曲線美を追求したオンリーワンのメルヘン空間
施工企業ビーライフ 一級建築士事務所
奈良のお土産としても人気の高い“大仏プリン”の本店である“プリンの森”。こちらをつくるにあたって、ビーライフ代表の山下氏がオーナーとのヒアリングの中で思い浮かんだテーマは「メルヘン」とプリンのようなやわらかい「曲線」。こだわりであった「将来はプリンの中に入ってプリンを作りたい」という夢を是非叶えようと、デザインを膨らませていった。一番こだわったのは、曲線のフォルム。壁や店内の建具など、難易度の高い造作全て職人の手仕事によって仕上げられた自信作。また、カラメルが垂れているような表現力や、ぐねぐねした手すりなど、思わず「わぁ」と叫んでしまいそうな、遊び心溢れる演出もふんだんに盛り込んだという。
■写真:山下氏が一番苦労したという、外壁のフォルム。弧を描きつつ台形に仕上げるのには、高い技術が必要だという。
敷地面積
363.03平米(109.82坪)
延床面積
1157.03平米(350.00坪)
店内の壁や手すり・窓枠に至るまで直線は一つもなく、曲線の美しさ・面白さにとことんこだわった。
たくさんの人に長く愛されるようにと、壁には漆喰を使い、経年変化と共に出てくる味わいも楽しんでもらえるようにした。
イートインスペースは、外の景観を楽しんで頂けるようにと、カウンターの高さを調整。上部の丸窓から差し込む光も、山下氏の演出の一つ。
デザインイメージに合わせて、窓も全て手作りで造られた特注品。一つとして同じものはないという。照明器具も錆塗装を施し、アンティーク感をアップ。
店舗入り口からすでに、ワクワク感が溢れ出すメルヘン空間。
新築
ビーライフ 一級建築士事務所