吉川住研
奈良市
徹底した素材選びと設計で心地よさを追及
暮らすたびに愛おしさが増す“本物の家”
世代を超えて住み継がれる
経年美化する自然素材の家
『吉川住研』がお手本にしているのは、化学物質によるアレルギー反応などがなかった時代の古き良き古民家。100年前から今に受け継がれている家には耐久性があり、時間経過によって建物の味わいが増している。これに倣い大事な家族の健康にも、地球の環境にも優しい、自然素材にこだわった家づくりを基本とし、3世代に渡って住み続けられる“本物の家”を提供してくれる。もちろん住まい手のライフスタイルに合わせた便利な生活動線や、憧れの暮らしをかなえるための要素を同社独自の視点とセンスで取り入れながら。家づくりに用いるのは、床には無垢材、壁には漆喰、屋根には天然石、接着剤には米のり、塗装には柿渋など、使用する建材は全て自然素材。やがてその役目を終えると土に還り地球を汚さない。漆喰にはウイルスを不活性化させる効果が認められ、シックハウスの原因となる化学物質を放出しない素材として近年再評価されている。住み続ければどんな家でも傷や汚れが蓄積していくため、メンテナンスは必要になる。自然素材で作られている家なら、漆喰の補修など簡単なメンテナンスなら住まい手自身で手を入れることが可能。手入れをするほどに建物への愛着と味わいが増していく。「経年美化」する住まいでの暮らしこそ、同社がお客様に届けたい“本物の家”だ。
建物が持つ美しさを追及
住まうごとに愛着が増す家
新築の家の美しさは数年しか保たない。しかしその後、何十年も住まい続ける。だからこそ、長く愛される家には、一時の流行に左右されず数十年後も変わることのない凛とした佇まいや、経年変化による自然素材の趣といった、建物本来が持つ美しさが必要になる。どのような屋根の勾配ならば、快適な室内空間をかなえつつ、外から見たときに落ち着きのある佇まいとなるのか。どれぐらいの庇の長さが、四季を通じて心地よく、見た目にも美しいのか。また、色や柄などその一つひとつで表情が異なる自然素材の組み合わせ方は、どういった取り入れ方が最適なのか。室内での暮らし心地と、外から見たときの美しさを両立させるために、全体のバランスをミリ単位まで吟味して仕上げ、一切の手を抜かない。また、昼夜でがらりと家の表情が変わる照明計画も見る人を惹きつける。漆喰壁に照明が当たることで空間全体を柔らかな光が包み込んだり、エントランスの照明を植栽に当てることでその影を壁に映し出したり。こういった仕掛けと、繊細な匠の技の積み重ねが、全体をバランスで魅せる空間へとつながり、「どこがどうというわけではなく素晴らしい」「なんだか心が休まる」といった言葉に表せない極上の空間を生み出す。普遍的な建築美と、経年により愛着が増す家を同社はこれからも徹底してこだわり、つくり続けていく。
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