西登美ケ丘の家
そこに居るだけで心が踊る……
華やかさと暮らしやすさが共存した
“上質な毎日”が備わる住まい
柔軟な発想と綿密な改修計画で、
〝住まい手の想い〟を丁寧に具現化……。
生まれ変わったその空間は、日常を特別なものにする。
■写真:大規模リノベーションで、まるで新築のように生まれ変わったこちら。白を基調に、床の素材感や家具・建具のデザインにもしっかりとこだわり、住まい手が望んだ“高級感あるヨーロピアンスタイル”に仕上げられた。
エクステリアは、カーポートと門扉に加え、塀部分も大きく改修。外壁はサイディングを張り替え、室内に備わるヨーロピアンな印象とはまた違った外観デ
ザインに仕上げられている。
玄関ホールにも、LDKの床と同じ大理石調のフローリング材を採用。階段部分に見えるロートアイアンの手すりは、お施主様が気に入った専門業者に『リビングデザイン』から製作を依頼した。
住まいの各所に置かれた家具も、全体の装いになじむデザインのものをセレクト。さらに、ドアノブや蝶番、収納の取っ手といった小さな部材にゴールドを
取り入れることで、“上品な高級感”が演出された。
自然光による日中の明るさも、こちらの住まいに備わった魅力の一つ。リビング扉の正面にある掃き出し窓は、今回の改修により腰窓から変更されたもの
だ。
LDKに面した庭には、大きなウッドデッキを新設。
サニタリーは、直線的なデザインの洗面台でホテルライクな空間に。
キッチンとカップボードは「グラフテクト」で統一。
テレビ前に下りてくる大型スクリーンの設置は、『リビングデザイン』のモデルルームを参考にした。
階段下のデッドスペースを愛猫用のスペースにしたり、構造上抜けなかった柱をインテリアとして生かしたりと、こちらの住まいはLDKだけでもさまざまな工夫が凝らされている。
こちらは、奥様が営む「ピアノ教室」のために設けられた部屋。改修前からある部屋だが、窓を減らして二重サッシにしたり、壁のやり替え時に遮音工事を行ったりと、使用目的に合わせた改修が行われている。
1階トイレの空間は、あえて黒をベースにしてほかとは異なる装いに。それでもクロスの柄や手洗いボウルのデザインなどで、高級感はしっかりと演出。
ご夫婦が集めたアンティーク家具も、住まいの装いに美しく調和した。