「大好き」が詰まったアトリエのある家
暮らしやすさまで考えた
無駄のない家事動線
ご主人の転勤でマンションを転々とすることが多かったという奥様。住居が変わったり、引っ越し先で仲良くなった友人の家を訪れたりするうちに、自分の好みのテイストや自分に合った暮らし方が明確になっていった。各地のアンティークショップを巡っては、「いつか使いたい」と、可愛い照明やステンドグラスを買いそろえていたという。そんなI様が『ハウ・ツゥ・ライブ』を知ったきっかけは本誌の過去号だった。「素敵だなと思う施工事例に付箋を貼っていくと、それが全部ハウ・ツゥ・ライブさんだったんです!」同社の建てる家のテイストがI様の好みとピッタリ合っていたそうだ。
さらに同社の対応の良さも依頼する決め手となった。ハンドメード作家として、自分のアトリエを持つのが夢だったというI様。契約前の相談でそのことを話した際、同社の担当者が自分以上に一生懸命になってプランを考えてくれたそうだ。
そうして完成した家は、念願のアトリエ併設をかなえたことはもちろん、実際にアトリエで作業する時間を確保できるよう、家事負担を減らす配慮もされている。特に、洗面室に洗濯動線を集約させ、収納にはファミリークローゼットを採用したことで、I様の洗濯の負担は大きく軽減されたという。デザイン面でも機能面でも理想を超える仕上がりにI様は大満足のご様子だ。
■写真:大きな窓が印象的で清潔感のあるダイニング。
キッチンの背面収納は、カウンターの上に置くレンジや鍋の大きさにあわせて、吊り戸棚の高さや窓の位置を細かく調整した。
2階寝室。ファミリークローゼットを採用したため部屋ごとの収納が要らず、広々と使える。
漆喰の壁と無垢の床がやわらかな印象のリビング。ステンドグラスの室内窓が華やかなアクセントに。
住居部分からも出入りできるアトリエ。腰壁を設け、作業場と販売スペースをゆるく仕切っている。
2階のホールに設けた回遊式のファミリークローゼット。家族全員の衣類を一気にしまえ、家事を時短できる。
洗面所は広く取り、勝手口を設けて、そのまま干せる動線に。ここで洗濯からアイロンまで全てをこなすことができる。
3つ並んだ格子窓が可愛らしい外観。住宅用とアトリエ用、2つの入口を設けた。