ステップフロアの2 階リビングが、ゲストとの“ ほどよい距離感” をつくる家
「Z ERO-CUBE STEPFLOOR 」という選択で
絵画が映える“ギャラリーを兼ねた住まい”を実現
住まいの至る所に絵が飾られているのは、ご主人が画家を職業とされているから。F様ご夫婦は新居を構えるにあたり、その住まいが“ギャラリーやアトリエとしても機能すること”を求め、また“たくさんの画材を収納できる倉庫も必須”としていたそう。そして『イースマイル』が提供するセミオーダー型の規格住宅「ZERO-CUBE シリーズ」の数ある商品から、建物上階にLDKがレイアウトされ、さらにリビングとキッチン・ダイニングの間に“あえての段差”が設けられた「ZERO-CUBE STEPFLOOR 」を選択したのは、お客様を迎えるパブリックエリアと普段の暮らしで使うプライベートエリアに“ほどよい距離感”をつくり出せると考えたからだ。それだけにギャラリーとして使う空間は、作品が映えるようモノトーンを基調にコーディネート。家具類もシンプルなデザインで統一し、すっきりと上品な装いに仕上げている。
リビングとキッチン・ダイニングの間に高低差があるため、広々としたLDKはより開放的に感じられる。2 階にレイアウトされた空間だけに窓も大きくとることができ、
自然光による明るさも抜群だ。
キッチンまわりは白、ダイニング部は黒をベースとしたコーディネートで、ひと続きの空間に“見た目のメリハリ”を演出。
1階には2つのギャラリールームを配置。
ギャラリールームの床材はダークトーンのものを採用し、より落ち着いた印象に仕上げた。
2階ダイニング部の大きな窓は陽光をたっぷりと取り込み、愛猫の日向ぼっこスペースとしても活躍しているそう。
天井が高く、壁の面積が大きいステップフロアのリビング。その広々とした壁を絵画作品の展示スペースとするために大きな窓は設けず、また飾られた作品への照明の当たり方も入念に計画。
玄関扉を開けてすぐの1階ホール空間は、作品を展示する場所として活躍。また2 つあるギャラリールームやトイレ・洗面室などに複数のゲストが行き来することを考慮し、十分なスペースを確保した。
ゲストも使いやすいよう、トイレや洗面台は1階にレイアウト。
画材などをたっぷりと収納できる土間仕上げの倉庫は、室内と室外の両方から出入り可能。