実用性とアソビ心が同居した、オンリーワンの家づくり
どこにでもある中古物件を
アメカジスタイルに
大胆リフォーム
元はごく一般的なデザインの中古物件を、どうせやるならガラッと雰囲気を変えたいと、以前雑誌で見た『ビーライフ』の家づくりを見て同社に依頼を決めたH様。カリフォルニア&ハワイをテーマに、サーフっぽい西海岸のカジュアルな雰囲気にしたいというH様の要望を聞いた上で、今までの施工事例や、同社独自の3Dパースでイメージを具現化したものを見ながら、細かいディテールは同社の方でいろいろ提案していったという。
同社代表の山下淳哉氏に今回のリフォームのポイントを伺ったところ、「広いけれど何もない玄関は、扉や壁を付けるなどしてあえて狭くしています。その分リビングを広く使って頂けるようにしました。」空間の有効活用を得意とする山下氏ならではのアイデア。「利用できるものは何でも利用するようにしています。ビフォーアフターがわかるのもリフォームの面白さ」と山下氏は笑う。また、絵が得意という奥様の話を聞き、スタディーコーナーに面した壁一面に黒板シートを設置。その他、チェッカーガラスやアンティーク調のドアノブなどの小物使い、海を思わせるエメラルドグリーンの塗装など、室内の至る所に山下氏のアソビ心とセンスが光るオンリーワンのリフォームとなった。イメージ以上の出来に、H様ご夫婦も「お願いして良かった」と大満足のご様子。
■写真:絵を描くのが得意という奥様のご要望で、家族が集まるダイニングに黒板シートを設置。
■物件詳細:築20年(一戸建て)
■リフォーム面積:56.00平米(16.94坪)
お施主様が見つけてきた照明もうまく取り入れ、空間をデザイン。
ダイニング横のスタディーコーナーはもちろんオリジナルで造作。掘りごたつになっていて、座り心地も○。
お店のような雰囲気のカウンターキッチン。お施主様の要望をカタチにした一例だ。
キッチンの上部に棚を設置し、お施主様が思い思いにディスプレイ。棚の下にはフックを取り付け収納力もアップ。
もともと床の間だった凹みを利用してテレビを収納し、リビングを広々見せる工夫も。
建具のデザイン性はもちろんのこと、実用性も重視。お施主様とイメージを共有しながら細部まで作り込んでいくのが山下氏のやり方。
どこにでもある中古物件が、お施主様の要望と希望が詰まった、世界にたった一つだけの住まいへと生まれ変わった。これには、山下氏の妥協しない想いと、無ければ自分から生み出すという技術が凝縮されている。