奈良県産材使用の南欧風の家は、開放的で一体感も抜群

ヨシダデザイン工房のショールームを見て「この家と同じにしたい」と新築工事。木材は全て県産材で、使うほど味わい深くなる木の温もりに包まれた家になっています。床、天井、腰板は桧の板張り、壁は真土色の珪藻土をコテで仕上げています。18 帖もあるリビングは吹き抜けで開放感も抜群。10帖のセンターキッチンの床はテラコッタのタイル貼り。メインのシンクとは別に小さなシンクもあり、食器とは別に野菜や花を洗える使い勝手の良い場所になっています。リビング東側のテラスでは、お茶を飲んだりランチをしたりと、まるでカフェのよう。1階は日中の生活のための空間、家族が集う空間になり、2階に洗面所やお風呂などのサニタリーを。開放的な空間ながらプライベートもしっかり。自慢の家となり
ました。
物件情報
タイプ | 二階建て |
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構造 | 木造在来工法 |
敷地面積 | 261.70㎡(79.16坪) |
延床面積 | 230.61㎡(69.75坪) |
吉田 尚央
当工房のショールームを見て「これと同じものを」とのご希望で新築。『ヨシダデザイン工房』にとって初めて手掛けた家なので思い入れがあり、とにかく一生懸命に、一年かけて造り上げた家です。ただ広いだけでなく家族の息づかいも感じられる、プライベート空間も一体となった家づくりを心掛けました。
デザインテイストは、南欧風、ナチュラルカントリーのデザインイメージ。空間を広く取り、木材は全て奈良県産材を使用。天井、床、腰板は全て桧の板張り。リビングを中心にしたコの字型の間取で、リビングは家族が自然に集えます。枕木とレンガをはめ込んだゆとりのあるエントランスも広々としています。
広々としたリビングを中心にコの字型の間取りに。吹き抜けを囲むように、主寝室、子ども部屋を造りました。各部屋の天井部分はつなぎ合わせたようになっていて、これは屋根の形状に合わせて最大限に空間を生かせるよう、大工が施工しています。まさに職人技。