適度な距離感と一体感を備えた“らしくない”二世帯住宅
施工企業ビーライフ 一級建築士事務所
白と黒のツートンカラーが印象的なこちらの住まい。一見すると一軒の住宅のように見えるが実はこだわりが詰まった二世帯住宅である。三人の小さな子どもを持ち毎日が賑やかな息子夫婦と、静かに過ごしたい祖母とで生活様式が大きく異なるため、玄関を2つに分けた完全分離型を採用。二世帯住宅にありがちな生活リズムの違いからくるストレスを抑えるため、接する壁に収納を挟んで音の配慮をしたり、窓の位置を調整するなど間取りを工夫することで、生活音や照明の灯りが気にならず、お互い気兼ねなく生活ができるよう配慮。また中庭で2つの住まいがつながっているので、程よい一体感ももたらしている。高いデザイン性と住む人の暮らしやすさを追求した“らしくない”二世帯住宅に、ご家族みんなが大満足の住まいとなった。
■写真:フローリングには無垢のアカシアを使い、黒のタイルでアクセントをつけた温かみのあるDK。キッチン収納も同社で造作。
延床面積
155.85平米(47.14坪)
2階にはコーナー窓を採用し、すっきりとしたフォルムにこだわった外観。
間接照明が映えるシックな玄関。
2人並んでもゆったりと使用できる洗面。
リビングと外のテラスがフラットにつながっていて、視覚効果で空間がより広く感じられる。
家族のプライバシーに配慮しつつ
中庭で生まれる家族の一体感
互いのプライバシーに配慮し住居スペースは完全に分離しているが、中庭からお互いの住まいを行き来できるようになっているので、適度な距離感の中にも家族の一体感を感じられる。
新築
ビーライフ 一級建築士事務所