奈良・十津川村の無垢材に囲まれた、家族がつながる心地よい暮らし

自然素材をふんだんに使った家族が集う憩いの大空間
無垢材や漆喰など自然素材を用いたぬくもりある住まいに憧れていたというお施主様。奈良の気候風土と合うように十津川村の天然木を使って家づくりを行う『建築工房和』に魅力を感じ、同社に依頼。土地探しにも親身に相談に乗ってくれるスタッフの人柄も決め手になったそう。お施主様が家を建てるうえで一番大切にしたのは、“家族とのつながり”。そのため家の中心となるLDKにはできる限り壁や扉をなくし、家族5人がゆったりくつろげるひとつの大空間に。LDKの真ん中にある大黒柱で子どもが遊んだり、ママがソファでくつろいだり…それぞれが自由に過ごしていても家族の気配が感じられる安らぎの場所となった。家事動線や収納にも細やかな配慮がされている。例えば洗面所。扉のそばに造作の作業棚を備え付け、洗濯物を干す→たたむ→しまうの流れをスムーズに行えるよう設定。また、水回りはできるだけ近い位置にレイアウトし、家事動線が短くなるように。収納棚もほぼ造り付けで、雰囲気を損なわないデザインと使い勝手の良さを両立している。さらにオーダーメード家具の製作も手掛ける同社にダイニングテーブルを注文。十津川産の無垢材を使ったテーブルは家の寸法や佇まいにもぴったりで、空間にさらなる趣を添えている。天然木に囲まれた家族とつながる暮らし…理想の住まいが完成した。
物件情報
タイプ | 平屋 |
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構造 | 木造軸組工法 |
築年数 | 新築 |
敷地面積 | 475.20㎡(143.75坪) |
延床面積 | 141.88㎡(42.92坪) |
プランニング期間 | 6カ月 |
施工期間 | 5カ月 |
詳細情報
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モダンで落ち着いた印象の外観。家のほぼ全てに無垢の杉を中心とした、しなやかで強い十津川村産の天然木材を使用。自然の木は、使い込むほどになじみ、住むほどに愛着がわいてくる。木の香りに包まれた心地よい空間で、大人も子どももリラックス。
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家族5人が集うリビング。南向きの窓からはたっぷりの日差しが降り注ぎ、昼は漆喰の白さがより際立つ。
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家のシンボルとしてリビングの中心にある大きな桧の丸太。節の凹凸をあえて生かすことで子どもたちの絶好の遊び場に。
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キッチンからはリビング全体が見渡せる。
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キッチン収納もすべて造作。デザイン性はもちろん、収納力も抜群。
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洗面所には家事のしやすさを考慮した作業台を設置。
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家の中はもちろん、外も広々していて自由に走り回れる。
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ご主人たっての希望で造作した大きな本棚が壁一面に。両サイドに設けたスタディーコーナーは、壁で完全に覆われていないので適度なプライベート感と開放感が両立している。
代表 松葉勇
家族みんなが自然とリビングに集まれる間取りと、快適さにこだわりました。またできるだけ部屋を区切らず抜け感を作ることで、空間に一体感を持たせるようにしています。