イメージ通りの空間コーディネートを実現
柱や梁を見せる「真壁づくり」を生かし
イメージ通りの空間コーディネートを実現
こちらは、空間づくりのテーマを“アメリカンヴィンテージ風”とした住まい。『サイエンスホーム』ならではの「真壁づくり」で現しとなった柱や梁、床や階段、手すりなどの目に見える木部はすべてチェリー色で塗装されている。また、造作家具の引手や蝶番、照明器具には黒色の物を採用。その上で照明の光も暖色系で統一することにより、空間全体を渋く落ち着いた印象に仕上げている。
1階には水回りとLDKのみを置き、キッチンと一体となった造作のカウンターテーブルで、家具を新たに買わなくて済むように。またリビング階段部に大きくとった吹き抜けを、2階のさらに上にあるロフト空間までつなげることで、住まいに一体感をつくり出した。2階には、主寝室を含めた4つの個室と大容量のファミリークローゼットをレイアウト。この間取りは、「3人の子どもたちに1部屋ずつ用意したい」という奥様の希望に応えたものだ。そして広々としたロフト空間は、お子様たちの遊び場としても活躍。まるで“隠し部屋”のような雰囲気で、お子様の友だちが日替わりで泊まりに来るほど大人気の場所になっているという。
■写真:すべての木部をチェリー色で塗装し、造作家具の金具部分や照明レールを黒で統一。さらにレトロなデザインのダイニングチェアで、“アメリカンヴィンテージ風”の空間に。
ロフト空間にも窓を設け、十分な明るさを確保。子どもたちの遊び場として大活躍して
いる。
建物の外観は、淡い色合いのレンガ調サイディングでかわいくデザイン。
ダイニングテーブルと一体になったキッチンで、スペースを無駄なく活用。
配膳や片付けもスムーズに行える。
1階から2階上部のロフト空間までつながった吹き抜けは、住まい全体に格別の一体感をつくり出した。また吹き抜けに面してぐるっと回れる2階廊下の動線も、子どもたちにとっての楽しい遊び場になっているそう。