リフォーム 価格帯1,000万円以下 一覧
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ビーライフ 一級建築士事務所
デザイン硝子とモザイクタイルで彩るアンティーク空間
高技術と柔軟な発想で マンション施工もお手のもの 建築家のデザイン力と、工務店の技術力を併せ持つ『ビーライフ』。今回ご紹介する物件のお施主様は、もともとご実家のリフォームを同社が手掛けており、そのデザイン性の高さや、細部にまで行き届いたこだわりに感銘を受け、ご自身のリフォームも依頼することに。お施主様からのリクエストは「アンティーク」と「赤」。赤色が好きという打合せ時の会話からイメージを膨らませ、キッチンは赤のモザイクタイルをベースに赤色で統一した独創的なつくりに。デザイン性はもちろんのこと、収納棚にもなる作業台や、動線を考慮し隣の部屋との壁に窓を取り付けるなど、使いやすさも考え抜かれた自慢のスペース。また、お施主様の求めるアンティークの雰囲気に合うからと、床材にはオーストラリアの『サイプレス』という桧を使用。その他にもデザインガラスを使った扉を造作したり、照明のスイッチにアメリカ製のものを取り入れたりと、細部にまで同社の家づくりにかけるこだわりが感じられる。小上がりになっている和室は戸を閉めるとちょっとした個室になり、急な来客時のゲストルームとしても利用可能。小上がりの下部は収納スペースになっていて、デッドスペースを有効活用している点も徹底している。デザイン性はもちろんのこと、住まい手のことを考え、使いやすく住みやすさにも配慮がなされたビーライフの家づくりに、今回も大満足とお施主様は嬉しそうに語った。 ■写真:造作建具で溢れる、お施主様だけのここにしかないオンリーワンの空間。
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吉川住研
どこにいても緑を感じられる暮らし
視線の抜けで居心地の良さと開放感を演出 漆喰や無垢材、天然の石材など、自然由来の素材を使い、シンプルでありながら、ひとひねり加えた家づくりに定評がある『吉川住研』。近頃は、「子どもが独立して、夫婦2人の人生を豊かに過ごすためのリフォームの問い合わせが増えている」と吉川氏は話す。お施主様のご要望は、緑に囲まれたロケーションを気に入って購入したマンションを「年を重ねても気持ちよく過ごせる住まいにしてほしい」というもの。LDKと和室の間に壁があり、閉塞感があった以前の間取り。自由に間取りを変更できない制約の中、いつも緑を愛でながら、開放感を感じられる空間をつくるために、“視線の抜け”に徹底的にこだわったという。和室のロールスクリーンの吊元は見せない工夫が施された。さりげないものだが、通常の施工とは、作業の手間も仕上がりもまったく違う。小さなこだわりを重ね、手をかけ、そぎ落としたことでしか生まれない美しい住まい。『吉川住研』にしかできないリフォームのカタチがそこにはある。 ■写真:和室の大きな円型が印象的な設えは、お施主様のご希望。円の大きさや余白の分量などは、同社の裁量に任されたという。左側のオープン棚は、本好きの奥様のためのスペース。決して収納スペースが多くないマンションリフォームは、新たに家具を置かなくていい工夫が、すっきり暮らすための重要なポイントとなる。