30帖の大空間、家族が和み集う家
壁やふすまで細かく区切られていたため昼間でも室内は暗く、隙間風も多かったという以前の住まいを、広々として明るく、さらに趣味のアウトドアの道具をスッキリ片づけられる機能性を持った住まいへと建て替えを希望していたK様。家づくりを始めるにあたってさまざまなハウスメーカーに問い合わせてみたもののどのプランもありきたりだったが、『マイ工務店』のSE構法を駆使した自由な間取りと自然エネルギーを生かし部屋中が明るく気持ちの良いパッシブデザインの家づくりを見て、一瞬で一目ぼれしたという。
そんなK様邸のテーマは「たくさんの人が集まりワイワイできる家」。生活の基盤となるのは約30畳のLDK。これだけ広々とした空間をつくり出せるのは、SE構法だからこそ。しかしただ広いだけでなく、畳コーナーや本棚を設けるなどして空間に立体感を持たせることで、開放感はそのままに、空間を緩やかに区切る効果も持たせている。また南面に大きな窓を設置し、明るく暖かい日差しが室内にたっぷりと降り注ぐ快適な空間を演出。
また住まいのイメージに合わせオリジナルの家具や建具も造れるという同社の強みを生かし、畳コーナーと一体化したテレビボードやキッチンを造作したり、リビングのソファも元々あったものをリメイクするなど、K様らしい空間づくりを進めていった。さらに外のカーポートに隣接するように屋根付きの玄関ポーチとスロープを設け、アウトドア用品の出し入れや雨の日でもぬれずに荷物を運べるといった、暮らしやすさへの配慮も忘れていない。
完成した住まいにK様は「これだけ大きな空間でもエアコン一つで快適に過ごせるのでびっくりですね。居心地が良すぎて休日は絶対に休んで、家族や友人たちとここで過ごしています」と、日々の暮らしを心から楽しんでいるという。
■写真:フローリングにはオーク、天井にはレッドシダーを使い、飽きのこないナチュラルテイストに。昼間は照明無しでも十分明るい。
同社が得意とするオリジナルの造作キッチン。ミーレの食洗機をビルトイン。
畳コーナーと一体化したテレビボードや本棚も同社が造作。
黒を基調に木目のアクセントをプラスしたシャープなデザインの外観。アウトドア好きのK様のため、玄関ポーチにスロープをつけ物の出し入れをしやすいよう配慮。
天井ギリギリまで伸ばした窓をつけても耐震性を確保できるのはSE構法だからこそ。
デザイン性と耐震性を併せ持つ見せ梁とキャットウォーク。
奥様お気に入りの洗面所&家事スペース。使い勝手の良い収納棚も設置。
光り取り用の窓のおかげで明るく快適。
大きく深い庇で光の入る角度や量などを調整。