家族の笑顔と団らん、趣味のスペースが同居した憩いの空間
家族皆が自然と集う
居心地と機能性が
同居した快適な住まい
先代の建てた住まいの経年劣化に伴う水回りの老朽化と、使われていなかった和室をご主人の書斎にしたいとリフォームを検討されていたY様。リフォームにあたってまず着目したのは、空間が有効に活用出来ていなかった点。例えば、後から購入したシステムキッチンが間取りと合っておらず、収納にデッドスペースが生じてしまっていたり、家族の増加に伴い収納が不足し、キッチンや和室・リビングにも物が溢れて動線にも影響したりと、永年住むに伴い問題点が大きくなっていったという。
そこで上手に活用出来ていなかったキッチン収納を見直し、キッチン他水回りのレイアウトは使い勝手を考慮した位置に変更。物置代わりにしか使われなかった和室は、ご主人の作業場兼趣味のDVD鑑賞が出来る書斎に。また書斎の横には書庫を設け、二畳のスペースながら本やDVDを数百本は優に収納できる大容量の可動式棚を造作。永年悩まされてきた収納の問題は、家族の生活スタイルを考慮した上で適材適所に設置することで解決した。
「自然と物が片付ける習慣が付き、常に整理整頓出来るようになった」と奥様。またリビングには天然木や間接照明を使い、心安らぐ空間を演出。以前は物が多く切迫していたリビングが、今では家族が集う憩いの場になったという。期待以上のリフォームに「私たちの代ではこれ以上ないくらいのリフォームになりました」とY様も大満足の住まいへと生まれ変わった。
■写真:地元産の杉を使った建具にウォールナットのフローリングで木の質感が心地よいリビング。玄関ホールとキッチン・通用口の動線も短く機能的な間取り。
■物件詳細:築31年(一戸建て)
■リフォーム面積:92平米(27.83坪)
既存出窓の垂れ壁を撤去。アール天井として空間に広がりを持たせた。奥には大容量の可動式本棚を造作。
間接照明を多用し、夜は昼とはまた違った趣に。
多忙なご主人のため、デスクワークと趣味のDVD鑑賞が出来る、リフレッシュ空間として生まれ変わった書斎。
フルオーダーのキッチンバック収納は室内との調和を考慮し落ち着いた色味に。
キッチンバックカウンターから続く家事コーナー。本棚の奥は大容量の食品庫を増設。
収納が足りず部屋に物が溢れかえり、生活動線まで圧迫していた室内の適材適所に、収納を増設。トイレ・浴室・洗面もレイアウトを入れ替えることで動線にメリハリを付け、使いやすさと住み心地を向上させた。