子どもがのびのび駆け回る、暮らしの幅が広がるゆとりの住空間
家族の時間と笑顔が広がる
子育て世代の理想の暮らし
第二子妊娠を機に、手狭になってきたマンションから広い一戸建てへの転居を考えはじめたU様ご夫婦。そんなとき出合ったのが、ご実家近くの築46年の中古住宅。立地も申し分なく、そこがお祖母様のご友人のお住まいだったという縁もあり、購入を決めたという。
リフォームのテーマは、「子どもがのびのび育つ家」。南面道路という立地から、LDを南面に配し、北面のキッチンは子どもたちを見守りながら料理ができる対面型を採用した。生活の中心となるリビングは間仕切りを最小限に抑え、床材には足触りの優しい無垢のパイン材を使用。子どもたちが裸足で駆け回っても安心できる広々とした空間に。その他、玄関脇に土間収納を設けたり、室内干しができるよう洗面脱衣室を広めに設定するなど、暮らしやすさへの配慮も隅々にまで行き届いている。さらに、キッチンの棚板やカウンターは元の家にあった材料をリユースするなど、コストもしっかり抑えた。「断熱材や高性能の窓に入れ替えたり、通風や採光にもこだわったので、とにかく居心地がいいんです。遊びに来てくれた親や友人たちも、『気持ちよくてついつい長居してしまうわ』なんて言っています」と奥様。これからの暮らしに合わせた空間を形にしたいというU様のご希望に沿った大満足の住まいとなった。
■写真:補強を兼ねたブラックの円柱が目を引く、開放的なリビング。子どもたちをのびのびと遊ばせるため、極力ものを置かず、スッキリした空間を保っている。
■物件詳細:築46年(一戸建て)
■リフォーム面積:111.01平米(33.58坪)
「今は明るいリビングで子どもと遊ぶ時間が一番の楽しみです」と笑顔の奥様。
対面型のキッチンの横にはダイニングテーブルを。流れるような作業動線が生まれ、使いやすいと好評のレイアウト。
3人が余裕で並べる洗面コーナーなら、朝の身支度もスムーズに行える。
キッチンのバック収納や、ゴミ箱を配置する足元の空間など、細部に丁寧な仕事をうかがわせる。