〝家族にとっての心地よさ〟を大切にして〝好きなことだけ〟を詰め込んだ「奏の平屋」
レトロシックな空間で奏でる
音楽とスタイルのある暮らし
“理想の住まい”をカタチにするべく、『平岡工務店』と一緒に「自分たちの好きなこと」を深く掘り下げていったN様ご夫婦。それだけに完成したN邸からは、このご家族だけの“らしさ”がしっかりと見て取れる。住まいの中でそれが最も表れているのは、「防音室」があることだ。この部屋は、「趣味のベースを思いっきり弾きたい」というN様たっての希望でかなえられたもの。また奥様やお子様たちも「音楽が好きで演奏も好き」ということから、“住まいづくりでやりたいこと”としての優先順位は高くなり、間取り計画も「防音室ありき」で進んでいったという。
玄関扉の正面にあるのが、N様こだわりの「防音室」。“廊下レス”の間取りにより、LDKからどの場所へも最短距離で移動できるN邸の中で、この部屋はほんの少しだけ独立した位置にある。おかげでここは、「趣味により没頭できる空間」だ。そしてキッチンもまた、“らしさ”が表現された場所。N様ご夫婦は、お二人そろって料理好き。だからこそ、“作って・並べて・座って・食べる〟を最短でできる壁付きキッチンが採用された。もちろん、レトロシックで落ち着いた室内の装いも、お二人の“好き”がデザインされた結果だ。
住まいとは、ほかの誰のためでもなく、自分たちのためにつくるもの。N邸はまさに、ご夫婦にとっての“理想の住まい”となっている。
■写真:キッチンを壁付け型にすることで、空間を効率よく使ったN邸のLDK空間。“レトロシック”なコーディネートで、N様ご夫婦の“好きなこと”を表現している。特にキッチン部のタイルは、緑系の色の中でも“一番に好きな色合い”を吟味してセレクトしたそう。
照明器具などのインテリアは、同社が運営するコーディネートのお店『tecio』によるプロデュース。
キッチンからは、お子様がよく遊びに行く公園が見える。
主寝室ともつながるサニタリーは、脱衣と洗面の各空間をロールカーテンで仕切れるように。またタイルが目を引く洗面台は、同社が製作。
室内同様、外観やエクステリアにも“ご夫婦が好きな緑色”を取り入れた。アプローチは石材や芝生を使いつつ、すっきりと上品な装いに仕上げている。
玄関ポーチに立つと、N邸ならではの一体感がよく分かる。なお、ベースが掛かる壁の向こうが、N様こだわりの防音室だ。
リビングは、インテリアのデザインと相まりレトロかつゴージャスな印象となった。