ステップフロアのリビングがある住まい
暮らしにメリハリと楽しさを生む
「ZERO-CUBESTEPFLOOR」
キューブ型の建物に“住まい手のこだわり空間”を追加していくセミオーダー型の規格住宅「ZERO-CUBEシリーズ」には、さまざまなタイプの商品が存在する。こちらのM邸は、建物上階にレイアウトされたリビングとキッチン・ダイニングの間に、“あえての段差”が設けられた「ZERO-CUBESTEPFLOOR」。さらにM邸は、本来であれば外部から直接出入りできるようになっているアウドアスペースを、玄関土間とつながった“アトリエ空間”へとカスタマイズすることで、縦にも横にも広がりのある使い勝手の良い間取りに“暮らしを豊かにする場所”がプラスされている。なおこの変更は、M様自身が描いた間取り図を見本にして行われたもの。このように、セミオーダーとは思えない自由な住まいづくりも、「ZERO-CUBE」ならではの大きな魅力となっている。
大空間でありつつ、リビングとキッチン・ダイニングに段差を設けたLDKにより、“使い方のメリハリと楽しさ”が生まれているM邸。見晴らしの良さや自然光による明るさも、建物の上階にパブリックスペースがあるメリットだ。
1階に設けられた主寝室。敷地条件の強みを生かして隣家との距離を十分にとったので、自然光がたっぷりと入る大きな窓を設置できた。
主寝室の奥には、階段下を生かした大容量のクローゼットも。
M様こだわりの「アトリエ空間」は、さまざまな作業に使いやすいよう足元を土間に。
バルコニー部は標準の木製からサイディング仕上げに変更。1階のテラスにはサニタリーからの勝手口も設けている。
【間取りを微調整し
希望どおりの空間を確保】
「ZERO-CUBESTEPFLOOR」の通常仕様では、玄関とは別の出入口があるアウトドアスペースが備わっている。M邸では敷地の条件とM様の希望とをすり合わせ、土間のアトリエ空間に加えシューズクロークも用意された。
【立体的なLDKに備わる
広さ以上の開放感】
LDKにステップを設けることで、空間としてのゆとりだけではなく、目線や動線も大きく変わる。また、完全な間仕切りがないカタチでスペースに独立性を持たせつつも、一体感のある開放的な空間が生まれている。