なしの畳をチョイス。床柱なども撤去して、床の間は収納スペースに。

「寒いのが嫌」というお施主様の声から、家中すべての窓に「内窓」を設置。寒さ・結露対策や夏場のエアコン効率アップ、電気代削減にも効果があるそう。天井裏や床下には断熱材を入れ、断熱リフォームも万全。

市販の洗面ボウルと造作家具を組み合わせた洗面所。デザイン性のあるタイルは奥様がWEBで取り寄せたもの。予算内で「希望をかなえる選択肢の広さ」はリノベの大きな魅力。

リフォーム 建築工房 和 -nagomi-