家づくりお役立ちコラム一覧
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2021/12/22
ガーデン&エクステリアは、家づくりのいつから考える?
新しい生活様式になってあらためて注目を浴びている「おうち時間」。 この2年で、駐車スペースやベランダでの“お家プール”が大活躍だった方も多いのでは? 新しい生活様式で建てるお家のお庭は、「おうち時間」がいつでも非日常へと誘ってくれる空間にしませんか。 ガーデン&エクステリアを計画するタイミングは? 「庭まで充実させる予算の余裕がない」というイメージもあるのではないでしょうか? お家が完成してからの施工ももちろん可能ですが、新築をお考えの方にはぜひ、建物と一緒に計画することをおすすめします。 ・建物と一緒に計画するメリット2つ 1つ目は、建物と一体化したプランやデザインを考えられることで、外観の一部となるようなビジュアルを実現できることです。 また、リビングからつながるように設計されたガーデンルームは、もう一つの家族団らんの空間を作りだすことができます。 2つ目は、建物と工事を並行させることで、工期が短縮でき、また建物の施工会社にガーデン&エクステリアも任せることができればコストも削減できます。 施工店からのアドバイスも聞いてみましょう! 目安になる予算のイメージが付きにくいことが、ガーデン&エクステリアの特長。そのため、家に比べ、どうしても計画が後回しになりがちですが、敷地条件や施工内容によって、予算が大きく変動します。ぜひ建物の図面ができた時点で相談・計画をしてください。最終決定は直前になりますが、建物とマッチした素敵なガーデン&エクステリアの青写真は大切です。 早めに見積もりをとって、資金計画もたてましょう。 また、第1期・第2期と予算に応じて施工時期をずらすことができるのも特徴です。時期を分ける場合は、お家の顔となるフロント部分は最初に行っておきましょう。ガーデンなどのプライベートな空間は実際に住んでみて、ライフスタイルを考慮してから施工を行うこともひとつの手です。 また、シンボルツリーを希望している方は、ぜひ最初に相談してください。植えたい木の種類によって、お庭の土の状態も変わります。木の特長を知って選ぶためにも、ぜひ早めの相談を。 最後に、最近は自分たちで集めた素材(ポストや雑貨)を持ち込む方も増えています。持ち込みも大歓迎ですが、ぜひ打ち合わせ時に持参してください。それらをうまく使ったデザイン提案をすることができるので、全体のバランスが取れます。 「番外編―カーポート―」賢い人は、建物と一緒に考えて計画段階から考慮している! 軒までつながる、外観の一部にもなるデザイン「カーポート」は、雨の日も車から濡れずに玄関へ。 日々の小さなストレスを書き出してなんでも施工会社に話してみましょう。いろんな設計のアイデアやアイテムで解決してくれるに違いありません。
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2021/12/21
リフォームの基礎知識【マンション編】
実は、一戸建てもマンションもリフォームで全てを思い通りに変えることはできません。なぜなら、法律などで規制されることがあるからです。しかし施工経験が豊富なプロにまかせることで、法律や管理規約の範囲内で魅力的なリフォームは可能。一戸建ては法律に沿って、マンションなら管理規約に照らし合わせて、より理想のお家を目指しましょう。 リフォームできる!?できない!? 所有者がそれぞれ快適に暮らせるようにと決められた、区分所有法という法律に沿って作られた管理規約と使用細則があり、それを守って工事をする必要があります。お手元にマンション管理規約があるとより安心ですね。 水まわり 共用部分が設けられているマンションは、配線や配管もこれに準じます。水まわりの移動が規約として可能か、また水圧に関しても階数で差がある場合は配管の性能に合った設備を選びます。 内装 専有部分は自由にリフォーム可能ですが、特に気を付けたいのが床材の制限です。マンションは音への配慮が重要ですので、使用できない素材がないか確認が必要です。 間取り 柱と梁で構成する「ラーメン構造」を採用しているケースが多く、憧れのスケルトン空間は、だいたいラーメン構造で可能になります。 室外 室外は共用部分です。ベランダ部分は避難経路でもありますので、ウッドデッキを増設する場合も確認しなければなりません。玄関・サッシの内側部分の塗装リフォームは可能ですが、外装の塗装はできません。 電気・ガスエ事 分電盤の容量、ガス給湯器は大きさの上限が決められている場合が多くあります。管理組合に碓認しておきましよう。 関連コラム:リフォームの基礎知識【一戸建て編】
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2021/12/21
リフォームの基礎知識【一戸建て編】
実は、一戸建てもマンションもリフォームで全てを思い通りに変えることはできません。なぜなら、法律などで規制されることがあるからです。しかし施工経験が豊富なプロにまかせることで、法律や管理規約の範囲内で魅力的なリフォームは可能。一戸建ては法律に沿って、マンションなら管理規約に照らし合わせて、より理想のお家を目指しましょう。 リフォームできる!?できない!? 一戸建てとマンションでは、リフォーム前に注意するところが大違い!理想のリフォームができるのか、できないのかスタートが肝心です。一戸建ての場合、せっかくなら敷地いっぱいに建物を増改築したいものですが、実際は法律で制限されています。大規模なリフォームは建ぺい率、容積率、斜線制限などに従って考えます。 建ぺい率とは 敷地面積に対する建築面積の割合の上限。 ※建ぺい率・容積率は、用途地域によって異なります。 容積率とは 敷地面積に対する延床面積の割合の上限。 ※建ぺい率・容積率は、用途地域によって異なります。 斜線制限とは 建物の高さを制限するもの。北側斜線制限や道路斜線制限などがあります。また用途地域によって制限されることもあります。 接道義務 建築基準法で定められた道路とは、原則幅員4m以上、特定行政庁が指定した区域内では6m以上となります。敷地に建物を建てる場合は、この道路に2m以上接していなければなりません。 再建築不可 古くから建築物があり、現在の法整備の基準を満たしていない、接道義務を守れていない敷地に建つ建物は「再建築不可」となります。しかし実際は、建物の構造を変えず、増築とならない範囲であればリフォームが可能な場合も。パートナー会社の助けを借りてじっくり検討しましよう。 関連コラム:リフォームの基礎知識【マンション編】