伝統的な日本家屋を今風に再構築、人の集まる住まいに

さまざまなメーカーや工務店を見て回った結果、同社ホームページにある代表森下氏の家づくりにかける真摯な想いに感銘を受け、家づくりを依頼したというK様。日本家屋の全面建て替えだったのだが、森下氏がまず気を使ったのは間取りの配置だという。人の出入りが多いという事もあり、客間と家族の空間をはっきり分けて、部屋の機能を明確に分けた。また、元の家にあった梁を活かしつつ、玄関に大胆な吹き抜けを設け、伝統的な土間を現代風にアレンジ。その他、座敷にも前の家の欄間を取り付けたり、職人の手仕事による細かな飾り細工を施したりと、伝統は踏襲しつつ現代の住みやすさとデザインを絶妙に融合させた、新しい日本家屋の形をつくり上げた。
物件情報
敷地面積 | 748.97平米(226.56坪) |
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延床面積 | 172.33平米(52.12坪) |
プランニング期間 | ― |
施工期間 | ― |
詳細情報
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明るく広々とした土間で、家に来るお客様をお出迎え。大胆に取り入れた吹き抜けで、伝統的な和風建築をブラッシュアップ。元の家にあった太鼓梁を使い、昔の面影も残した。
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ご主人お気に入りであるお風呂。浴槽の横に取り付けた大きな窓からは、坪庭を眺められる癒しの空間。
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欄間も前の住まいにあったものを組み込んだ。仏間の彫刻は職人の手仕事が光る自信作である。
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和風建築の伝統美は残しつつ、現代の技術や工法をバランスよく取り入れ、暮らしやすさをアップ。