日常を「満ち足りた1日」へと導く家
求め続けてかなえられた
予算内での“理想の実現”
思い描く“理想の住まい”をカタチにするため、数多くのハウスメーカーや工務店をまわったというご夫婦。しかし、予算をはじめさまざまな現実にぶつかり、「理想の実現は夢のまた夢」と半ば諦めかけていたそう。そんなとき、ある雑誌で見付けたのが『リビングデザイン』。その記事には、「ラグジュアリーな空間も、低コストで実現できる」という代表・井上氏の力強い言葉があった。そうして出会った同社との家づくりの中で、ご夫婦が一番こだわりを込めた部分は、リビングとダイニングで囲うようにレイアウトしたデッキスペース。近くの山が見える自然豊かな環境のなかで、心地よい風を感じられる場所だ。全面が屋根で守られ、屋外でありながら室内のように使える。LDKと並ぶこの“半屋外的デッキスペース”により、室内からの視線の抜けや採光も良好。また、通常の設計ではあまり行わないという2階の北西側に置いたバルコニーとその前に設けられた広いホール空間は、その場所から見える美しい夜景を楽しむためのもの。「リゾート感溢れる毎日」というご夫婦の夢を、見事にかなえた住まいとなった。
■写真:昼は自然の心地良さを感じ、夜は夜景と星空が楽しめる、日常を「満ち足りた1日」へと導く家。
理想の住まいを実現させて暮らす日々。
ウッドデッキとつながる、広がりのあるLDK。
ウッドデッキには、メンテナンスフリーの素材を採用。広い庭には人工芝が敷き詰められ、こちらもメンテナンスフリー。芝の手入れや草抜きの必要がない。
ダイニングとリビングの程よい距離感は、間仕切りなくつながる開放的なLDKに“空間ごとのメリハリ”をつくっている。
玄関ホールは一部に石材タイルを用い、間接照明でその素材感を強調。また、シューズボックスと土間収納を左右に振り分け、使う面積を抑えつつも収納力を高めた玄関部の空間構成は、“井上デザイン”の特長の一つ。
トイレ空間も、アクセントクロスや間接照明でナチュラルな中にかわいさが演出されている。
奥様の化粧台も備えたファミリークローゼットは、家事効率を考えて洗面・脱衣室のすぐ隣にレイアウト。
主寝室は、“より落ち着ける空間”を狙ってホテルライクにコーディネート。
2階のホール空間。ソファ正面のバルコニーからは、市街地の夜景を望むことができる。
夜のリビング。間接照明を使った空間演出も、同社らしさの一つ。
夕景に美しく浮かび上がる邸宅。外構のデザインも、同社により手掛けられた。