肩肘張らない大人の格好イイ、L字でつなぐ「空間と人」
施工企業バルジ建築設計室(バルジ・オカダ)
庭を2つの空間から取り込む「L字型」の造りが特長的なY邸。ダイニングキッチン側は、I型キッチンの奥から直接奥様の美容室にも続く、「店舗一体型」の住宅。キッチンからの動線もスムーズで、「母親と妻、そして働く女性の3つを叶えてくれる住まい」と奥様。さらに、もう一方のリビング側をはじめとした家中のそこかしこには、2級建築士の資格を持つご主人のこだわりが集結。大人も子供も遊べる「リビング+庭」という空間で、家族や友人との“つながり”も強めたかったのだとか。ご主人曰く「日本建築もこなすほど技術も高く、デザイン力もあるバルジだからこその家」。プロが選んだ“気張り過ぎずカッコイイ” 空間に仕上がった。
■写真:こちらもご主人のこだわりが詰まったリビング。床は、ちょっと懐かしいイメージの寄せ木。建具の取っ手や窓は黒色に統一し、白・木材・黒でシンプルでカッコいい空間に。
敷地面積
222.00平米(67.15坪)
延床面積
142.16平米(43.00坪)
プランニング期間
―
施工期間
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キッチンにダイニングテーブルを並べて、動きやすくし、後ろのパントリーはクローゼット並みの広さを確保。料理をしながら、リビングと庭の両方を見ることができ、子どもが遊んでいても安心。
広々としたデッキと深い軒も特長。DIYが得意なご主人が、塀や庭も造り込んだ。このデッキで友人家族とそうめん流しも楽しんだそう。
向かって左が店舗入り口。アクセントでアールがかかった外観は、住宅地でも目立つ存在。ちなみに、美容室の『CLAMP』という名前は、工具のクランプから「つなぐ」という意味で名付けられた。
店舗入り口。
新築
バルジ建築設計室(バルジ・オカダ)