明るく開放感のある生活空間へ、離れ一階は家族で過ごす大LDK!
壁紙・ニッチなど細部にもこだわった
好きなモノに囲まれた“豊かな暮らし”
多世帯で利用していた離れを、家族構成の変化に伴い暮らしやすくリフォームしたM邸。自然と家族が集まる、明るく広々としたLDKを中心に、こだわりのレイアウト&意匠に囲まれた“豊かな暮らし”を実現させた。
簡易的なキッチンしかなかった水回りは大きく2つに再計画。玄関空間にある階段下には洗面コーナーを、物入部分にはトイレを増設。閉塞感があったキッチン部分は壁を取り払い、LDKの主役となる対面式のオープンキッチンへ生まれ変わった。デザイン性だけでなく、回遊式の家事動線など、機能性も考え抜かれている。また、構造上外せない梁や柱は飾り棚や天井のデザインとし、開放的な中にもメリハリの利いた空間をつくり出した。
さらにご一家の価値観や暮らし方を体現するよう、音声操作や調湿タイルなどの機能面、美しい陰影を生み出すモザイクタイルや壁紙、ニッチなどのデザイン面など、細部の要望にもしっかりと応えた。一つひとつの空間が上質で、丁寧な印象を与える住まいへと生まれ変わった。
■写真:明るく開放的なLDK。また1 階はぐるっと回遊できる間取りになっていて、家事のしやすさにも配慮がなされている。
■物件詳細:築35年(一戸建て)
■リフォーム面積:66.30平米(20.06坪)
写真右奥壁面のニッチは、梁補強の添え柱の奥行を生かして。M様らしい上質で丁寧な暮らしを表現。
構造上外すことができない筋交いは、現しにして好きな雑貨を。
こちらを緩やかな境目として、通路であり、縁側であり、という空間へ。
玄関入ってすぐの階段下に洗面コーナーを。限られたスペースの有効利用は、住人ならではのレイアウトと言える。
空間との一体感を考慮しキッチンは対面式のペニンシュラキッチンを採用。明るく開放的になったのはもちろん、キッチンから部屋全体を見渡せるので、料理をしながらでも家族と触れ合える憩いの場へと生まれ変わった。